調達の戦略的ソーシング業務を支援するJAGGAER社S2Cアプリケーションを日立の導入ノウハウと組み合わせ「TWX-21 Source to Contractサービス」として販売開始
[18/12/04]
TOKYO, Dec 4, 2018 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、サプライヤーの調査から見積もり、交渉、契約までのS2C業務のデジタル化を支援する戦略ソーシングアプリケーション市場のリーディングカンパニー*1である米国JAGGAER(CEO:Robert Bonavito(ロバート・ボナヴィート)/以下、JAGGAER(ジャガー)社)と、同社のS2Cアプリケーションについて販売代理店契約を締結しました。
日立では、本契約に先立ち、日立グループの調達業務改革の一環としてJAGGAER社S2Cアプリケーションを11月6日より導入・本番稼働を開始しており、日立グループ全体のS2C業務の一元管理による業務プロセスの可視化や担当者間のサプライヤーの評価や契約交渉などの知見共有による調達業務のさらなる高度化を推進しています。
今回、この自社導入で得られたノウハウを活用した導入支援サービスとJAGGAER社S2Cアプリケーションを合わせ、「TWX-21 Source to Contractサービス」として12月4日から販売開始します。日立は、JAGGAER社S2Cアプリケーションのサプライヤーの評価、育成などの管理機能や、見積もり、契約などのソーシング機能を活用することにより、これまで個別最適化されてきたS2C領域での業務プロセスを統一し、全社的な知見の共有を可能にすることで、バリューチェーン強化に向けた戦略的な調達業務の改革を支援します。
近年、競争の激しいグローバル市場で勝ち抜くために、調達部門には抜本的な調達コストの低減に加えて、供給の安定化やリスクアセスメントなどの観点も踏まえた戦略的な調達活動が求められています。しかし、調達業務のうちP2P領域でのデジタル化は既に普及している一方、S2C領域での対応は遅れており、国や地域の調達部門、さらには個人ごとに個別に最適化が図られていることが多く、グローバルに展開する企業グループ全体の業務知見を蓄積し、より競争力の高いバリューチェーンを構築する上での課題となっています。日立は、長年にわたり、調達業務改革に取り組んでおり、調達部門の業務プロセスの標準化やグローバル統一のシステム構築を進め、日立グループ内に適用してきました。そのノウハウを活用したTWX-21は、主にP2Pの業務改革を支援するクラウドサービスとして、日立グループ含め約6万6千社*2のお客さまの取引を支えています。今回、このようなS2C業務のデジタル化のニーズに応えるため、「TWX-21 Source to Contractサービス」をTWX-21のサービスメニューに新たに追加しました。
「TWX-21 Source to Contractサービス」は、グローバルビジネスを推進する日立グループ内へのJAGGAER社S2Cアプリケーションの展開を通じて得られたノウハウをもとに、導入支援サービスを組み合わせて提供します。例えば、S2C業務プロセスの改善や標準化を支援する業務コンサルティング、KPI*3・テンプレート設定を含めたワークフローの設計や、SEサポート、ユーザーマニュアル・ヘルプデスクの提供など、導入から稼働、保守、運用まで一貫したサービスを提供することで、S2C業務の可視化、高度化を支援します。
JAGGAER社S2Cアプリケーションは、サプライヤーへの要請書であるRFx*4の作成・回答依頼、契約書の作成・交渉・署名などのソーシング管理だけでなく、サプライヤーに関わるさまざまな情報からスコアリングを行うサプライヤー管理の機能を提供します。具体的には、コンプライアンスやソーシング案件への対応状況、実案件から蓄積される納期遵守率や不良率などの実績、資格審査やリスク審査結果などの多種多様な情報に基づいてサプライヤーごとにスコアカードを作成、更新することにより、継続的かつ多角的にサプライヤーを評価することが可能になります。また、サプライヤーとの協創、育成を通じた開発プログラムを策定し、サプライヤーにおけるパフォーマンス向上やリスク低減を協働で進めることで、戦略的にパートナーシップを構築することができます。
さらに、TWX-21のP2P向けサービス*5と組み合わせて利用することで、調達プロセス全体を一元的に管理できるシステム環境を提供し、グローバルビジネスにおけるお客さまの戦略的な調達業務を支援します。
日立は、今後も、お客さまの業務課題やニーズに応じ、継続的にTWX-21サービスの拡充・強化を図りながら、調達業務の高度化によるお客さまの戦略的なグローバル経営を支援していきます。
JAGGAER社 CEO Robert Bonavito氏からのコメント
日立の導入ノウハウと当社のS2Cアプリケーションを組み合わせた「TWX-21 Source to Contractサービス」を採用いただくことで、日本を含めたアジア地域のお客さまが、調達業務の高度化によるデジタルトランスフォーメーションを加速できることを期待しています。
JAGGAER社について
JAGGAER社は、支出管理ソリューションを提供する世界最大規模の独立系会社として、北米、中南米、ヨーロッパ、英国、オーストラリア、アジア、中東およびその他の地域にオフィスを構えており、70カ国・地域における370万社のサプライヤーがネットワークにつながる約2,000社の顧客を有しています。高度な支出分析、調達、サプライヤー管理、契約ライフサイクル管理、貯蓄追跡、インテリジェントなワークフロー機能を備えたSaaSベースのさまざまな調達ソリューションを提供しています。また、JAGGAER社は20年以上にわたりソリューションを開発し、顧客の声を聞き市場を分析することでイノベーションをけん引し続けてきました。当社のソリューションは、製造、教育、ヘルスケア、小売、消費財、物流、建設、公共サービス事業の分野のお客さまへの導入実績があります。さらに、当社では、38件の特許技術を保有しています。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/12/1204a.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
