富士通、FIDO準拠の強固なセキュリティをトータルで支援する「オンライン生体認証サービス」の提供を開始
[16/12/21]
TOKYO, Dec 21, 2016 - (JCN Newswire) - 当社は、次世代オンライン認証規格「Fast IDentity Online(以下、FIDO(ファイド))」に準拠した「FUJITSU IoT Solution(フジツウ アイオーティー ソリューション) 生体センサー認証ソリューション オンライン生体認証サービス(以下、オンライン生体認証サービス)」を、2017年4月上旬より提供開始します。
本サービスでは、オンラインサービスを提供する事業者向けに、「FIDO」を導入する際に必要となるサーバやソフトウェアの提供、およびクラウド環境の構築を支援するサービスとともに、クライアント側のアプリケーションに「FIDO」を組み込むためのソフトウェア開発キット、および開発支援サービスを提供します。
本サービスの活用により、銀行や通信販売、チケット手配、カーシェアリングなど日常のあらゆる場面でのオンラインでの本人認証において、パスワード不要の手軽さ、かつ強固なセキュリティを持つ仕組みを、お客様側で簡単に構築することができ、オンライン認証によるサービス稼働までの負担を軽減することができます。また、本サービスは、スマートフォンに標準搭載のインカメラによる顔認証でも「FIDO」を利用する機能を組み込むことができるため、クライアント側の対応機種を格段に広げることができます。
本サービスは、デジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク、以下MetaArc(注1))」で展開するIoTソリューションのひとつとして位置づけています。当社は、お客様のデジタル革新を実現する「MetaArc」により、企業や業界の枠を超えて人・物やインフラをつなぐことを支援し、お客様の新たな価値創造と競争力強化に貢献していきます。
背景
近年、ネットバンキングやeコマースなどの利用者が増加する中、様々なサービスにおいてパスワードによるオンライン認証の安全性が懸念されており、個人情報の漏えいやアカウントのなりすましなどによる被害が社会問題となっています。また、パスワードによる本人認証は、複数のサービスで同じパスワードを使いまわすユーザーを狙ったリスト型攻撃や、キーボード操作を記録してパスワードを盗み出すキーロガーなどによってサービスの不正利用や、なりすましの被害を受けるリスクが高いことが指摘されています。
一方で、スマートフォンなどの生体認証機能が搭載されたデバイスは、利用者にとって身近なものとなり、手軽に生体認証を利用できる環境が整ってきています。
FIDOについて
当社は、パスワードレスなオンライン認証技術の標準化を推進する国際的な非営利団体「FIDO Alliance」に2016年8月1日よりスポンサーメンバーとして加盟しています。
「FIDO」は、ID・パスワードに依存せず生体認証と公開鍵暗号(注2)を用いることで、従来のパスワードによるオンライン認証の脆弱性を解決する新しい認証方式です。サービス利用者は、「FIDO」に対応したスマートフォンなどのデバイスを、利用したいオンラインサービスに登録しておくだけで、端末に保存した生体情報による認証を用いたログインや決済などが可能になるため、パスワードは不要になり、安全性と利便性が向上します。オンラインサービスを提供する事業者は、サーバおよびクライアント側のアプリケーションを「FIDO」に対応するだけで、様々な「FIDO」デバイスからの認証を受けられるだけでなく、公開鍵暗号方式による認証方式の採用により、サービス利用者の生体情報をサーバ側で管理する必要がなくなるためデータ保持リスクを軽減することができます。
オンライン生体認証サービスの概要
1.お客様の「FIDO」導入を柔軟にサポート
「FIDO」を導入する際に必要となる「FIDO」に対応したサーバやソフトウェアの提供、必要なクラウド環境の構築、およびクライアント側の開発支援サービスの提供など、お客様の「FIDO」導入を支援します。これにより、オンライン認証によるサービス稼働までのお客様の負担を軽減することができます。
2.多数のクライアントで「FIDO」対応を実現するソフトウェアの開発と支援
当社がこれまでスマートデバイスやセンサーの開発で培った技術を基に、利用者側の生体認証デバイスに搭載されたオンラインサービスのクライアントアプリケーションに「FIDO」を組み込むために必要となるソフトウェアの開発キット、および開発支援サービスを提供します。生体認証センサーを搭載していないスマートフォンでも標準搭載のカメラで認証ができる生体認証機能を組み込むことも可能なため、これにより、Android OSおよびiOS搭載のスマートフォンユーザーを広くカバー(注3)することができます。
販売価格、および提供時期
販売価格、および提供時期
サービス名: 販売価格/提供時期
オンライン生体認証サービス: 個別見積/2017年4月
販売目標
2018年度までに1,000 万ID獲得を目指します。
今後、様々なデバイスの認証へ展開し、適用分野を拡大していく予定です。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/12/21.html
注釈
注1 MetaArc:クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoT、AIなどの最先端技術と、当社SEの知見・ノウハウを融合したデジタルビジネス・プラットフォーム。
注2 公開鍵暗号:公開鍵と秘密鍵という2つの鍵を使ってデータの暗号化・復号を行う暗号方式。
