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エーザイ・EAファーマ・持田製薬、世界初の胆汁酸トランスポーター阻害剤「グーフィス錠5mg」を新発売

TOKYO, Apr 19, 2018 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都文京区、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下「エーザイ」)とその消化器事業子会社であるEAファーマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:松江裕二、以下「EAファーマ」)ならびに持田製薬株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:持田直幸、以下「持田製薬」)は、胆汁酸トランスポーター阻害剤「グーフィス(R)錠5mg」(一般名:エロビキシバット水和物、開発番号:AJG533、以下「グーフィス(R)錠」)について、4月18日付けで薬価基準に収載されたことを受け、本日、EAファーマと持田製薬が新発売したことをお知らせいたします。

グーフィス(R)錠は、EAファーマがAlbireo AB(本社:スウェーデン)から導入した新規作用機序をもつ1日1回経口投与の慢性便秘症治療薬で、本作用機序を有する薬剤としては、世界初の上市となります。胆汁酸の再吸収に関わるトランスポーターを阻害することで、大腸に流入する胆汁酸の量を増加させ、水分分泌と大腸運動促進の2つの作用で自然な排便を促すことが期待されています。

便秘症は、若年層の女性に多く、また男女ともに高齢者の罹患比率が高い疾患で、日本における有訴者数は約450万人1)と推定されます。排便回数の減少に加えて、残便感、硬便等の症状が認められ、慢性化することで多くの患者様はQOL(生活の質)の低下に悩まされています。承認の基礎となった国内の第3相試験(プラセボ対照二重盲検比較試験)において、主要評価項目である自発排便2)回数の変化量、副次評価項目である完全自発排便3)回数の変化量、初回自発排便発現までの時間、便の硬さ等で、グーフィス(R)錠投与群はプラセボ投与群と比較して統計学的に有意な改善が認められ、重篤な有害事象は認められませんでした。

グーフィス(R)錠は、EAファーマと持田製薬が共同開発を行ってきました。両社は、日本国内において同一製品名にてそれぞれ販売を行います。また、EAファーマとエーザイはコプロモーション契約を締結しており、本剤に関連する適正使用情報を共同で提供してまいります。

EAファーマ、エーザイ、持田製薬は、既存の便秘症治療薬にはない新規作用機序の薬剤を提供することにより、慢性便秘症治療の選択肢を広げ、患者様のQOLの向上に一層貢献できるよう努めてまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2018/news201833.html

概要:エーザイ株式会社

詳細は www.eisai.co.jp をご覧ください。

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