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町田市、富士通・アジラと連携し、ICTを活用した帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を実施

TOKYO, Sep 21, 2017 - (JCN Newswire) - 町田市は、富士通株式会社(注1)(以下、富士通)のクラウド型IoTデータ活用基盤サービス「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」と、創業支援施設「町田新産業創造センター」に入居する株式会社アジラ(注2)(以下、アジラ)の画像認識技術を活用し、富士通、アジラの両社にて共同で開発した、帰宅困難者を見守るサービスの実証実験を行います。

この実証実験は、町田市の中心市街地において、町田市認知症サポーターなどの協力を得て行います。サポーターが専用アプリをインストール済みの自身のスマートフォンで撮影した帰宅困難者役の画像と位置情報を「K5 IoT Platform」にアップロードし、家族役によって事前に登録された帰宅困難者役の画像とのマッチング情報を家族役に通知して位置を確認することで、サービスの有用性を検証します。

また、画像については、顔にモザイク処理を行い、撮影したスマートフォン内には保存できなくするなど、プライバシーに関する配慮(注3)がされています。

町田市は、ICTサービスをはじめとした地域のネットワークを構築し、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して生活を継続することができるよう、見守りのための体制づくりを進めてまいります。

実証実験概要

目的:サービスの有用性(家族が帰宅困難者を効率よく探せるかなど)、利用感に関する検証
日時:2017年9月27日(水曜日) 午後2時〜3時30分
フィールド:町田市中町および森野周辺(添付資料参照)
内容:おもに高齢者の帰宅困難予防を想定し、以下の流れを実証
1. 帰宅困難者役の画像を、家族役のスマートフォンで「K5 IoT Platform」にアップロードし、事前データを登録
2. 認知症サポーターによるフィールドでの帰宅困難役の発見、および撮影画像の登録
3. システムを通じた家族役への撮影情報提供
4. 家族役による帰宅困難者役の発見

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/09/21-1.html

注釈
注1 富士通株式会社:
本社 東京都港区、代表取締役社長 田中達也
注2 株式会社アジラ:
本社 東京都町田市、代表取締役 木村大介
2015年6月に設立。町田新産業創造センターを本拠として販路拡大や資金調達などの各種創業支援を受けながら、ベトナムでサービスの研究・開発を行う、高度技術分野のIT開発に取り組むグローバル企業。富士通の事業部門とベンチャー企業とのマッチングの機会を提供する「MetaArc(メタアーク)ベンチャープログラム」に応募したことで今回の共同開発に至る。
注3 画像に関するプライバシーへの配慮:
プライバシーに配慮した画像を用いた捜索支援システムを富士通にて特許出願済。

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。


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