スマートスタジアム構想におけるIoT決済の実証実験について
[18/05/18]
TOKYO, May 18, 2018 - (JCN Newswire) - 株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史、以下「みずほ FG」)、株式会社 Blue Lab(代表取締役社長:山田 大介、以下「Blue Lab」)、株式会社電通国際情報サービス(代表取締役社長:釜井 節生、以下「ISID」)、富士通株式会社(代表取締役社長:田中 達也、以下「富士通」)は、スマートスタジアム構想(※1)におけるIoT決済の一環として、キャッシュレス決済による決済付随情報の利活用と、ダイナミックプライシング(※2)の実現に向けた実証実験を開始します。
<今回の実証実験の概要>
- 実施日時:2018 年 5 月 20 日(日曜日)
- 実施場所:富士通スタジアム川崎
- 対象試合:
日本社会人アメリカンフットボール X リーグ PEARL BOWL 2018
富士通フロンティアーズ - オービックシーガルズ
- 対象者:みずほ銀行行員、ISID 社員、富士通社員を中心に事前募集した約 100 名
<みずほ>では、これまで、IT 技術等を活用した取り組みを推進するため、先進的な IT 技術を保有する企業との連携や、2016 年 10 月から「FINOLAB(※3)」に設置したラボ施設 「Mizuho Creation Studio(※4)」を活用した協業を通じて、業界の垣根を超えたオープンイノベーションに取り組んできました。また、<みずほ>は 2017 年 1 月から「IoT 決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発(※5)」への取り組みも進めています。
そのような状況の中、本実証実験では<みずほ>および Blue Lab が構築を進めてきた、 IoT 決済に関するプラットフォームを用いた決済付随情報を利活用する仕組みを検証します。
本実証実験に向け、<みずほ>および Blue Lab は、金融機関向けシステム導入にノウハウを有する ISID の支援のもと、API(※6)評価環境を活用した IoT 決済プラットフォームのプロトタイプを構築しました。これにより、スタジアム売店に対する代金支払を、API 評価環境に登録された銀行口座からの振込により実現可能とします。また、富士通は、本人認証技術 (※7)を活用したチケットレス環境を構築し、チケット座席管理システムにノウハウを有する株式会社モーションピクチャー(※8)とともに、チケットレス入場の実証実験用スマホアプリを構築しました。
具体的には、本実証実験の対象者は、実証実験用スマホアプリを用いることでチケットレス入場や、観客席に座ったままで売店への商品注文および事前決済を実施することができます。
本実証実験では、決済付随情報の利活用を見据えて、チケット情報と購買情報を横断的に取得する仕組みの検証を行い、「ダイナミックプライシング」への活用に向けた課題の整理と評価を行います。
みずほ FG、Blue Lab、ISID、富士通の各社は、今回の取り組みを契機として、新しいテクノロジーを活用した先進的なサービス、お客さまへのよりよい金融サービスの提供を目指していきます。
※1 スマートスタジアム構想:
先端技術を活用することで、スタジアムと観客のつながりを構築し、新しい観戦体験を創出する構想。例えば、座席からの食べ物注文やキャッシュレス決済、観客のスマホへの映像配信などがあげられます。
※2 ダイナミックプライシング:
季節、時間帯など消費者の需給状況に応じて動的に価格を変動する手法。
※3 FINOLAB:
THE FINTECH CENTER of TOKYO, FINOLAB の略。三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスが 2016 年 2 月より協業運営する、国内初の FinTech 拠点。
※4 Mizuho Creation Studio:
新しい金融サービスの創出に向けた、オープンイノベーションを加速することを目的として FINOLAB 内に設置した施設。
※5 IoT 決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発:
2017 年 1 月 25 日のみずほ FG プレスリリースをご参照ください。
URL: https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20170125release_jp.html
※6 API:
Application Programming Interface の略。外部のサービスとシステム連携をするためのプログラムやインターフェース。
※7 本人認証技術:
FIDO 規格に準拠した、「指紋」「虹彩」「顔」などの生体情報による認証技術。FIDO は Fast Identity Online の略で、Google や Microsoft 等が加盟している生体認証の団体規格。
※8 株式会社モーションピクチャー:
所在地: 東京都港区赤坂3-4-4専修赤坂ビル7階
代表取締役: 綾 亮雄
URL: https://motionpicture.jp/
