富士通とTC3、次世代アーキテクチャー「デジタルアニーラ」普及に向け「Topcoder」を活用した技術者コンテストを開催
[19/01/15]
TOKYO, Jan 15, 2019 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(注1)(以下、富士通)と、高度なスキルを持つ世界最大級の技術者コミュニティ「Topcoder(注2)」を活用したサービスを日本国内で展開するTC3株式会社(注3)(以下、TC3)は、「Topcoder」に登録している世界138万人以上(2018年12月1日時点)のメンバーを対象に、従来コンピュータでは解を得ることが困難な問題を、量子現象に着想を得た組合せ最適化問題を高速に解く富士通の次世代アーキテクチャー「デジタルアニーラ」で解くコンテストを2019年2月から3月まで開催します。
コンテストを通して富士通とTC3は、「デジタルアニーラ」の普及促進を目指すとともに、難易度の高い問題などにおける「Topcoder」との連携効果を検証し、日本発で先進テクノロジーをリードすることを目指します。
背景
実社会には、医療、金融、物流、自動車業界など様々な分野に、これまで人間が行ってきた複雑な意思決定や、膨大な学習用入力データに基づいた最適な解の選択など、現在のコンピューティング技術では実用的な時間で解くことができない問題が膨大に存在します。このような問題に対して、株式会社富士通研究所(注4)は、組合せ最適化問題を高速に解くアーキテクチャー「デジタルアニーラ」を開発し、2018年5月に富士通よりサービス提供を開始しています。「デジタルアニーラ」は、従来の半導体技術を用いて、実社会における組合せ最適化問題を高速に解くことができる計算機アーキテクチャーです。
しかし、組合せ最適化問題を解決するには、業務や社会課題を組合せ最適化問題として定義し、数式モデルを構築する高度なスキルが求められます。
「Topcoder」は、情報技術、コンサルティング、ビジネス・プロセス・サービスで世界大手のウィプロ・リミテッドによって運営される、アルゴリズム・ソフトウェア開発・UI/UXデザイン分野の最新技術に強いスキルと関心を持つ世界最大級の技術者のコミュニティであり、特にアルゴリズム開発や改善においては世界でも特に高いレベルのスキルを持つ技術者が多数在籍しています。世界の大手企業や国家機関の多くが「Topcoder」を活用し、最新テクノロジーの浸透普及・開発者育成を実施するとともに、高度な問題解決におけるパートナーとして連携しています。日本国内においては、TC3が「Topcoder」のコンテストを活用した最新スキルのソーシング・サービスを提供しています。
今回、富士通とTC3は、「デジタルアニーラ」の普及促進を目指すとともに、難易度の高い問題などにおける「Topcoder」との連携効果を検証します。
TC3株式会社について
TC3はソフトウェアエンジニアの、オープンで自由なコラボレーションを実現するための技術基盤を提供し、世界に新たなイノベーションを提供するために2016年9月に設立されました。全世界で138万人以上のトップレベルのデータサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア、UI/UXデザイナーが参加し、競争形式のコンテストで新たなイノベーションを創出する「Topcoder」サービスの提供、及び、アジャイルやDevOpsシステム開発に必要な開発ツール、開発環境、コンサルティング・サービスを提供しています。
コンテスト概要
「Topcoder」メンバーが「デジタルアニーラ」の利用方法をハンズオン形式で学ぶラーニングコンテストに参加した上で、「デジタルアニーラ」を用いて特定の問題を解決し、その計算速度と解の良さなどを競うコンテストを、2019年2月から開催します。本コンテストは「Topcoder」メンバーとして登録することによって、世界中のどこからでも参加可能です。
(1)日程:
2019年2月1日〜3月初旬(約10日間×3回) ラーニングコンテスト
2019年3月中旬〜3月下旬(約2週間) 競技コンテスト
(2)競技内容:最適化問題を「デジタルアニーラ」で解くにあたり、一度の計算では解を出せない大規模問題を、速くかつ正確に計算可能とする最適な分割方法を競う
(3)参加対象者 :「Topcoder」に登録をする世界の技術者
(4)コンテスト告知URL:http://www.topcoder.com/lp/digitalannealer
