概況からBRICsを知ろう〜ロシア株式市場は3日続伸、原油価格の続伸が支援材料となり資源セクターに買いが継続
[16/12/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 外国株
【ブラジル】ボベスパ指数 60316.13 +1.36%
2日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比809.59ポイント高(+1.36%)の60316.13で取引を終えた。60378.91まで上昇した後、一時58092.29まで下落した。
最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きが活発になった。また、原油価格の続伸も資源セクターの支援材料。ほかに、通貨レアルが反発したことが資金の流入懸念をやや緩和させた。ブラジル中央銀行が米ドル売り・レアル買い介入を実施したことがレアルをサポート。一方、弱い経済指標が指数の足かせになった。10月の鉱工業生産は前年同月比で-7.3%、前月の-4.7%を下回ったほか、市場予想-6.5%以上に悪化した。
【ロシア】MICEX指数 2128.99 +0.34%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.12ポイント高(+0.34%)の2128.99で取引を終了した。2137.82から2114.91まで下落した。
原油価格の続伸が支援材料となり、資源セクターに買いが継続した。ブレント原油は1バレル当たり53米ドル台を維持。また、景気の回復見通しも引き続き好感された。一方、ロシア中央銀行が利下げについて、年内は実施しない方針を示したことが指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 26230.66 -1.24%
2日のインドSENSEX指数は続落。前日比329.26ポイント安(-1.24%)の26230.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同106.10ポイント安(-1.30%)の8086.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。成長予想の下方修正が相次いでいることが警戒された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、2016年度(17年3月まで1年間)の成長予想を従来の7.4%から6.9%に下方修正した。また、17年度の成長見通しについて、7.2%にとどまるとの見方を示した。500ルピー(約800円)と1000ルピーの高額紙幣の突然廃止が流動性不足を引き起こしているほか、7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が予想下振れたと指摘した。
【中国本土】上海総合指数 数3243.84 -0.90%
2日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.47ポイント安(-0.90%)の3243.84ポイントと反落した。
高値警戒感が重し。上海総合指数は約11カ月ぶりの高値水準で推移しているため、利食い売り圧力が意識される状況だ。市場活性化の期待もやや薄らぐ。週明け5日にスタートする深セン・香港株相互取引に関し、「当初は盛り上がらない」との見方をそれぞれの証券取引所幹部が述べたとされる。深セン上場銘柄で構成される深セン総合指数は1.66%安、深セン創業板指数(ベンチャー企業株で構成)は1.76%安で取引を終えている。
<CS>
2日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比809.59ポイント高(+1.36%)の60316.13で取引を終えた。60378.91まで上昇した後、一時58092.29まで下落した。
最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きが活発になった。また、原油価格の続伸も資源セクターの支援材料。ほかに、通貨レアルが反発したことが資金の流入懸念をやや緩和させた。ブラジル中央銀行が米ドル売り・レアル買い介入を実施したことがレアルをサポート。一方、弱い経済指標が指数の足かせになった。10月の鉱工業生産は前年同月比で-7.3%、前月の-4.7%を下回ったほか、市場予想-6.5%以上に悪化した。
【ロシア】MICEX指数 2128.99 +0.34%
2日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比7.12ポイント高(+0.34%)の2128.99で取引を終了した。2137.82から2114.91まで下落した。
原油価格の続伸が支援材料となり、資源セクターに買いが継続した。ブレント原油は1バレル当たり53米ドル台を維持。また、景気の回復見通しも引き続き好感された。一方、ロシア中央銀行が利下げについて、年内は実施しない方針を示したことが指数の上値を押さえた。
【インド】SENSEX指数 26230.66 -1.24%
2日のインドSENSEX指数は続落。前日比329.26ポイント安(-1.24%)の26230.66、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同106.10ポイント安(-1.30%)の8086.80で取引を終えた。
終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。成長予想の下方修正が相次いでいることが警戒された。バンクオブアメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)は最新リポートで、2016年度(17年3月まで1年間)の成長予想を従来の7.4%から6.9%に下方修正した。また、17年度の成長見通しについて、7.2%にとどまるとの見方を示した。500ルピー(約800円)と1000ルピーの高額紙幣の突然廃止が流動性不足を引き起こしているほか、7-9月期の国内総生産(GDP)成長率が予想下振れたと指摘した。
【中国本土】上海総合指数 数3243.84 -0.90%
2日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.47ポイント安(-0.90%)の3243.84ポイントと反落した。
高値警戒感が重し。上海総合指数は約11カ月ぶりの高値水準で推移しているため、利食い売り圧力が意識される状況だ。市場活性化の期待もやや薄らぐ。週明け5日にスタートする深セン・香港株相互取引に関し、「当初は盛り上がらない」との見方をそれぞれの証券取引所幹部が述べたとされる。深セン上場銘柄で構成される深セン総合指数は1.66%安、深セン創業板指数(ベンチャー企業株で構成)は1.76%安で取引を終えている。
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