エーザイとUK Dementia Research Institute、認知症研究を加速する新しい博士研究員プログラムを共同で開始
[19/05/08]
TOKYO, May 8, 2019 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)と UK Dementia Research Institute(以下 UK DRI)は、このたび、英国において認知症研究を支援するための博士研究員プログラムを共同で開始しましたのでお知らせします。UK DRI として初めてとなる本産学共同プログラムは、あらゆるタイプの認知症に関する診断、治療、予防の改善に向けた橋渡しに繋がる革新的研究を推進することを目的としています。
認知症の患者様数は、全世界で約 5,000 万人と推計されています。世界の人口高齢化が進む中、認知症患者様数は増加の一途をたどり、2030 年には 8,200 万人、2050 年には 1 億 5,200 万人に達すると予測されています。
この世界的課題に取り組むため、UK DRI は世界をリードする研究者を集め、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、血管性認知症、ハンチントン病などを含む全ての認知症に関する研究を行う国立認知症研究機構です。本共同プログラムでは、2019 年から 2023 年の間に、認知症を研究する博士研究員に研究助成金が支給されます。助成を受けた博士研究員は、UK DRI の世界最先端の研究施設において、エーザイの探索研究およびトランスレーショナル研究の支援のもと、認知症に関する新しい治療ターゲット分子およびメカニズムの探索研究、新規認知症モデルの構築をめざすとともに、これらの研究成果の診断、治療、ケアへの橋渡しを加速します。
UK DRI の Director 兼 COO である Adrian Ivinson 博士は、「本コラボレーションは、UK DRI が認知症サイエンスと患者様アウトカムに貢献するために、企業とパートナーシップを組んでいくという素晴らしい事例です。私たちは、エーザイからの投資とパートナーシップ、そして認知症治療のために新たなフロンティアに挑戦する研究者の努力に感謝しています。私たちは、認知症研究に新しい考え方を取り入れること、そしてアイデアとエネルギーに満ちた UK DRI のコミュニティーに、優れた研究者を迎え入れることを楽しみにしています」と述べています。
エーザイの執行役 ニューロロジービジネスグループのチーフディスカバリーオフィサーである木村禎治博士は、「世界最大の認知症研究機構である UK DRI と、エーザイが民間企業として初めて共同プログラムを開始できることを大変嬉しく思います。本共同プログラムは、英国において世界最先端の認知症研究に取り組む博士研究員に、自身の能力を最大限に発揮する環境を提供する極めてユニークな試みです。本プログラムのもとで、認知症治療に結びつく斬新なアイデアが具現化することに期待しています」と述べています。
エーザイは、1990 年以来、英国において神経変性疾患に関する研究を行っています。2012 年には、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と共同研究を開始しました。本共同研究は、エーザイのオープンイノベーション構想の一環として、最先端の研究者とともに、最新の研究成果を神経変性疾患に対する革新的な治療法に繋げるべく 2023 年まで実施されます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201929.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
認知症の患者様数は、全世界で約 5,000 万人と推計されています。世界の人口高齢化が進む中、認知症患者様数は増加の一途をたどり、2030 年には 8,200 万人、2050 年には 1 億 5,200 万人に達すると予測されています。
この世界的課題に取り組むため、UK DRI は世界をリードする研究者を集め、アルツハイマー病、パーキンソン病、前頭側頭型認知症、血管性認知症、ハンチントン病などを含む全ての認知症に関する研究を行う国立認知症研究機構です。本共同プログラムでは、2019 年から 2023 年の間に、認知症を研究する博士研究員に研究助成金が支給されます。助成を受けた博士研究員は、UK DRI の世界最先端の研究施設において、エーザイの探索研究およびトランスレーショナル研究の支援のもと、認知症に関する新しい治療ターゲット分子およびメカニズムの探索研究、新規認知症モデルの構築をめざすとともに、これらの研究成果の診断、治療、ケアへの橋渡しを加速します。
UK DRI の Director 兼 COO である Adrian Ivinson 博士は、「本コラボレーションは、UK DRI が認知症サイエンスと患者様アウトカムに貢献するために、企業とパートナーシップを組んでいくという素晴らしい事例です。私たちは、エーザイからの投資とパートナーシップ、そして認知症治療のために新たなフロンティアに挑戦する研究者の努力に感謝しています。私たちは、認知症研究に新しい考え方を取り入れること、そしてアイデアとエネルギーに満ちた UK DRI のコミュニティーに、優れた研究者を迎え入れることを楽しみにしています」と述べています。
エーザイの執行役 ニューロロジービジネスグループのチーフディスカバリーオフィサーである木村禎治博士は、「世界最大の認知症研究機構である UK DRI と、エーザイが民間企業として初めて共同プログラムを開始できることを大変嬉しく思います。本共同プログラムは、英国において世界最先端の認知症研究に取り組む博士研究員に、自身の能力を最大限に発揮する環境を提供する極めてユニークな試みです。本プログラムのもとで、認知症治療に結びつく斬新なアイデアが具現化することに期待しています」と述べています。
エーザイは、1990 年以来、英国において神経変性疾患に関する研究を行っています。2012 年には、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と共同研究を開始しました。本共同研究は、エーザイのオープンイノベーション構想の一環として、最先端の研究者とともに、最新の研究成果を神経変性疾患に対する革新的な治療法に繋げるべく 2023 年まで実施されます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2019/news201929.html
概要:エーザイ株式会社
詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。
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