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三菱自動車の『アウトランダーPHEV』を活用した電力系統安定化サービス(実証)開始について

TOKYO, Oct 19, 2017 - (JCN Newswire) - 三菱自動車工業株式会社(以下、三菱自動車)は、欧州最大の電動車両向け充電サービス事業会社であるオランダのNewMotion社(ニューモーション)、オランダ国営の送電事業者TenneT社(テネット)と共に、ビークル・トゥ・グリッド(Vehicle to Grid/V2G) *技術を利用し、『アウトランダーPHEV』の車載蓄電池を活用した系統安定化を目的とする実証実験を開始します。

具体的には、ニューモーションがアムステルダム市の家庭や勤務先に新たに設置する10台の電動車用充放電チャージャーに、停車中の『アウトランダーPHEV』**を接続し、不意の電源喪失や電力周波数の調整に備えるために用意された予備電力市場***向けにサービスを提供するものです。

欧州では2015年に採択された「パリ協定」により温室効果ガスの削減をさらに加速すべく、再生可能エネルギーの積極的な導入促進策が維持・強化されております。今後、化石燃料による発電の代替として自然条件に大きく左右される太陽光や風力等の再生可能エネルギーが大量に送電系統に流れ込むことから、系統の安定化が大きな課題とされております。

更に、英仏両政府が、2040年以降化石燃料車を販売禁止する方針を掲げ自動車の電動化の流れが加速する中で、充電が電力インフラに与える負荷を軽減する新たな仕組みが求められています。この様な課題の解決策として車載用蓄電池を電力グリッド向けに充放電するV2G技術が注目されております。

三菱自動車は、本実証を通じて電動車/車載蓄電池を活用した新たな価値、事業機会の創出を目指します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2017/detail5128.html

概要:三菱自動車工業株式会社

三菱自動車の企業コミュニケーションワード「Drive@earth」
地球を走る。地球と生きる。三菱自動車。

人とクルマ、社会とクルマ、地球とクルマの新しい時代を拓くために。いま、三菱自動車は挑戦を始めています。走行中のCO2排出ゼロ。地球温暖化防止に貢献する新世代電気自動車、i MiEV(アイミーブ)の世界投入。軽自動車で培った技術を存分に活用、燃費性能にすぐれたグローバル・スモールの提案。世界の環境基準をクリアしながら、走りの楽しさにあふれた三菱ならではの小型SUVの開発。さらに、新ディーゼルエンジンによるラリー参戦を通じて、走りと環境を両立する、新次元のクルマづくりを追求してゆきます。

私たちは信じています。私たちのクルマへの熱い想いと技術が、新しいクルマの価値をつくることを。ドライブ・アット・アース。走る歓びが永遠であるように。クルマが地球と共生できるように。

詳細はこちらからご覧ください。 www.mitsubishi-motors.co.jp


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