富士通、暗号化ソフトウェア「FENCE-Pro V8」に標的型攻撃やランサムウェアへの対策機能を追加して販売開始
[17/03/07]
TOKYO, Mar 7, 2017 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)と株式会社富士通ビー・エス・シー(本社:東京都港区、代表取締役社長:小島基、以下、富士通BSC)は、暗号化ソフトウェア「FUJITSU Security Solution FENCE-Pro V8(フジツウ セキュリティ ソリューション フェンスプロ ブイエイト)」(以下、FENCE-Pro)に、標的型攻撃やランサムウェア(注1)への対策機能を強化し、3月7日から販売開始します。
「FENCE-Pro」は、Windowsのパソコンおよびサーバ内のハードディスクドライブを始め、ネットワーク上の共有フォルダやファイルなどを富士通独自の技術によって暗号化し、「FENCE-Pro」と暗号鍵の両方を所有していない者からの機密情報へのアクセスを遮断するソフトウェアです。
今回、暗号化されたネットワーク上の共有フォルダ(以下、暗号フォルダ)などにアクセスできるアプリケーションを限定する機能を追加したことで、マルウェアによる暗号フォルダへのアクセスを防ぐことが可能になります。さらに、万が一暗号フォルダ内のファイルが流出した場合にも、ファイルの暗号化を維持できる機能を追加したことで、機密性を守ることができます。
富士通と富士通BSCは、今後も、お客様の機密情報をより強固に守るため、セキュリティサービスの強化に取り組んでいきます。
[関連リンク] 「FUJITSU Security Solution FENCE-Pro」紹介サイト
http://bit.ly/2lXcmsm
背景
近年、特定の組織における機密情報の搾取を狙った標的型攻撃やランサムウェアによる攻撃が急増しており、従来のセキュリティ対策をすり抜ける巧妙な手口に対し、多角的な対策が必要となっています。特に、多くの個人情報を所有する自治体や民間企業における、情報漏えいによる信頼失墜リスクの高まりを背景に、万が一マルウェアに侵入された場合でも、標的型攻撃による機密情報の搾取や、搾取された際の影響を最小限にできるセキュリティ対策が求められています。
このような課題に対応するため、富士通と富士通BSCは、暗号化機能の強化やアクセス制限機能を追加した「FENCE-Pro」を販売開始します。
「FENCE-Pro」の機能強化ポイント
1.登録外のアプリケーションから暗号フォルダへのアクセス遮断機能の追加
暗号フォルダにアクセスできるアプリケーションを登録することで、登録外のアプリケーションからのアクセスを制限する機能を実装しました。これにより、ランサムウェアを始めとしたマルウェアの暗号フォルダ内へのアクセスを防止します。また、登録外のアプリケーションによる、暗号フォルダへの指定回数以上のアクセスが発生した場合、自動的に管理者へアラートが通知されるため、リアルタイムに不審なアクセスを把握できます。
2.暗号フォルダ外での暗号化維持機能の追加
暗号フォルダから持ち出したファイルでも暗号化を維持できる機能を追加しました。これにより、万が一マルウェアによって暗号フォルダからファイルが流出した場合も暗号化が維持されるため、機密情報の漏えいを防止できます。また、管理者は、ファイルの利用制限(印刷、編集権限などの設定)を設定することができ、外部からの不正な改ざんやデータの破壊も防止できます。
3.アプリケーションやファイル操作などのログ収集・管理機能
企業内から企業外への通信状況および操作ログ情報などを収集することで、マルウェアの侵入経路や機密情報へのアクセス状況を可視化でき、攻撃時の攻撃過程やその手口の追跡に活用できます。
販売価格
販売価格
製品名: 販売価格(税抜)(注2)/概要
FENCE-Pro V8: 1,530,000円/
- 暗号化ソフトウェア(本体)
- 標的型攻撃暗号化対策機能
FENCE-Pro V8 ログ収集: 1,137,710円/ログ収集機能(オプション)
FENCE-Pro V8 ログ収集 マルウェア監視: 837,000円/マルウェア対策機能(オプション)
販売目標
今後3年間で10万ライセンスの販売を目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/03/7-1.html
注釈
注1 ランサムウェア:コンピュータのロックやファイルを暗号化するなどして、その復元のために金銭を要求するマルウェアの一種
