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三菱重工グループ、外来植物駆除のボランティア活動を秋田県藤里町で展開

東京, 2025年9月9日 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループは8月24日、ユネスコ世界自然遺産「白神山地」の玄関口である秋田県藤里町において、在来種の生態系に深刻な影響を及ぼす外来植物の駆除を目的とするボランティア活動を実施しました。白神山地は、三菱重工業名古屋誘導推進システム製作所の組織である田代試験場周辺の山地帯ともつながっており、今回の活動は、生物多様性の保全・回復に向けた当社グループの取り組みの一環です。当日は、従業員とその家族の約30名が外来植物「オオハンゴウソウ」を駆除。参加者は、林野庁の職員から駆除方法の説明を詳しく聞いた後、白神山地に連なる林道の近くで花粉や種子を落とさないように注意しながら、スコップで根の部分から掘り出し、ビニール袋に入れました。厳しい暑さにもかかわらず、手際よく作業を進めた結果、この場所のオオハンゴンソウを駆除できました。オオハンゴンソウは、ほかにも多く自生しているので、今回の活動は小さな一歩に過ぎません。しかし林野庁の職員から「以前、駆除した場所はオオハンゴンソウが生えなくなっており、このような地道な活動が有効です」との評価をいただき、世界遺産を外来種から守る手助けになっていると考えられます。なお、今回の活動は、特定非営利活動法人日本NPOセンターをはじめ、現地で活動しているNPO団体(以下の関連リンク参照)の協力も得て実現しました。当社グループは、当社の主要生産拠点が、生物多様性における重要地域と近接しているかを2023年に調査しました。その結果、国内外の12拠点において、藤里町を含む19の重要地域との近接を確認。この重要地域において、生物多様性保全が主目的の社会貢献活動を展開する方針を定めました。今回のボランティア活動は、この方針に基づきます。当社グループの事業活動は、水や鉱物などの自然から生み出される多様な資源を利用して成り立つ一方で、自然環境にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。こうした事情を踏まえ、事業活動が自然環境に及ぼす負の影響の低減などを通じて、自然共生社会の2050年までの実現を目指す「三菱重工グループ生物多様性宣言」を2023年4月に策定しました。三菱重工グループは、事業を行う国内外の地域において、これからも生物多様性や自然環境の保全・回復に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。URL https://www.mhi.com/jp/news/250909.html 


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