注3 Android OSおよびiOS搭載のスマートフォンユーザーを広くカバー:2017年の国内スマートフォン利用者の98%をカバー(当社調べ)。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
Copyright 2016 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
本サービスでは、オンラインサービスを提供する事業者向けに、「FIDO」を導入する際に必要となるサーバやソフトウェアの提供、およびクラウド環境の構築を支援するサービスとともに、クライアント側のアプリケーションに「FIDO」を組み込むためのソフトウェア開発キット、および開発支援サービスを提供します。
本サービスの活用により、銀行や通信販売、チケット手配、カーシェアリングなど日常のあらゆる場面でのオンラインでの本人認証において、パスワード不要の手軽さ、かつ強固なセキュリティを持つ仕組みを、お客様側で簡単に構築することができ、オンライン認証によるサービス稼働までの負担を軽減することができます。また、本サービスは、スマートフォンに標準搭載のインカメラによる顔認証でも「FIDO」を利用する機能を組み込むことができるため、クライアント側の対応機種を格段に広げることができます。
本サービスは、デジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク、以下MetaArc(注1))」で展開するIoTソリューションのひとつとして位置づけています。当社は、お客様のデジタル革新を実現する「MetaArc」により、企業や業界の枠を超えて人・物やインフラをつなぐことを支援し、お客様の新たな価値創造と競争力強化に貢献していきます。
背景
近年、ネットバンキングやeコマースなどの利用者が増加する中、様々なサービスにおいてパスワードによるオンライン認証の安全性が懸念されており、個人情報の漏えいやアカウントのなりすましなどによる被害が社会問題となっています。また、パスワードによる本人認証は、複数のサービスで同じパスワードを使いまわすユーザーを狙ったリスト型攻撃や、キーボード操作を記録してパスワードを盗み出すキーロガーなどによってサービスの不正利用や、なりすましの被害を受けるリスクが高いことが指摘されています。
一方で、スマートフォンなどの生体認証機能が搭載されたデバイスは、利用者にとって身近なものとなり、手軽に生体認証を利用できる環境が整ってきています。
FIDOについて
当社は、パスワードレスなオンライン認証技術の標準化を推進する国際的な非営利団体「FIDO Alliance」に2016年8月1日よりスポンサーメンバーとして加盟しています。
「FIDO」は、ID・パスワードに依存せず生体認証と公開鍵暗号(注2)を用いることで、従来のパスワードによるオンライン認証の脆弱性を解決する新しい認証方式です。サービス利用者は、「FIDO」に対応したスマートフォンなどのデバイスを、利用したいオンラインサービスに登録しておくだけで、端末に保存した生体情報による認証を用いたログインや決済などが可能になるため、パスワードは不要になり、安全性と利便性が向上します。オンラインサービスを提供する事業者は、サーバおよびクライアント側のアプリケーションを「FIDO」に対応するだけで、様々な「FIDO」デバイスからの認証を受けられるだけでなく、公開鍵暗号方式による認証方式の採用により、サービス利用者の生体情報をサーバ側で管理する必要がなくなるためデータ保持リスクを軽減することができます。
オンライン生体認証サービスの概要
1.お客様の「FIDO」導入を柔軟にサポート
「FIDO」を導入する際に必要となる「FIDO」に対応したサーバやソフトウェアの提供、必要なクラウド環境の構築、およびクライアント側の開発支援サービスの提供など、お客様の「FIDO」導入を支援します。これにより、オンライン認証によるサービス稼働までのお客様の負担を軽減することができます。
2.多数のクライアントで「FIDO」対応を実現するソフトウェアの開発と支援
当社がこれまでスマートデバイスやセンサーの開発で培った技術を基に、利用者側の生体認証デバイスに搭載されたオンラインサービスのクライアントアプリケーションに「FIDO」を組み込むために必要となるソフトウェアの開発キット、および開発支援サービスを提供します。生体認証センサーを搭載していないスマートフォンでも標準搭載のカメラで認証ができる生体認証機能を組み込むことも可能なため、これにより、Android OSおよびiOS搭載のスマートフォンユーザーを広くカバー(注3)することができます。
販売価格、および提供時期
販売価格、および提供時期
サービス名: 販売価格/提供時期
オンライン生体認証サービス: 個別見積/2017年4月
販売目標
2018年度までに1,000 万ID獲得を目指します。
今後、様々なデバイスの認証へ展開し、適用分野を拡大していく予定です。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2016/12/21.html
注釈
注1 MetaArc:クラウド、モバイル、ビッグデータ、IoT、AIなどの最先端技術と、当社SEの知見・ノウハウを融合したデジタルビジネス・プラットフォーム。
注2 公開鍵暗号:公開鍵と秘密鍵という2つの鍵を使ってデータの暗号化・復号を行う暗号方式。
注3 Android OSおよびiOS搭載のスマートフォンユーザーを広くカバー:2017年の国内スマートフォン利用者の98%をカバー(当社調べ)。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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