LEXUS DESIGN AWARD 2020の審査員・メンターが決定
[19/09/12]
Toyota City, Japan, Sep 12, 2019 - (JCN Newswire) - LEXUSは、国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2020」の審査員及びメンターが決定したことを発表しました。通算8回目を迎える本アワードは、デザインやテクノロジーの力で豊かな社会とより良い未来を創造する新進気鋭のクリエイターを育成・支援することを目的としています。次世代のクリエイターをさらなる飛躍へと導くため、今年もアート、デザイン、テクノロジーなど様々な分野のリーダーやイノベーターを審査員・メンターに迎えました。
審査員には、『TIME』誌において2019年「世界で最も影響力がある100人」のひとりに選ばれたジーン・ギャング氏が新たに加わります。ギャング氏は、個人、社会、環境を俯瞰し、その関係性を統合・循環させるデザイン思考に基づく作品づくりで知られ、そのアプローチはLEXUS DESIGN AWARDが目標として掲げる「Design for a Better Tomorrow(より良い未来を創造するためのデザイン)」にも通じます。ギャング氏は、昨年に引き続き審査員を務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーターのパオラ・アントネッリ氏、テクノロジストおよびピュブリシス・サピエント社最高体験責任者のジョン・マエダ氏、そしてLexus International President澤 良宏とともに、新たな観点から応募作品を審査します。
今回は新たに3名のメンターが加わります。1人目は、デザインエンジニア、アーティスト、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクターなど様々な肩書きをもち、国際的なアワードも多数受賞するジョー・ドーセット氏。2人目は世界各国の文化にインスピレーションを受け、各地の職人とのコラボレーションにより特徴的な家具や装飾品を制作するイギリス人デザイナーのベサン・グレイ氏。そして3人目は建築家、インテリアデザイナー、プロダクト・デザイナーとして受賞歴を持ちながら、メディアアーティストとしても知られるイギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏。以上の3名に加え、昨年に引き続き参加するOMA New York代表の建築家、重松 象平氏を加えた総勢4名のメンター陣が若手デザイナーの創造性を引き出します。
世界各国からの応募作品を審査員が評価し、2020年1月に「LEXUS DESIGN AWARD 2020」のファイナリスト6名を発表します。ファイナリストは世界有数のデザイン拠点であるニューヨークに集結し、「INTERSECT BY LEXUS ? NYC」にて開催するワークショップを皮切りに、4名のメンター陣にアドバイスを受けながら自らの応募したデザインコンセプトをプロトタイプ化するメンターシップを受けることができます。世界で活躍するメンター陣からのアドバイスを通して、クリエイティブ、デザイン、製造に関する知識と経験に触れ、想像を現実にする力を養います。
ファイナリストのプロトタイプは、2020年4月に開催されるミラノデザインウィーク*において展示され、4月20日のプレスデーにおいてプロトタイプ6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2020のグランプリ受賞者が発表されます。
LEXUS DESIGN AWARD 2020は、今年度の作品応募を2019年10月14日(月)まで受け付けています。
詳細に関しては、https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/をご参照ください。
公式ハッシュタグ #LexusDesignAward
LEXUS DESIGN AWARD紹介
2013年に創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際的なデザインコンペティションです。豊かな社会やよりよい未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としています。同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を各ファイナリストに提供するほか、これらのプロトタイプは世界最大級のデザイン展示会ミラノデザインウィークに出展されます。
審査員 プロフィール
パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館(MoMA) 建築・デザイン部門シニア・キュレーター
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター兼研究開発部門責任者。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追及する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。過去、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。2019年の第22回ミラノ・トリエンナーレ(本展示会で開催された「Broken Nature」では同氏が人と自然・生態系のバランスを修復するデザインをキュレーション)の後、2020年2月にMoMAで開催予定の建築家ネリ・オックスマンの作品展示会「Material Ecology」、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、コンテンポラリーデザインについてのエッセイ集と、世界の食からインスピレーションを受けたデザインをまとめた『Design Bites』の2冊の書籍の執筆に取り組んでいる。
ジーン・ギャング(Jeanne Gang)
建築家/スタジオ・ギャング代表
アメリカ建築家協会のフェローであり、建築・都市デザインで国際的に有名なスタジオ・ギャングの創設者兼パートナー。従来の建築を超えて、人と人との関わりや、コミュニティ間の関係、環境との繋がりを顕在化させるアプローチの建築手法で知られる。2010年のシカゴのアクアタワーや2018年のニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の拡張デザイン、2016年のブラジルのアメリカ合衆国大使館のように、アメリカとヨーロッパを通して多様な受賞歴を持つ作品を多く手掛けている。マッカーサー・フェロー、ハーバード大学デザイン大学院の建築実務教授に続き、今年『TIME』誌が発表する世界で最も影響力がある人物に選ばれ、シカゴ・オヘア国際空港新ターミナルのデザインコンペで、同氏にとって最高額となる220万ドルの契約を獲得した。
ジョン・マエダ(John Maeda)
テクノロジスト/ピュブリシス・サピエント最高体験責任者
テクノロジスト、デザイナー、エンジニア、アーティスト、投資家、著者、教師などの顔を持つアメリカ人実業家。
