ヘデラ・ハッシュグラフ・カウンシルが公開台帳を発表、ネットに信頼性をもたらす
[18/03/14]
NEW YORK, Mar 14, 2018 - (JCN Newswire) - ヘデラ・ハッシュグラフ・カウンシル(ヘデラ)は本日、高速、安全かつ公正なグローバルな分散アプリケーションを誰でも簡単に開発できる、最新の次世代公開分散型台帳「ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォーム」の実現に向けた計画を発表しました。
過去20年間、インターネットは進化を遂げるにつれ、その信頼は失墜し、少数の人たちに集中的に管理されるようになりました。なりすまし、サイバー犯罪、スパム、ハッキング、選挙の不正、デジタルスパイという代償を払い、私たちはオンラインで生活を送っています。ヘデラはこの状況を変えるため、本日、堅牢なAPIをサポートするシンプルかつ強力なプラットフォームをリリースし、開発者がグローバルな分散アプリケーションを簡単に構築できるようにします。
ハッシュグラフのアルゴリズムを開発したLeemon Baird博士は、次のように述べています。「私たちは、より高信頼で安全かつ公正なオンライン世界を求めています。サイバー領域の一部分を切り取り、共有世界を創出し、他者との交流に自信を持ち、オンラインで身の危険を感じることなく、共同作業を行う方法を管理し、必要な情報のみを共有することは可能なはずです。今日、私たちはこれを実現するためのロードマップを説明します。」
高速で結果が得られる
本日、ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォームの発表とあわせて、複数のAmazon AWS上で実施されたスピードテストの結果も発表されました。このテストは、5大陸にわたり分散されたインスタンスについて、トランザクションの順序とタイムスタンプでコンセンサスに到達したかを確認するものです。ヘデラ・ネットワークは、1秒間に数十万回のトランザクションを処理でき、数秒間のうちに処理が完了します。ヘデラはコンピュータのグラフィックカードGPU上で動作する検証ソフトウェアを用いて、1秒間に100万件の署名を検証します。
こうした高速処理は、分散型ゲーム、株式やその他の市場取引、マイクロペイメントなどの利用事例の実現に極めて重要です。
また、数十億ドルのアプリケーションとゲーム開発を手掛けるMZ(Machine Zoneから社名変更)は本日、ハッシュグラフ上に分散アプリケーションを構築する計画であることを発表しました。MZのCEO、Gabe Leydonは次のように述べています。「私たちの使命は次世代の多対多アプリケーションの実現です。当社のアプリケーションは、ヘデラ・ハッシュグラフ上に構築することで、完全な公正性、透明性、可視性が確保されるピアツーピア環境での展開が可能になります。ヘデラは画期的で、公正かつ高速なアプリケーションやゲームのあり方に対するすべての人々の期待を変えると確信しています。」
ヘデラを通じて安定性と分散化を保証
公開分散型台帳は誰でも参加できる分散システムの提供を目指しています。しかし、『Decentralization in Bitcoin and Ethereum』(ビットコインとイーサリアムにおける分散)と題するピアレビューされた最近の研究によると、2015年から2017年までの最大規模のネットワークでは分散化は進んでいないことがわかりました。ビットコインのマイニング事業者上位4社とイーサリアムのマイニング事業者上位3社が世界のハッシュレートの50%以上をコントロールしており、両システムのブロックチェーン全体は、20社に満たないマイニング事業者によって決められています。これはプルーフオブワークの条件および長期間にわたり継続的に分散を保証するガバナンスモデルの欠如に起因します。
これらの両方の問題に対応するため、ヘデラではガバナンスとコンセンサスを切り離す方針です。コンセンサスモデルでは、高度な分散ネットワークにおいて、トランザクションの順序に基づき、ヘデラ・ネットワークが数百万のノードに拡大されるようにします。このクリプト経済プラットフォームは、コンセンサス投票の継続的な分散化を確保します。ヘデラは、マイニングリグや多額の電気料金を支払うことなく、誰でもノードを実行できるようになることを期待しています。ヘデラは多岐にわたる業界の主要企業や組織から構成されるカウンシルによって統治される予定で、処理、業務ノウハウで必要となる経験がもたらされます。メンバー資格は、尊敬され信頼されるブランドや市場ポジションなど、さまざまな業界や地域を反映するよう設計されています。今回提案するガバナンスモデルでは、いかなる単一のエンティティが完全にコントロールしたり、いかなるメンバー・グループが集団全体に不当な影響力を及ぼしたりすることはありません。ヘデラは、技術的制限と法規制を組み合わせることで、統治するカウンシルのメカニズムが安定性を促進し、ネットワークが決して分岐(フォーク)することがないようにします。