Copyright 2018 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
日立では、本契約に先立ち、日立グループの調達業務改革の一環としてJAGGAER社S2Cアプリケーションを11月6日より導入・本番稼働を開始しており、日立グループ全体のS2C業務の一元管理による業務プロセスの可視化や担当者間のサプライヤーの評価や契約交渉などの知見共有による調達業務のさらなる高度化を推進しています。
今回、この自社導入で得られたノウハウを活用した導入支援サービスとJAGGAER社S2Cアプリケーションを合わせ、「TWX-21 Source to Contractサービス」として12月4日から販売開始します。日立は、JAGGAER社S2Cアプリケーションのサプライヤーの評価、育成などの管理機能や、見積もり、契約などのソーシング機能を活用することにより、これまで個別最適化されてきたS2C領域での業務プロセスを統一し、全社的な知見の共有を可能にすることで、バリューチェーン強化に向けた戦略的な調達業務の改革を支援します。
近年、競争の激しいグローバル市場で勝ち抜くために、調達部門には抜本的な調達コストの低減に加えて、供給の安定化やリスクアセスメントなどの観点も踏まえた戦略的な調達活動が求められています。しかし、調達業務のうちP2P領域でのデジタル化は既に普及している一方、S2C領域での対応は遅れており、国や地域の調達部門、さらには個人ごとに個別に最適化が図られていることが多く、グローバルに展開する企業グループ全体の業務知見を蓄積し、より競争力の高いバリューチェーンを構築する上での課題となっています。日立は、長年にわたり、調達業務改革に取り組んでおり、調達部門の業務プロセスの標準化やグローバル統一のシステム構築を進め、日立グループ内に適用してきました。そのノウハウを活用したTWX-21は、主にP2Pの業務改革を支援するクラウドサービスとして、日立グループ含め約6万6千社*2のお客さまの取引を支えています。今回、このようなS2C業務のデジタル化のニーズに応えるため、「TWX-21 Source to Contractサービス」をTWX-21のサービスメニューに新たに追加しました。
「TWX-21 Source to Contractサービス」は、グローバルビジネスを推進する日立グループ内へのJAGGAER社S2Cアプリケーションの展開を通じて得られたノウハウをもとに、導入支援サービスを組み合わせて提供します。例えば、S2C業務プロセスの改善や標準化を支援する業務コンサルティング、KPI*3・テンプレート設定を含めたワークフローの設計や、SEサポート、ユーザーマニュアル・ヘルプデスクの提供など、導入から稼働、保守、運用まで一貫したサービスを提供することで、S2C業務の可視化、高度化を支援します。
JAGGAER社S2Cアプリケーションは、サプライヤーへの要請書であるRFx*4の作成・回答依頼、契約書の作成・交渉・署名などのソーシング管理だけでなく、サプライヤーに関わるさまざまな情報からスコアリングを行うサプライヤー管理の機能を提供します。具体的には、コンプライアンスやソーシング案件への対応状況、実案件から蓄積される納期遵守率や不良率などの実績、資格審査やリスク審査結果などの多種多様な情報に基づいてサプライヤーごとにスコアカードを作成、更新することにより、継続的かつ多角的にサプライヤーを評価することが可能になります。また、サプライヤーとの協創、育成を通じた開発プログラムを策定し、サプライヤーにおけるパフォーマンス向上やリスク低減を協働で進めることで、戦略的にパートナーシップを構築することができます。
さらに、TWX-21のP2P向けサービス*5と組み合わせて利用することで、調達プロセス全体を一元的に管理できるシステム環境を提供し、グローバルビジネスにおけるお客さまの戦略的な調達業務を支援します。
日立は、今後も、お客さまの業務課題やニーズに応じ、継続的にTWX-21サービスの拡充・強化を図りながら、調達業務の高度化によるお客さまの戦略的なグローバル経営を支援していきます。
JAGGAER社 CEO Robert Bonavito氏からのコメント
日立の導入ノウハウと当社のS2Cアプリケーションを組み合わせた「TWX-21 Source to Contractサービス」を採用いただくことで、日本を含めたアジア地域のお客さまが、調達業務の高度化によるデジタルトランスフォーメーションを加速できることを期待しています。
JAGGAER社について
JAGGAER社は、支出管理ソリューションを提供する世界最大規模の独立系会社として、北米、中南米、ヨーロッパ、英国、オーストラリア、アジア、中東およびその他の地域にオフィスを構えており、70カ国・地域における370万社のサプライヤーがネットワークにつながる約2,000社の顧客を有しています。高度な支出分析、調達、サプライヤー管理、契約ライフサイクル管理、貯蓄追跡、インテリジェントなワークフロー機能を備えたSaaSベースのさまざまな調達ソリューションを提供しています。また、JAGGAER社は20年以上にわたりソリューションを開発し、顧客の声を聞き市場を分析することでイノベーションをけん引し続けてきました。当社のソリューションは、製造、教育、ヘルスケア、小売、消費財、物流、建設、公共サービス事業の分野のお客さまへの導入実績があります。さらに、当社では、38件の特許技術を保有しています。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/12/1204a.html
概要:日立製作所
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