注2 販売価格:本価格は、インストールメディアと管理サーバ込みのライセンスが含まれた最小機能構成(100ライセンス分)の価格です。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
Copyright 2017 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
「FENCE-Pro」は、Windowsのパソコンおよびサーバ内のハードディスクドライブを始め、ネットワーク上の共有フォルダやファイルなどを富士通独自の技術によって暗号化し、「FENCE-Pro」と暗号鍵の両方を所有していない者からの機密情報へのアクセスを遮断するソフトウェアです。
今回、暗号化されたネットワーク上の共有フォルダ(以下、暗号フォルダ)などにアクセスできるアプリケーションを限定する機能を追加したことで、マルウェアによる暗号フォルダへのアクセスを防ぐことが可能になります。さらに、万が一暗号フォルダ内のファイルが流出した場合にも、ファイルの暗号化を維持できる機能を追加したことで、機密性を守ることができます。
富士通と富士通BSCは、今後も、お客様の機密情報をより強固に守るため、セキュリティサービスの強化に取り組んでいきます。
[関連リンク] 「FUJITSU Security Solution FENCE-Pro」紹介サイト
http://bit.ly/2lXcmsm
背景
近年、特定の組織における機密情報の搾取を狙った標的型攻撃やランサムウェアによる攻撃が急増しており、従来のセキュリティ対策をすり抜ける巧妙な手口に対し、多角的な対策が必要となっています。特に、多くの個人情報を所有する自治体や民間企業における、情報漏えいによる信頼失墜リスクの高まりを背景に、万が一マルウェアに侵入された場合でも、標的型攻撃による機密情報の搾取や、搾取された際の影響を最小限にできるセキュリティ対策が求められています。
このような課題に対応するため、富士通と富士通BSCは、暗号化機能の強化やアクセス制限機能を追加した「FENCE-Pro」を販売開始します。
「FENCE-Pro」の機能強化ポイント
1.登録外のアプリケーションから暗号フォルダへのアクセス遮断機能の追加
暗号フォルダにアクセスできるアプリケーションを登録することで、登録外のアプリケーションからのアクセスを制限する機能を実装しました。これにより、ランサムウェアを始めとしたマルウェアの暗号フォルダ内へのアクセスを防止します。また、登録外のアプリケーションによる、暗号フォルダへの指定回数以上のアクセスが発生した場合、自動的に管理者へアラートが通知されるため、リアルタイムに不審なアクセスを把握できます。
2.暗号フォルダ外での暗号化維持機能の追加
暗号フォルダから持ち出したファイルでも暗号化を維持できる機能を追加しました。これにより、万が一マルウェアによって暗号フォルダからファイルが流出した場合も暗号化が維持されるため、機密情報の漏えいを防止できます。また、管理者は、ファイルの利用制限(印刷、編集権限などの設定)を設定することができ、外部からの不正な改ざんやデータの破壊も防止できます。
3.アプリケーションやファイル操作などのログ収集・管理機能
企業内から企業外への通信状況および操作ログ情報などを収集することで、マルウェアの侵入経路や機密情報へのアクセス状況を可視化でき、攻撃時の攻撃過程やその手口の追跡に活用できます。
販売価格
販売価格
製品名: 販売価格(税抜)(注2)/概要
FENCE-Pro V8: 1,530,000円/
- 暗号化ソフトウェア(本体)
- 標的型攻撃暗号化対策機能
FENCE-Pro V8 ログ収集: 1,137,710円/ログ収集機能(オプション)
FENCE-Pro V8 ログ収集 マルウェア監視: 837,000円/マルウェア対策機能(オプション)
販売目標
今後3年間で10万ライセンスの販売を目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/03/7-1.html
注釈
注1 ランサムウェア:コンピュータのロックやファイルを暗号化するなどして、その復元のために金銭を要求するマルウェアの一種
注2 販売価格:本価格は、インストールメディアと管理サーバ込みのライセンスが含まれた最小機能構成(100ライセンス分)の価格です。
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
Copyright 2017 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com