富士通、台湾富士通と台湾ナショナルスーパーコンピュータセンターにスーパーコンピュータシステムを構築
[17/06/20]
TOKYO, Jun 20, 2017 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(以下 富士通、注1)と台湾富士通股●有限公司(以下 台湾富士通、注2)は、台湾ナショナルスーパーコンピュータセンター(注3)に稼働時点で台湾最高性能となる新スーパーコンピュータシステムを構築します。新システムは、台湾の研究開発基盤の中核として、台湾全体の産業育成、経済発展・成長に貢献するもので、2018年5月に本稼働する予定です。
新システムは、富士通のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」(以下、「PRIMERGY」)の次期モデルなど715台のサーバで構成されるPCクラスタシステムで、Intel社のサーバ向け最新CPUとNVIDIA社のGPUを採用するなど、最先端のHPCテクノロジーを結集しています。CPUの理論演算性能は2.13ペタフロップス(注4)以上、GPUの理論演算性能は1.35ペタフロップス以上に達し、システム全体での理論演算性能は3.48ペタフロップス以上を予定しています。
新スーパーコンピュータシステム導入の背景
台湾ナショナルスーパーコンピュータセンターは、1991年に設立された、台湾唯一の国立スーパーコンピュータセンターです。台湾の研究機関、民間企業および海外研究者1,000人以上が、国際的な人材交流や共同研究の促進などで活用し、台湾科学技術力の向上やイノベーションの創出、それに伴う経済発展に貢献しています。今回、新システムに刷新することで、さらなる研究の加速に加え、AIやビッグデータなどの新たな研究分野に対応した研究基盤を提供します。
新スーパーコンピュータシステムの概要
新システムは、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」の次期モデルを含む715台のサーバで構成されるPCクラスタシステムです。そのうち、計算ノード631台には、Intel社のサーバ向けCPU「インテル(R) Xeon(R) プロセッサー・スケーラブル・ファミリー(開発コード名:Skylake)」を採用し、2.13ペタフロップス以上の理論演算性能を実現します。また、アクセラレーターノード64台には、NVIDIA社のGPU「NVIDIA(R) Tesla(R) P100」を採用し、理論演算性能は1.35ペタフロップス以上に達します。各計算ノード間は、最新の高速インターコネクト(注5)である「Intel(R) Omni-Path Architecture」で接続され、富士通および株式会社富士通研究所(注6)が持つ高速化技術によって、高い並列演算性能を実現します。さらに、最先端の富士通の冷却技術(注7)を採用し、効率的に冷却することで省電力を実現します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/06/20.html
注釈
注1 富士通株式会社:本社 東京都港区、代表取締役社長 田中達也。
注2 台湾富士通股●有限公司:本社 台北市、総経理 梶山正樹。
注3 台湾ナショナルスーパーコンピュータセンター:National Center for High-Performance Computing, National Applied Research Laboratories(NCHC)。本社 新竹、主任 謝錫※。
注4 ペタフロップス:PFLOPS(Peta Floating-point Operations Per Second)。Petaは1,000兆(10の15乗)のことで、毎秒1,000兆回の浮動小数点演算ができることを表す。
注5 インターコネクト:計算ノード間を高速に接続するネットワーク。
注6 式会社富士通研究所:本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長 佐々木繁。
注7 冷却技術:従来よりも高い温度の水で冷却する技術。冷水を得るための冷却設備への負荷が減り、また高い温度の冷却水からの排熱を再利用することができるため、システム全体でのエネルギー効率向上が期待できる。
【編注】●は人偏に「分」、※は http://jigen.net/kanji/22531
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
Copyright 2017 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
新システムは、富士通のPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」(以下、「PRIMERGY」)の次期モデルなど715台のサーバで構成されるPCクラスタシステムで、Intel社のサーバ向け最新CPUとNVIDIA社のGPUを採用するなど、最先端のHPCテクノロジーを結集しています。CPUの理論演算性能は2.13ペタフロップス(注4)以上、GPUの理論演算性能は1.35ペタフロップス以上に達し、システム全体での理論演算性能は3.48ペタフロップス以上を予定しています。
新スーパーコンピュータシステム導入の背景
台湾ナショナルスーパーコンピュータセンターは、1991年に設立された、台湾唯一の国立スーパーコンピュータセンターです。台湾の研究機関、民間企業および海外研究者1,000人以上が、国際的な人材交流や共同研究の促進などで活用し、台湾科学技術力の向上やイノベーションの創出、それに伴う経済発展に貢献しています。今回、新システムに刷新することで、さらなる研究の加速に加え、AIやビッグデータなどの新たな研究分野に対応した研究基盤を提供します。
新スーパーコンピュータシステムの概要
新システムは、富士通のPCサーバ「PRIMERGY」の次期モデルを含む715台のサーバで構成されるPCクラスタシステムです。そのうち、計算ノード631台には、Intel社のサーバ向けCPU「インテル(R) Xeon(R) プロセッサー・スケーラブル・ファミリー(開発コード名:Skylake)」を採用し、2.13ペタフロップス以上の理論演算性能を実現します。また、アクセラレーターノード64台には、NVIDIA社のGPU「NVIDIA(R) Tesla(R) P100」を採用し、理論演算性能は1.35ペタフロップス以上に達します。各計算ノード間は、最新の高速インターコネクト(注5)である「Intel(R) Omni-Path Architecture」で接続され、富士通および株式会社富士通研究所(注6)が持つ高速化技術によって、高い並列演算性能を実現します。さらに、最先端の富士通の冷却技術(注7)を採用し、効率的に冷却することで省電力を実現します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/06/20.html
注釈
注1 富士通株式会社:本社 東京都港区、代表取締役社長 田中達也。
注2 台湾富士通股●有限公司:本社 台北市、総経理 梶山正樹。
注3 台湾ナショナルスーパーコンピュータセンター:National Center for High-Performance Computing, National Applied Research Laboratories(NCHC)。本社 新竹、主任 謝錫※。
注4 ペタフロップス:PFLOPS(Peta Floating-point Operations Per Second)。Petaは1,000兆(10の15乗)のことで、毎秒1,000兆回の浮動小数点演算ができることを表す。
注5 インターコネクト:計算ノード間を高速に接続するネットワーク。
注6 式会社富士通研究所:本社 神奈川県川崎市、代表取締役社長 佐々木繁。
注7 冷却技術:従来よりも高い温度の水で冷却する技術。冷水を得るための冷却設備への負荷が減り、また高い温度の冷却水からの排熱を再利用することができるため、システム全体でのエネルギー効率向上が期待できる。
【編注】●は人偏に「分」、※は http://jigen.net/kanji/22531
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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