規制コンプライアンス
ヘデラの技術フレームワークには、オプトイン・エスクロー・アイデンティティ・メカニズムが含まれており、本来匿名性を持つ仮想通貨ウォレットに、本人確認を義務付ける手段をユーザーに提供し、政府機関が規制コンプライアンスのための必要な監視を行えるようにします。これは完全にオプションであり、各ユーザーは認証方法の公開・非公開を決めることができます。ヘデラは政府機関とともに、現在の金融システムに匹敵するセキュリティを公開台帳に実現していきます。
分散型台帳財団
今回の発表と同時に、分散型台帳財団が本日設立されました。同財団はメンバーに代わりプロジェクトを支援します。当初は自由かつ公正な投票イニシアティブに重点を置くプロジェクトが中心となります。同財団についての詳細はDistributedLedgerFoundation.orgをご参照ください。
本日のイベントをライブストリーム配信
ヘデラについての詳細情報は、今夜ニューヨーク市で開催されるチケット完売のイベントで発表されます。本イベントは、米国東部時間午後6時に開始され、www.hashgraph.comにてライブストリーム配信が可能です。
ヘデラのホワイトペーパーはこちら(hederahashgraph.com/whitepaper)からご覧いただけます。
ヘデラについて
ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォームは、グローバルな分散アプリケーションを誰でも簡単に開発できる公開分散型台帳を提供します。開発者は、ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォーム上で、安全性が高く、公正かつ高速な分散アプリケーションを構築できます。詳細についてはhederahashgraph.comをご覧いただくか、Twitter @hashgraph、Telegram( https://t.me/hashgraph)もしくは当社フォーラム( https://hashgraphboard.com)をフォローしてください。
報道機関からのお問い合わせ先
PRecious Communications (Hedera広報)
T: +65 6303 0567
E: hashgraph@preciouscomms.com
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過去20年間、インターネットは進化を遂げるにつれ、その信頼は失墜し、少数の人たちに集中的に管理されるようになりました。なりすまし、サイバー犯罪、スパム、ハッキング、選挙の不正、デジタルスパイという代償を払い、私たちはオンラインで生活を送っています。ヘデラはこの状況を変えるため、本日、堅牢なAPIをサポートするシンプルかつ強力なプラットフォームをリリースし、開発者がグローバルな分散アプリケーションを簡単に構築できるようにします。
ハッシュグラフのアルゴリズムを開発したLeemon Baird博士は、次のように述べています。「私たちは、より高信頼で安全かつ公正なオンライン世界を求めています。サイバー領域の一部分を切り取り、共有世界を創出し、他者との交流に自信を持ち、オンラインで身の危険を感じることなく、共同作業を行う方法を管理し、必要な情報のみを共有することは可能なはずです。今日、私たちはこれを実現するためのロードマップを説明します。」
高速で結果が得られる
本日、ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォームの発表とあわせて、複数のAmazon AWS上で実施されたスピードテストの結果も発表されました。このテストは、5大陸にわたり分散されたインスタンスについて、トランザクションの順序とタイムスタンプでコンセンサスに到達したかを確認するものです。ヘデラ・ネットワークは、1秒間に数十万回のトランザクションを処理でき、数秒間のうちに処理が完了します。ヘデラはコンピュータのグラフィックカードGPU上で動作する検証ソフトウェアを用いて、1秒間に100万件の署名を検証します。
こうした高速処理は、分散型ゲーム、株式やその他の市場取引、マイクロペイメントなどの利用事例の実現に極めて重要です。