【本件に関するお問い合せ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室
Tel: 03-6713-6100
E-mail: g-pr@isid.co.jp
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<今回の実証実験の概要>
- 実施日時:2018 年 5 月 20 日(日曜日)
- 実施場所:富士通スタジアム川崎
- 対象試合:
日本社会人アメリカンフットボール X リーグ PEARL BOWL 2018
富士通フロンティアーズ - オービックシーガルズ
- 対象者:みずほ銀行行員、ISID 社員、富士通社員を中心に事前募集した約 100 名
<みずほ>では、これまで、IT 技術等を活用した取り組みを推進するため、先進的な IT 技術を保有する企業との連携や、2016 年 10 月から「FINOLAB(※3)」に設置したラボ施設 「Mizuho Creation Studio(※4)」を活用した協業を通じて、業界の垣根を超えたオープンイノベーションに取り組んできました。また、<みずほ>は 2017 年 1 月から「IoT 決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発(※5)」への取り組みも進めています。
そのような状況の中、本実証実験では<みずほ>および Blue Lab が構築を進めてきた、 IoT 決済に関するプラットフォームを用いた決済付随情報を利活用する仕組みを検証します。
本実証実験に向け、<みずほ>および Blue Lab は、金融機関向けシステム導入にノウハウを有する ISID の支援のもと、API(※6)評価環境を活用した IoT 決済プラットフォームのプロトタイプを構築しました。これにより、スタジアム売店に対する代金支払を、API 評価環境に登録された銀行口座からの振込により実現可能とします。また、富士通は、本人認証技術 (※7)を活用したチケットレス環境を構築し、チケット座席管理システムにノウハウを有する株式会社モーションピクチャー(※8)とともに、チケットレス入場の実証実験用スマホアプリを構築しました。
具体的には、本実証実験の対象者は、実証実験用スマホアプリを用いることでチケットレス入場や、観客席に座ったままで売店への商品注文および事前決済を実施することができます。
本実証実験では、決済付随情報の利活用を見据えて、チケット情報と購買情報を横断的に取得する仕組みの検証を行い、「ダイナミックプライシング」への活用に向けた課題の整理と評価を行います。
みずほ FG、Blue Lab、ISID、富士通の各社は、今回の取り組みを契機として、新しいテクノロジーを活用した先進的なサービス、お客さまへのよりよい金融サービスの提供を目指していきます。
※1 スマートスタジアム構想:
先端技術を活用することで、スタジアムと観客のつながりを構築し、新しい観戦体験を創出する構想。例えば、座席からの食べ物注文やキャッシュレス決済、観客のスマホへの映像配信などがあげられます。
※2 ダイナミックプライシング:
季節、時間帯など消費者の需給状況に応じて動的に価格を変動する手法。
※3 FINOLAB:
THE FINTECH CENTER of TOKYO, FINOLAB の略。三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスが 2016 年 2 月より協業運営する、国内初の FinTech 拠点。
※4 Mizuho Creation Studio:
新しい金融サービスの創出に向けた、オープンイノベーションを加速することを目的として FINOLAB 内に設置した施設。
※5 IoT 決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発:
2017 年 1 月 25 日のみずほ FG プレスリリースをご参照ください。
URL: https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20170125release_jp.html
※6 API:
Application Programming Interface の略。外部のサービスとシステム連携をするためのプログラムやインターフェース。
※7 本人認証技術:
FIDO 規格に準拠した、「指紋」「虹彩」「顔」などの生体情報による認証技術。FIDO は Fast Identity Online の略で、Google や Microsoft 等が加盟している生体認証の団体規格。
※8 株式会社モーションピクチャー:
所在地: 東京都港区赤坂3-4-4専修赤坂ビル7階
代表取締役: 綾 亮雄
URL: https://motionpicture.jp/
【本件に関するお問い合せ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション室
Tel: 03-6713-6100
E-mail: g-pr@isid.co.jp
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