ムバダラが主導する投資家グループとソニー、EMI Music Publishingの持分取得に合意
[18/05/22]
TOKYO, May 22, 2018 - (JCN Newswire) - ムバダラインベストメントカンパニー(以下「ムバダラ」)とソニー株式会社(以下「ソニー」)は、ムバダラが主導するコンソーシアムがEMI Music Publishingについて保有する約60%の持分すべてを、ソニーの完全子会社であるSony Corporation of Americaに対して、47.5億米ドルの企業価値を前提として売却することに関する、法的拘束力を有する基本合意書を締結した旨を発表しました。この取引の結果、ソニーはEMI Music Publishingの持分約90%を間接的に保有することとなり、EMI Music Publishingはソニーの連結子会社となります。本件取引の完了は関係当局の承認及び許可の取得を含む、諸条件を満たすことが条件となります。
ソニー株式会社 社長 兼 CEO 吉田憲一郎のコメント
「EMI Music Publishingをソニーグループに迎え入れることができ、また音楽出版市場におけるナンバーワンポジションを維持できることを喜ばしく思っています。同時に、過去6年間長期視点で音楽出版事業の成長を共にサポートしてくれた、EMI Music Publishingにおけるエクイティパートナーであるムバダラにも感謝を申し上げたいと思います。音楽産業は定額音楽ストリーミングサービスの伸長を背景に、近年成長に転じています。当社はエンタテインメント領域における強力なIPのポートフォリオ構築に集中しており、今回の買収は当社の長期的な成長に向けた重要な布石となると考えています。」
2012年当時にソニーと共同でシティグループの完全子会社からEMI Music Publishingの買収を行ったコンソーシアムはムバダラ・キャピタルのプライベートエクイエティ部門により出資及び組成され、買収成立以降は同部門がムバダラ及び第三者の投資家を代表してEMI Music Publishingの経営を行ってきました。
ムバダラ・キャピタル代表 ハニ・バルーシュ氏のコメント
「EMI Music Publishingへの投資において当社は大きな成果を上げることが出来ました。ソニー及びSony/ATV Music Publishingの経営陣に、心より感謝を申し上げたいと思います。両社はEMI Music Publishingのカタログ管理に大いに貢献するのみならず、現在の世界の音楽産業の姿を形成する役割を果たしてきました。」
ムバダラ・キャピタル プライベートエクイティ代表、EMI Music Publishing会長 アディブ・マタール氏のコメント
「EMI Music Publishingは過去100年間のすべての時代に亘る代表的な楽曲の著作権を含む、世界でもトップクラスの規模とバラエティを誇るカタログを保有しています。ソングライターやアーティストは統合された音楽出版会社のもとでの恩恵に浴し、ソニーのファミリーの一員であることを誇らしく感じることでしょう。われわれのコンソーシアムが保有するEMI Music Publishingの持分を売却することは、ムバダラ及びわれわれのプライベートエクイティ事業における重要なマイルストーンとなります。」
ソニーが当該ムバダラが主導するコンソーシアムが保有するEMI Music Publishingの全持分の取得に対して支払う価格は、一定の調整を経て決定しますが、現時点でソニーが本件取引を通じてEMI Music Publishingを連結化するために支払う現金支出の合計は約23億米ドル程度と想定されています。また、ソニーは本件取引の完了時にEMI Music Publishingの総負債約13億5,900万米ドル(2018年3月31日時点)を承継します。また、本件取引完了に伴い、ソニーは既保有のEMI Music Publishing持分に関する再評価益を、営業利益に約1,000億円計上する見込みです。なお、再評価益及びEMI Music Publishingの連結子会社化に伴うソニーの業績への影響は、ソニーの2018年度業績見通しに反映されておらず、現在精査中です。
過去6年間、ムバダラ及びソニーは、ソニーの音楽出版会社であり、EMI Music Publishingの契約する楽曲制作者の作った数々の名曲を管理してきたSony/ATV Music Publishing(以下「Sony/ATV」)と共に、既存の楽曲制作者との関係を強化し、またEMI Music PublishingとSony/ATVで新たな楽曲制作者との契約を折半する形で拡大することによって、EMI Music Publishingの事業の価値向上に取り組んできました。さらに有料サービスを含むストリーミング音楽配信が世界的に伸長し、世界中のお客様がこれまでにない形で音楽を楽しむことのできる新たな配信手法を手にしたことで、EMI Music Publishingのカタログの価値が向上しました。
EMI Music Publishingはクイーン、キャロル・キング、モータウンのカタログなどのクラシックやカニエ・ウェスト、アリシア・キーズ、ドレイク、サムスミス、ピンク、ファレル・ウィリアムズ、カルヴィン・ハリス、フェティ・ワップ、ホージア、シーアなどの最新楽曲を含む、200万を超える楽曲数の著作権を保有または管理しています。
ソニーの100%子会社で音楽出版事業を手掛けるSony/ATVと同じく100%子会社である株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントをあわせて、ソニーグループではビートルズの楽曲から最新の楽曲まで、230万曲を超える楽曲の権利を管理しています。
EMI Music Publishingは2017年度に売上高6億6,300万米ドル、調整後営業利益1億8,100万米ドル*、調整後EBITDA2億4,900万米ドル*を計上しています。
※営業利益及びEBITDAから、それぞれ、経常外の新株予約権関連及びマネジメントインセンティブ費用を控除した数値