また、数十億ドルのアプリケーションとゲーム開発を手掛けるMZ(Machine Zoneから社名変更)は本日、ハッシュグラフ上に分散アプリケーションを構築する計画であることを発表しました。MZのCEO、Gabe Leydonは次のように述べています。「私たちの使命は次世代の多対多アプリケーションの実現です。当社のアプリケーションは、ヘデラ・ハッシュグラフ上に構築することで、完全な公正性、透明性、可視性が確保されるピアツーピア環境での展開が可能になります。ヘデラは画期的で、公正かつ高速なアプリケーションやゲームのあり方に対するすべての人々の期待を変えると確信しています。」
ヘデラを通じて安定性と分散化を保証
公開分散型台帳は誰でも参加できる分散システムの提供を目指しています。しかし、『Decentralization in Bitcoin and Ethereum』(ビットコインとイーサリアムにおける分散)と題するピアレビューされた最近の研究によると、2015年から2017年までの最大規模のネットワークでは分散化は進んでいないことがわかりました。ビットコインのマイニング事業者上位4社とイーサリアムのマイニング事業者上位3社が世界のハッシュレートの50%以上をコントロールしており、両システムのブロックチェーン全体は、20社に満たないマイニング事業者によって決められています。これはプルーフオブワークの条件および長期間にわたり継続的に分散を保証するガバナンスモデルの欠如に起因します。
これらの両方の問題に対応するため、ヘデラではガバナンスとコンセンサスを切り離す方針です。コンセンサスモデルでは、高度な分散ネットワークにおいて、トランザクションの順序に基づき、ヘデラ・ネットワークが数百万のノードに拡大されるようにします。このクリプト経済プラットフォームは、コンセンサス投票の継続的な分散化を確保します。ヘデラは、マイニングリグや多額の電気料金を支払うことなく、誰でもノードを実行できるようになることを期待しています。ヘデラは多岐にわたる業界の主要企業や組織から構成されるカウンシルによって統治される予定で、処理、業務ノウハウで必要となる経験がもたらされます。メンバー資格は、尊敬され信頼されるブランドや市場ポジションなど、さまざまな業界や地域を反映するよう設計されています。今回提案するガバナンスモデルでは、いかなる単一のエンティティが完全にコントロールしたり、いかなるメンバー・グループが集団全体に不当な影響力を及ぼしたりすることはありません。ヘデラは、技術的制限と法規制を組み合わせることで、統治するカウンシルのメカニズムが安定性を促進し、ネットワークが決して分岐(フォーク)することがないようにします。
規制コンプライアンス
ヘデラの技術フレームワークには、オプトイン・エスクロー・アイデンティティ・メカニズムが含まれており、本来匿名性を持つ仮想通貨ウォレットに、本人確認を義務付ける手段をユーザーに提供し、政府機関が規制コンプライアンスのための必要な監視を行えるようにします。これは完全にオプションであり、各ユーザーは認証方法の公開・非公開を決めることができます。ヘデラは政府機関とともに、現在の金融システムに匹敵するセキュリティを公開台帳に実現していきます。
分散型台帳財団
今回の発表と同時に、分散型台帳財団が本日設立されました。同財団はメンバーに代わりプロジェクトを支援します。当初は自由かつ公正な投票イニシアティブに重点を置くプロジェクトが中心となります。同財団についての詳細はDistributedLedgerFoundation.orgをご参照ください。
本日のイベントをライブストリーム配信
ヘデラについての詳細情報は、今夜ニューヨーク市で開催されるチケット完売のイベントで発表されます。本イベントは、米国東部時間午後6時に開始され、www.hashgraph.comにてライブストリーム配信が可能です。
ヘデラのホワイトペーパーはこちら(hederahashgraph.com/whitepaper)からご覧いただけます。
ヘデラについて
ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォームは、グローバルな分散アプリケーションを誰でも簡単に開発できる公開分散型台帳を提供します。開発者は、ヘデラ・ハッシュグラフ・プラットフォーム上で、安全性が高く、公正かつ高速な分散アプリケーションを構築できます。詳細についてはhederahashgraph.comをご覧いただくか、Twitter @hashgraph、Telegram( https://t.me/hashgraph)もしくは当社フォーラム( https://hashgraphboard.com)をフォローしてください。
報道機関からのお問い合わせ先
PRecious Communications (Hedera広報)
T: +65 6303 0567
E: hashgraph@preciouscomms.com
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