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【ブラジル】ボベスパ指数　57937.11　+1.19％

23日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比681.89ポイント高(+1.19％)の57937.11で取引を終えた。58142.76まで上昇した後、一時57255.22まで下落した。

NY原油価格の上昇が支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。ほかに、米ドル高が一服していることも、ブラジルからの資金流出懸念をやや緩和させた。一方、2017年も大幅な景気回復が見込めないとの見通しが圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数　2173.18　-0.07％

23日のロシア株式市場は小幅に3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比1.46ポイント安(-0.07％)の2173.18で取引を終了した。2188.99から2159.51まで下落した。

原油の供給が増加するとの懸念が指数の足かせになった。米国の在庫がこの季節としては約30年ぶりの高水準にあることや、リビアが原油の生産を拡大させるとの見通しが圧迫材料。また、MICEX指数が引き続き過去最高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売り圧力が引き続き強い。一方、指数の下値は限定的。今年の成長率が前年のマイナス3.7％からマイナス0.5-0.6％に回復するとの予測が支援材料となった。

【インド】SENSEX指数　26040.70　+0.24％
23日のインドSENSEX指数は8日ぶりに反発。前日比61.10ポイント高（+0.24％）の26040.70、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同6.65ポイント高（+0.08％）の7985.75で取引を終えた。

前半は弱含みの展開を示したが、後半はプラス圏を回復した。SENSEX指数がきのうまで7日連続で下落し、値ごろ感から買い戻しが優勢となった。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手がかりとなった。

【中国本土】上海総合指数　3110.15　-0.94％
23日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.40ポイント安（-0.94％）の3110.15ポイントと3日ぶりに反落した。

新規の買い材料に乏しいなかで売られる展開。中国の政策期待は根強いものの、目先では一段の手がかりが不足する状況だ。上海銀行間取引金利（SHIBOR）の上昇に歯止めがかからないなか、金融市場での流動性ひっ迫も不安視されている。






＜NH＞