Honda、「第68回 自動車技術会賞」を受賞
[18/05/24]
TOKYO, May 24, 2018 - (JCN Newswire) - Hondaの技術者が本日「第68回 自動車技術会賞」の「技術貢献賞」と「技術開発賞」を受賞しました。
自動車技術会賞は、公益社団法人自動車技術会により、1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的に創設され、「学術貢献賞」、「技術貢献賞」、「浅原賞学術奨励賞」、「浅原賞技術功労賞」、「論文賞」、「技術開発賞」の各賞において表彰されるものです。
今回受賞した技術、技術者および受賞理由※は次の通りです。
授賞式は、本日13時00分よりパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて行われます。
技術貢献賞
受賞テーマ
「ITS/自動運転に関わる技術の進歩発展への貢献」
受賞者
横山 利夫(よこやま としお) 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
受賞理由
受賞者は、カーエレクトロニクス分野を専門とし、路車間通信を活用した信号情報活用運転支援システムの実用化および自動運転システムにおける、高精度地図およびGNSS※1、慣性航法、V-SLAM※2を併用した高精度自車位置同定、カメラ、ライダー、レーダーによる2系統センサーフュージョン構成のロバストで高性能/高信頼な走行環境認識、高精度地図上の座標照合と白線補正及び障害物との距離と速度をローカルマップ処理し最適な目標ラインの生成を行う目標軌道生成等の技術開発に貢献している。又、日本自動車工業会の自動運転検討会主査として、官民学が協調して取り組むべき自動運転システムの安全性評価のあり方や、ユースケース検討、Human Factor研究等の取りまとめを行っている。自動走行時のドライバーとシステムの役割分担や責任区分の在り方に代表されるような非技術領域についても、委員会/検討会に参加し実用化に向けた環境整備を図る等、ITS/自動運転の実用化に向けて多大な貢献をした。
技術開発賞
受賞テーマ
「ハイブリッド自動車用 重希土類フリーモータの開発」
受賞者
相馬 慎吾(そうま しんご) 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
藤代 智(ふじしろ さとし) 同上
清水 治彦(しみず はるひこ) 同上
服部 篤(はっとり あつし) 株式会社ダイドー電子
山本 隆弘(やまもと たかひろ) 株式会社ダイドー電子
受賞理由
ハイブリッド自動車用の駆動モータ用磁石において、耐熱性向上を目的に添加されている重希土類元素であるジスプロシウム(Dy)とテルビウム(Tb)の使用量をゼロにする技術を構築した。従来の磁石製法と異なる熱間塑性加工法を採用する事で耐熱性を向上させた。また、開発した磁石をハイブリッド自動車駆動用モータに適用するために、ロータの磁気回路設計を工夫した。磁石配置と磁石形状及びロータフラックスバリア形状を磁石が減磁しないように工夫し、モータ性能を維持しつつ、モータ耐熱温度を向上させた。重希土類を使わない新製法磁石の開発とその磁石が搭載可能なロータ磁気回路新設計・開発に成功し、重希土類完全フリー磁石を世界で初めて量産車用駆動モータへ適用させることを可能とした。資源リスク、価格高騰リスクのある重希土類を使わない技術開発を行ったことから、日本のハイブリッド自動車普及加速に対して多大な貢献をしたことは高く評価される。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.honda.co.jp/news/2018/c180524.html
概要:本田技研工業株式会社
詳細は www.honda.co.jp をご覧ください。
Copyright 2018 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
自動車技術会賞は、公益社団法人自動車技術会により、1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的に創設され、「学術貢献賞」、「技術貢献賞」、「浅原賞学術奨励賞」、「浅原賞技術功労賞」、「論文賞」、「技術開発賞」の各賞において表彰されるものです。
今回受賞した技術、技術者および受賞理由※は次の通りです。
授賞式は、本日13時00分よりパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にて行われます。
技術貢献賞
受賞テーマ
「ITS/自動運転に関わる技術の進歩発展への貢献」
受賞者
横山 利夫(よこやま としお) 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
受賞理由
受賞者は、カーエレクトロニクス分野を専門とし、路車間通信を活用した信号情報活用運転支援システムの実用化および自動運転システムにおける、高精度地図およびGNSS※1、慣性航法、V-SLAM※2を併用した高精度自車位置同定、カメラ、ライダー、レーダーによる2系統センサーフュージョン構成のロバストで高性能/高信頼な走行環境認識、高精度地図上の座標照合と白線補正及び障害物との距離と速度をローカルマップ処理し最適な目標ラインの生成を行う目標軌道生成等の技術開発に貢献している。又、日本自動車工業会の自動運転検討会主査として、官民学が協調して取り組むべき自動運転システムの安全性評価のあり方や、ユースケース検討、Human Factor研究等の取りまとめを行っている。自動走行時のドライバーとシステムの役割分担や責任区分の在り方に代表されるような非技術領域についても、委員会/検討会に参加し実用化に向けた環境整備を図る等、ITS/自動運転の実用化に向けて多大な貢献をした。
技術開発賞
受賞テーマ
「ハイブリッド自動車用 重希土類フリーモータの開発」
受賞者
相馬 慎吾(そうま しんご) 株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター
藤代 智(ふじしろ さとし) 同上
清水 治彦(しみず はるひこ) 同上
服部 篤(はっとり あつし) 株式会社ダイドー電子
山本 隆弘(やまもと たかひろ) 株式会社ダイドー電子
受賞理由
ハイブリッド自動車用の駆動モータ用磁石において、耐熱性向上を目的に添加されている重希土類元素であるジスプロシウム(Dy)とテルビウム(Tb)の使用量をゼロにする技術を構築した。従来の磁石製法と異なる熱間塑性加工法を採用する事で耐熱性を向上させた。また、開発した磁石をハイブリッド自動車駆動用モータに適用するために、ロータの磁気回路設計を工夫した。磁石配置と磁石形状及びロータフラックスバリア形状を磁石が減磁しないように工夫し、モータ性能を維持しつつ、モータ耐熱温度を向上させた。重希土類を使わない新製法磁石の開発とその磁石が搭載可能なロータ磁気回路新設計・開発に成功し、重希土類完全フリー磁石を世界で初めて量産車用駆動モータへ適用させることを可能とした。資源リスク、価格高騰リスクのある重希土類を使わない技術開発を行ったことから、日本のハイブリッド自動車普及加速に対して多大な貢献をしたことは高く評価される。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.honda.co.jp/news/2018/c180524.html
概要:本田技研工業株式会社
詳細は www.honda.co.jp をご覧ください。
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