富士通、世界初!韓国の全国内線空港にて手のひら静脈認証による搭乗者確認の運用開始
[19/03/27]
TOKYO, Mar 27, 2019 - (JCN Newswire) - Fujitsu Korea Ltd.(本社:韓国ソウル特別市、社長:Choi, Jaeil)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中達也)は、韓国空港公社(本社:韓国ソウル特別市、代表者:Chang-Wan Son)様が管轄する韓国国内線の全14空港(注1)において、混雑緩和が期待される生体認証による身元確認搭乗サービスに、手のひら静脈認証を導入しました。
あらかじめ手のひら静脈を登録した利用者は、チェックイン後の搭乗者確認時に必要となる国民IDカードを提示することなく、ゲートに搭乗券と手のひらをかざすだけですぐに本人として認証されます。これにより、従来、空港係員が行っていた国民IDカードの目視での本人確認が自動化され、搭乗者確認の精度向上や対応時間の大幅短縮を実現します。また、利用者は国民IDカードを常時携帯する必要がなくなるほか、待ち時間が削減され、空港でのスムーズな手続きが可能になります。
本サービスは2018年12月28日より稼働し、現在すでに16万人が登録を行っており、利用者数としては延べ100万人を超えています(注2)。富士通グループは、さらなる空港利用の利便性向上を目指し、韓国空港公社様のサービスを支援していきます。
背景
韓国空港公社様が管轄する国内線空港(全14空港)は、現在年間約3,200万人に利用されています。韓国籍の満14歳以上の利用者は、国内線利用時に、チェックイン後の手荷物検査場の通過前において搭乗者確認が必要であり、これまでは現場の保安担当者に国民IDカードを提示していました。しかし、目視による搭乗者確認は時間を要するため、空港内の混雑を招くこととなり、韓国空港公社様ではこの混雑対策が課題となっていました。また、国民IDカード不携帯の利用者は搭乗することができず、顧客サービス低下の要因の一つとなっていました。
今回、韓国空港公社様は、手のひら静脈認証の高い認証精度・利便性に注目し、手のひら静脈認証による本人確認システムの導入を決定されました。
利用シーン
利用者は事前に、空港に設置してある登録機にて、手のひら静脈と自身の国民ID番号、氏名、電話番号を紐づけし登録します。その後、利用者は、今回新規に手荷物検査場の通過前に設置された本人確認ゲートにて、搭乗券のバーコードを読み取らせた後、手のひらをかざし本人認証を行います。
導入システムの特徴
1. 高い本人認証率でより安全な運用を実現
今回、銀行ATMや企業のPCアクセス管理などでグローバルに実績のある富士通グループの手のひら静脈認証を、手荷物検査場前の本人確認ゲートに搭載しています。手のひら静脈による認証は、体内情報のためなりすましが難しく、高い認証精度と非接触による衛生的な本人認証を実現します。
2. スムーズな本人確認により利便性向上
手のひらをかざすだけの簡単な動作ですぐに本人認証が行えます。また、国民IDカード不携帯時でも搭乗することが可能になり、利便性の向上を実現しています。
3. 本人確認の対応時間削減による空港内の混雑を緩和
これまで保安担当者が目視で行っていた搭乗者確認が自動化されたことにより、混雑が大幅に緩和されます。
今後
富士通グループは、さらなる空港内サービスの向上のため、韓国空港公社様とともに、手のひら静脈認証を利用したセルフチェックインやセルフ搭乗ゲートの検討を進めてまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/03/27.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
あらかじめ手のひら静脈を登録した利用者は、チェックイン後の搭乗者確認時に必要となる国民IDカードを提示することなく、ゲートに搭乗券と手のひらをかざすだけですぐに本人として認証されます。これにより、従来、空港係員が行っていた国民IDカードの目視での本人確認が自動化され、搭乗者確認の精度向上や対応時間の大幅短縮を実現します。また、利用者は国民IDカードを常時携帯する必要がなくなるほか、待ち時間が削減され、空港でのスムーズな手続きが可能になります。
本サービスは2018年12月28日より稼働し、現在すでに16万人が登録を行っており、利用者数としては延べ100万人を超えています(注2)。富士通グループは、さらなる空港利用の利便性向上を目指し、韓国空港公社様のサービスを支援していきます。
背景
韓国空港公社様が管轄する国内線空港(全14空港)は、現在年間約3,200万人に利用されています。韓国籍の満14歳以上の利用者は、国内線利用時に、チェックイン後の手荷物検査場の通過前において搭乗者確認が必要であり、これまでは現場の保安担当者に国民IDカードを提示していました。しかし、目視による搭乗者確認は時間を要するため、空港内の混雑を招くこととなり、韓国空港公社様ではこの混雑対策が課題となっていました。また、国民IDカード不携帯の利用者は搭乗することができず、顧客サービス低下の要因の一つとなっていました。
今回、韓国空港公社様は、手のひら静脈認証の高い認証精度・利便性に注目し、手のひら静脈認証による本人確認システムの導入を決定されました。
利用シーン
利用者は事前に、空港に設置してある登録機にて、手のひら静脈と自身の国民ID番号、氏名、電話番号を紐づけし登録します。その後、利用者は、今回新規に手荷物検査場の通過前に設置された本人確認ゲートにて、搭乗券のバーコードを読み取らせた後、手のひらをかざし本人認証を行います。
導入システムの特徴
1. 高い本人認証率でより安全な運用を実現
今回、銀行ATMや企業のPCアクセス管理などでグローバルに実績のある富士通グループの手のひら静脈認証を、手荷物検査場前の本人確認ゲートに搭載しています。手のひら静脈による認証は、体内情報のためなりすましが難しく、高い認証精度と非接触による衛生的な本人認証を実現します。
2. スムーズな本人確認により利便性向上
手のひらをかざすだけの簡単な動作ですぐに本人認証が行えます。また、国民IDカード不携帯時でも搭乗することが可能になり、利便性の向上を実現しています。
3. 本人確認の対応時間削減による空港内の混雑を緩和
これまで保安担当者が目視で行っていた搭乗者確認が自動化されたことにより、混雑が大幅に緩和されます。
今後
富士通グループは、さらなる空港内サービスの向上のため、韓国空港公社様とともに、手のひら静脈認証を利用したセルフチェックインやセルフ搭乗ゲートの検討を進めてまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/03/27.html
概要:富士通株式会社
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