31日の中国本土市場概況:上海総合0.1%高と小幅続伸、資金流入の期待などが支え
[16/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
31日の中国本土マーケットは小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.27ポイント(0.11%)高の3003.92ポイントと続伸した。上海A株指数も値上がりし、3.43ポイント(0.11%)高の3143.56ポイントで引けた。外貨建てB株相場も上昇。上海B株指数は0.27ポイント(0.07%)高の375.16ポイント、深センB株指数は2.04ポイント(0.18%)高の1144.26ポイントで終了した。
前日の好地合いを継ぐ。傘下の投資会社(梧桐樹投資平台など)を通じ、中国国家外貨管理局が上場株式を購入している??と報じられたことなどが引き続き材料視されている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元の対米ドル基準値を3日連続で、元高方向に設定したことも追い風。外国為替市場では、人民元が年初来の高値を更新して推移している。もっとも、上値は重い。中国の3月・製造業購買担当者景気指数(PMI)があす発表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも強まっている。指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。
業種別では、証券株がしっかり。中国光大証券(601788/SH)が2.2%上昇する。政府系ファンドなどの買い支えが期待されるなか、相場の先行きが楽観視されていることがプラスだ。インフラ関連株の一角や、港湾株も上げが目立っている。素材関連株、発電株なども物色された。
半面、銀行株はさえない。主要行が15年通期決算を相次いで公表するなか、業績の伸び鈍化が嫌気された。
【亜州IR】
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前日の好地合いを継ぐ。傘下の投資会社(梧桐樹投資平台など)を通じ、中国国家外貨管理局が上場株式を購入している??と報じられたことなどが引き続き材料視されている。中国人民銀行(中央銀行)が朝方、人民元の対米ドル基準値を3日連続で、元高方向に設定したことも追い風。外国為替市場では、人民元が年初来の高値を更新して推移している。もっとも、上値は重い。中国の3月・製造業購買担当者景気指数(PMI)があす発表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも強まっている。指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。
業種別では、証券株がしっかり。中国光大証券(601788/SH)が2.2%上昇する。政府系ファンドなどの買い支えが期待されるなか、相場の先行きが楽観視されていることがプラスだ。インフラ関連株の一角や、港湾株も上げが目立っている。素材関連株、発電株なども物色された。
半面、銀行株はさえない。主要行が15年通期決算を相次いで公表するなか、業績の伸び鈍化が嫌気された。
【亜州IR】
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