今後、富士通とTC3は、富士通の先端テクノロジーと、TC3の「Topcoder」と連携した高度なスキルのソーシング・サービスを活かし、難易度の高い問題などにおける連携効果を検証することで、日本発で先進テクノロジーをリードすることを目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/01/15.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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コンテストを通して富士通とTC3は、「デジタルアニーラ」の普及促進を目指すとともに、難易度の高い問題などにおける「Topcoder」との連携効果を検証し、日本発で先進テクノロジーをリードすることを目指します。
背景
実社会には、医療、金融、物流、自動車業界など様々な分野に、これまで人間が行ってきた複雑な意思決定や、膨大な学習用入力データに基づいた最適な解の選択など、現在のコンピューティング技術では実用的な時間で解くことができない問題が膨大に存在します。このような問題に対して、株式会社富士通研究所(注4)は、組合せ最適化問題を高速に解くアーキテクチャー「デジタルアニーラ」を開発し、2018年5月に富士通よりサービス提供を開始しています。「デジタルアニーラ」は、従来の半導体技術を用いて、実社会における組合せ最適化問題を高速に解くことができる計算機アーキテクチャーです。
しかし、組合せ最適化問題を解決するには、業務や社会課題を組合せ最適化問題として定義し、数式モデルを構築する高度なスキルが求められます。
「Topcoder」は、情報技術、コンサルティング、ビジネス・プロセス・サービスで世界大手のウィプロ・リミテッドによって運営される、アルゴリズム・ソフトウェア開発・UI/UXデザイン分野の最新技術に強いスキルと関心を持つ世界最大級の技術者のコミュニティであり、特にアルゴリズム開発や改善においては世界でも特に高いレベルのスキルを持つ技術者が多数在籍しています。世界の大手企業や国家機関の多くが「Topcoder」を活用し、最新テクノロジーの浸透普及・開発者育成を実施するとともに、高度な問題解決におけるパートナーとして連携しています。日本国内においては、TC3が「Topcoder」のコンテストを活用した最新スキルのソーシング・サービスを提供しています。
今回、富士通とTC3は、「デジタルアニーラ」の普及促進を目指すとともに、難易度の高い問題などにおける「Topcoder」との連携効果を検証します。
TC3株式会社について
TC3はソフトウェアエンジニアの、オープンで自由なコラボレーションを実現するための技術基盤を提供し、世界に新たなイノベーションを提供するために2016年9月に設立されました。全世界で138万人以上のトップレベルのデータサイエンティスト、ソフトウェアエンジニア、UI/UXデザイナーが参加し、競争形式のコンテストで新たなイノベーションを創出する「Topcoder」サービスの提供、及び、アジャイルやDevOpsシステム開発に必要な開発ツール、開発環境、コンサルティング・サービスを提供しています。
コンテスト概要
「Topcoder」メンバーが「デジタルアニーラ」の利用方法をハンズオン形式で学ぶラーニングコンテストに参加した上で、「デジタルアニーラ」を用いて特定の問題を解決し、その計算速度と解の良さなどを競うコンテストを、2019年2月から開催します。本コンテストは「Topcoder」メンバーとして登録することによって、世界中のどこからでも参加可能です。
(1)日程:
2019年2月1日〜3月初旬(約10日間×3回) ラーニングコンテスト
2019年3月中旬〜3月下旬(約2週間) 競技コンテスト
(2)競技内容:最適化問題を「デジタルアニーラ」で解くにあたり、一度の計算では解を出せない大規模問題を、速くかつ正確に計算可能とする最適な分割方法を競う
(3)参加対象者 :「Topcoder」に登録をする世界の技術者
(4)コンテスト告知URL:http://www.topcoder.com/lp/digitalannealer
今後、富士通とTC3は、富士通の先端テクノロジーと、TC3の「Topcoder」と連携した高度なスキルのソーシング・サービスを活かし、難易度の高い問題などにおける連携効果を検証することで、日本発で先進テクノロジーをリードすることを目指します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/01/15.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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