東京女子医科大学・デンソー・日立がスマート治療室開発で日本オープンイノベーション大賞「厚生労働大臣賞」を受賞
[19/02/05]
TOKYO, Feb 5, 2019 - (JCN Newswire) - 学校法人東京女子医科大学と株式会社デンソー、株式会社日立製作所は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)プロジェクトのもとで連携して行ったスマート治療室の研究・開発について、内閣府「第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞」を受賞しました。
日本オープンイノベーション大賞の概要
イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげるには、組織の壁を超えて知識や技術、経営資源を組み合わせて新しい取組を推進するオープンイノベーションが重要視されています。我が国のオープンイノベーションを推進するため、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を表彰する「日本オープンイノベーション大賞」が新設されました。
今回の表彰内容
- 受賞した賞:第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞
- 受賞案件名:医療のIoT化を実現するスマート治療室「SCOT(R)」*1の開発
- 受賞者:
-- 村垣善浩(東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
-- 岡本淳 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 特任講師)
-- 正宗賢 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
-- 奥田英樹((株)デンソー 社会ソリューション事業推進部 メディカル事業室 室長)
-- 中西彰 ((株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット 外科治療ソリューション本部 本部長)
スマート治療室「SCOT(R)」開発の概要
従来の手術室の役割は滅菌環境の提供であり、多数の機器はスタンドアロンで運用されていましたが、治療効果向上とリスク低減を両立するため、治療空間自体が一体のシステムとなるスマート治療室「SCOT(R)」をAMED支援のもと、5大学11企業の連携により開発しています。これまでに機器をパッケージ化した基本版(広島大学)で手術を30例、開発したミドルウェア(OPeLiNK(R))*2によりネットワーク化した標準版(信州大学)で手術を4例施行しました。2018年度中に高機能版(東京女子医科大学)を導入予定です。OPeLiNK(R)を使用することにより、各機器の出力データをミドルウェアで「標準化」し、常に同じフォーマットのデータをデバイス非依存で提供することができます。本技術開発により、世界の健康医療に貢献し、Society 5.0を実現する相互運用性の高い医療情報基盤を構築していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/02/0205a.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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日本オープンイノベーション大賞の概要
イノベーションの創出を巡る国際的な競争が激化する中で、研究開発等の成果を迅速に社会実装し、社会的ニーズの解決や新たな価値の創造につなげるには、組織の壁を超えて知識や技術、経営資源を組み合わせて新しい取組を推進するオープンイノベーションが重要視されています。我が国のオープンイノベーションを推進するため、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を表彰する「日本オープンイノベーション大賞」が新設されました。
今回の表彰内容
- 受賞した賞:第1回日本オープンイノベーション大賞 厚生労働大臣賞
- 受賞案件名:医療のIoT化を実現するスマート治療室「SCOT(R)」*1の開発
- 受賞者:
-- 村垣善浩(東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
-- 岡本淳 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 特任講師)
-- 正宗賢 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所 教授)
-- 奥田英樹((株)デンソー 社会ソリューション事業推進部 メディカル事業室 室長)
-- 中西彰 ((株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット 外科治療ソリューション本部 本部長)
スマート治療室「SCOT(R)」開発の概要
従来の手術室の役割は滅菌環境の提供であり、多数の機器はスタンドアロンで運用されていましたが、治療効果向上とリスク低減を両立するため、治療空間自体が一体のシステムとなるスマート治療室「SCOT(R)」をAMED支援のもと、5大学11企業の連携により開発しています。これまでに機器をパッケージ化した基本版(広島大学)で手術を30例、開発したミドルウェア(OPeLiNK(R))*2によりネットワーク化した標準版(信州大学)で手術を4例施行しました。2018年度中に高機能版(東京女子医科大学)を導入予定です。OPeLiNK(R)を使用することにより、各機器の出力データをミドルウェアで「標準化」し、常に同じフォーマットのデータをデバイス非依存で提供することができます。本技術開発により、世界の健康医療に貢献し、Society 5.0を実現する相互運用性の高い医療情報基盤を構築していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2019/02/0205a.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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