佐渡汽船とNEC、さらなる観光振興に向けて総合乗船システムをクラウド環境へ
[19/07/12]
TOKYO, Jul 12, 2019 - (JCN Newswire) - 佐渡汽船株式会社(本社:新潟県佐渡市、代表取締役社長:尾? 弘明、以下 佐渡汽船)は、予約・発券などの顧客向けシステムや貨物・運航管理などの社内システムを日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、以下 NEC)のクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」へ移行・刷新し、2019年4月に本格稼働しました。移行後すぐのゴールデンウィーク時には、10連休効果により利用者数が前年比3割増加となりましたが、この刷新に伴う関連施策により問題なく対応することができました。
佐渡汽船は、佐渡島内の人口減少を含む全体的な輸送量減少への対策として、SNSの活用による新たな観光需要の掘り起しや、昨年比1.5倍に増えているインバウンド需要の取り込みなど、顧客獲得に向けた各種施策へ柔軟に対応できるよう社を上げて取り組んでいます。また、佐渡島への唯一の交通機関として、安全・確実・快適な運航を永続的に提供する体制を整えてきました。
今回のシステム移行では、クラウド環境を活用することで、災害時の事業継続性を強化するとともに、利用者の利便性向上に寄与する多種多様なサービスの開発から提供までを迅速に行うことを可能にし、なおかつシステム運用コストの削減に成功しました。
今後両社は、さらなるIT活用により、安全運航の徹底及び佐渡島や新潟県の魅力発信とお客様満足度の向上を実現し、新規顧客やリピーターの増加に繋げることで、より一層の地域貢献を目指していきます。
1. 各業務のクラウド化により、システム運用の柔軟性と効率化を実現
今回、会員、予約、発券のサービスや統計、運航管理、貨物などの業務を「NEC Cloud IaaS」に移行するとともに、開発環境をクラウド化しました。これにより、開発環境リソースの制限がなくなり、自治体からの要望や利用者向けのサービスの新規立ち上げなど、並行して様々なシステム開発が可能になりました。
また、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で運用されているホームページと、「NEC Cloud IaaS」上の予約システム間のセキュアでスムーズな連携を実現しました。クラウド環境を活用することにより、24時間365日止まらないサービスを実現し災害時の事業継続性を強化しています。さらに、ハードウェアの更改作業や日々の保守作業が不要となるなど、運用コストを従来比で月15%削減しました。
2. 総合乗船システムの刷新により、利用者の利便性を向上
これまではインターネットからの乗船予約時に会員登録が必要だったため、利用時には一旦会員登録を完了してから乗船予約の手続きが必要でした。今回のシステム刷新により、会員、予約、発券の各システムが連携し、予約する際の会員登録を不要とすることで乗船予約を簡易化しました。
また、システムの刷新に合わせてホームページのリニューアルも行い、各種旅行商品も同じWEBサイトから予約が可能となりました。これにより、利用者の利便性を向上するとともに、ゴールデンウィーク時の利用者数前年比3割増加にも問題なく対応することができました。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201907/20190712_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
佐渡汽船は、佐渡島内の人口減少を含む全体的な輸送量減少への対策として、SNSの活用による新たな観光需要の掘り起しや、昨年比1.5倍に増えているインバウンド需要の取り込みなど、顧客獲得に向けた各種施策へ柔軟に対応できるよう社を上げて取り組んでいます。また、佐渡島への唯一の交通機関として、安全・確実・快適な運航を永続的に提供する体制を整えてきました。
今回のシステム移行では、クラウド環境を活用することで、災害時の事業継続性を強化するとともに、利用者の利便性向上に寄与する多種多様なサービスの開発から提供までを迅速に行うことを可能にし、なおかつシステム運用コストの削減に成功しました。
今後両社は、さらなるIT活用により、安全運航の徹底及び佐渡島や新潟県の魅力発信とお客様満足度の向上を実現し、新規顧客やリピーターの増加に繋げることで、より一層の地域貢献を目指していきます。
1. 各業務のクラウド化により、システム運用の柔軟性と効率化を実現
今回、会員、予約、発券のサービスや統計、運航管理、貨物などの業務を「NEC Cloud IaaS」に移行するとともに、開発環境をクラウド化しました。これにより、開発環境リソースの制限がなくなり、自治体からの要望や利用者向けのサービスの新規立ち上げなど、並行して様々なシステム開発が可能になりました。
また、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上で運用されているホームページと、「NEC Cloud IaaS」上の予約システム間のセキュアでスムーズな連携を実現しました。クラウド環境を活用することにより、24時間365日止まらないサービスを実現し災害時の事業継続性を強化しています。さらに、ハードウェアの更改作業や日々の保守作業が不要となるなど、運用コストを従来比で月15%削減しました。
2. 総合乗船システムの刷新により、利用者の利便性を向上
これまではインターネットからの乗船予約時に会員登録が必要だったため、利用時には一旦会員登録を完了してから乗船予約の手続きが必要でした。今回のシステム刷新により、会員、予約、発券の各システムが連携し、予約する際の会員登録を不要とすることで乗船予約を簡易化しました。
また、システムの刷新に合わせてホームページのリニューアルも行い、各種旅行商品も同じWEBサイトから予約が可能となりました。これにより、利用者の利便性を向上するとともに、ゴールデンウィーク時の利用者数前年比3割増加にも問題なく対応することができました。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201907/20190712_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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