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201805/18-0522/index.html
概要:ソニー
詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。
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ソニー株式会社 社長 兼 CEO 吉田憲一郎のコメント
「EMI Music Publishingをソニーグループに迎え入れることができ、また音楽出版市場におけるナンバーワンポジションを維持できることを喜ばしく思っています。同時に、過去6年間長期視点で音楽出版事業の成長を共にサポートしてくれた、EMI Music Publishingにおけるエクイティパートナーであるムバダラにも感謝を申し上げたいと思います。音楽産業は定額音楽ストリーミングサービスの伸長を背景に、近年成長に転じています。当社はエンタテインメント領域における強力なIPのポートフォリオ構築に集中しており、今回の買収は当社の長期的な成長に向けた重要な布石となると考えています。」
2012年当時にソニーと共同でシティグループの完全子会社からEMI Music Publishingの買収を行ったコンソーシアムはムバダラ・キャピタルのプライベートエクイエティ部門により出資及び組成され、買収成立以降は同部門がムバダラ及び第三者の投資家を代表してEMI Music Publishingの経営を行ってきました。
ムバダラ・キャピタル代表 ハニ・バルーシュ氏のコメント
「EMI Music Publishingへの投資において当社は大きな成果を上げることが出来ました。ソニー及びSony/ATV Music Publishingの経営陣に、心より感謝を申し上げたいと思います。両社はEMI Music Publishingのカタログ管理に大いに貢献するのみならず、現在の世界の音楽産業の姿を形成する役割を果たしてきました。」
ムバダラ・キャピタル プライベートエクイティ代表、EMI Music Publishing会長 アディブ・マタール氏のコメント
「EMI Music Publishingは過去100年間のすべての時代に亘る代表的な楽曲の著作権を含む、世界でもトップクラスの規模とバラエティを誇るカタログを保有しています。ソングライターやアーティストは統合された音楽出版会社のもとでの恩恵に浴し、ソニーのファミリーの一員であることを誇らしく感じることでしょう。われわれのコンソーシアムが保有するEMI Music Publishingの持分を売却することは、ムバダラ及びわれわれのプライベートエクイティ事業における重要なマイルストーンとなります。」
ソニーが当該ムバダラが主導するコンソーシアムが保有するEMI Music Publishingの全持分の取得に対して支払う価格は、一定の調整を経て決定しますが、現時点でソニーが本件取引を通じてEMI Music Publishingを連結化するために支払う現金支出の合計は約23億米ドル程度と想定されています。また、ソニーは本件取引の完了時にEMI Music Publishingの総負債約13億5,900万米ドル(2018年3月31日時点)を承継します。また、本件取引完了に伴い、ソニーは既保有のEMI Music Publishing持分に関する再評価益を、営業利益に約1,000億円計上する見込みです。なお、再評価益及びEMI Music Publishingの連結子会社化に伴うソニーの業績への影響は、ソニーの2018年度業績見通しに反映されておらず、現在精査中です。
過去6年間、ムバダラ及びソニーは、ソニーの音楽出版会社であり、EMI Music Publishingの契約する楽曲制作者の作った数々の名曲を管理してきたSony/ATV Music Publishing(以下「Sony/ATV」)と共に、既存の楽曲制作者との関係を強化し、またEMI Music PublishingとSony/ATVで新たな楽曲制作者との契約を折半する形で拡大することによって、EMI Music Publishingの事業の価値向上に取り組んできました。さらに有料サービスを含むストリーミング音楽配信が世界的に伸長し、世界中のお客様がこれまでにない形で音楽を楽しむことのできる新たな配信手法を手にしたことで、EMI Music Publishingのカタログの価値が向上しました。
EMI Music Publishingはクイーン、キャロル・キング、モータウンのカタログなどのクラシックやカニエ・ウェスト、アリシア・キーズ、ドレイク、サムスミス、ピンク、ファレル・ウィリアムズ、カルヴィン・ハリス、フェティ・ワップ、ホージア、シーアなどの最新楽曲を含む、200万を超える楽曲数の著作権を保有または管理しています。
ソニーの100%子会社で音楽出版事業を手掛けるSony/ATVと同じく100%子会社である株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントをあわせて、ソニーグループではビートルズの楽曲から最新の楽曲まで、230万曲を超える楽曲の権利を管理しています。
EMI Music Publishingは2017年度に売上高6億6,300万米ドル、調整後営業利益1億8,100万米ドル*、調整後EBITDA2億4,900万米ドル*を計上しています。
※営業利益及びEBITDAから、それぞれ、経常外の新株予約権関連及びマネジメントインセンティブ費用を控除した数値
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201805/18-0522/index.html
概要:ソニー
詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。
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