WordPress.comの親会社オートマティックやベンチャー投資会社クライナー・パーキンスに勤務、MITメディア・ラボでの研究リーダー、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学長などを経て、2019年、フランスの広告代理店グループ、ピュブリシスにおいてテクノロジー・コンサルティングを取り扱う子会社ピュブリシス・サピエントの最高体験責任者(Chief Experience Officer)に就任。エスクァイア誌で「21世紀で最も影響力を持つ75人」の一人に選ばれ、エンジニア、デザイナー、ビジネスリーダーなど多様な経験を活かし大きなスケールで人々やアイデアを繋げている。『シンプリシティの法則』『Redesigning Leadership』他人気書籍の著者でもあり、2019年11月には新著『How to Speak Machine』の発売を予定している。世界中で講演を行い、TEDでの講演は数百万回視聴されている。
澤 良宏(Yoshihiro Sawa)
Lexus International President
京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。1980年入社。カローラなどの小型車外形デザインを担当。米国駐在、内外装デザインを経て、異色のデザイナー出身チーフエンジニアとして、アイゴの開発を担当し、2017年4月にLexus International Presidentに就任。
メンター プロフィール
ジョー・ドーセット(Joe Doucet)
デザインエンジニア、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクター/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表
デザイン会社ジョー・ドーセットXパートナーズの代表であり、アメリカで最も人気あるクリエイターの一人。アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後すぐに頭角を現し、デザインを通して日常や社会課題の解決を焦点にした作品を数多く生み出してきた。ドーセット氏はイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。ドーセット氏の作品は、ロンドンのデザイン・ミュージアムやサンテティエンヌ国際デザインビエンナーレなど、世界中で展示されているほか、国際的な賞も数多く受賞。ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や複数の「グッドデザイン賞」が代表例として挙げられるほか、『Surface Magazine』誌において、デザイン部門唯一の「アバンガーディアン」にも選出されている。2017年には米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクト・デザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。起業家としても数多くの事業を立ち上げており、「OTHR」や「Citizen A」など複数のデザイン会社の代表を務め、いずれもデザインを通して世界をよりよくすることを目的としている。
ベサン・グレイ(Bethan Gray)
デザイナー/ベサン・グレイ・デザイン代表
ロンドン在住。イギリスで最も著名な家具・雑貨デザイナーの一人で、これまでにベスト・ブリティッシュ・デザイナーを含む4つのElle Decoration British Awardを受賞している。2008年、ベサン・グレイ・デザインを創立。手作りの高級家具とホームアクセサリーのコレクションを制作し、ハロッズ、リバティー、レーン・クロフォード等グローバルなリテール店で販売している。ロンドンでの個人的活動としては、若いデザイナーたちの育成や支援、キュレーションを促進するほか、将来有望な女性デザイナーたちのメンター役も務める。最近では自身が名誉フェローを務めるカーディフ・メトロポリタン大学にて、工芸に携わる女性に向けた賞を設立した。
ロンドン以外にもミラノ、パリ、ニューヨーク、ドバイ等世界中で展示会を実施し、その作品はグローバルメディアで広く取り上げられている。自分の先祖が大陸間をまたぐ大冒険をしたことを知った同氏は、彼らが通った地を訪ねることで、旅、芸術、文化への愛情からインスピレーションを得た。
今日では自分の使命を、その地に根づく文化性や工芸技術を活かしつつ、伝統的な技法に現代性をもたらすことだと捉えている。工芸技術やデザインにはストーリーを語る力があるということを信条としており、世界中で400人の工芸職人を支援するジョイントベンチャーを組織。
フィリップ・マロイン(Philippe Malouin)
デザイナー/フィリップ・マロイン・スタジオディレクター
イギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏は、デザイン・アカデミー・アイントホーフェンでデザインの学士号を取得。パリの国立高等工業クリエーション学校、及びモントリオール大学でも教育を受ける。イギリス人デザイナーのトム・ディクソンに師事した後、2008年に自らのスタジオ「フィリップ・マロイン・スタジオ」をロンドンに立ち上げた。建築・インテリアデザイン事務所の「ポスト・オフィス」のディレクターでもある彼のポートフォリオには、テーブル、ラグ、椅子、照明、アートオブジェ、インスタレーションなどが含まれる。2012年から2015年までは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で教鞭を取った。クライアントには、SCP、Marsotto Edizioni、Resident、OTHR、Hem、Ace hotel、Matter-Made、Established & Sons、Roll & Hill、1882 ltd.、 Kvadrat、Umbra Shift、Caesarstone、IZÉ、Swarovski、Bloomberg、Aesop、Touch Digitalなどが名を連ねる。所属ギャラリーはニューヨークの「Salon 94 Design(注1)」。2019年、『Wallpaper* Magazine』誌の「今年のデザイナー」に最近選出された。
重松 象平(Shohei Shigematsu)
建築家/OMAニューヨーク、パートナー兼ディレクター
1998年建築事務所OMAに入社、2006年よりニューヨーク事務所代表を務め、2008年にパートナーに就任。間近ではサザビーズ・ニューヨーク本社の改修、サンフランシスコとマイアミのラグジュアリー高層タワーの建設、そしてニューヨーク市ではOMA初のビル建設となる121 イースト22ndストリートのレジデンスビルを担当している。その他、ケベック州立美術館やマイアミビーチのファエナフォーラム等、多数の文化施設のデザインも手掛ける。現在はニューヨーク州バッファローのオルブライト=ノックス美術館の拡張、ニューヨーク市のニューミュージアムの第二棟の建設が進行中。また、これまでにプラダ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ、メトロポリタン美術館、パークアベニューアーモリー、デンバー美術館とダラス美術館で行われたアメリカ初のディオール・レトロスペクティブ等の展示会をデザインしている。OMAの日本プロジェクトも統括しており、福岡の新しいビジネスセンター(2020年)、東京のOMAにとって初となる森ビルの多目的タワー(2022年)等が進行している。ハーバード大学デザイン大学院のデザイン評論家でもあり、これまでにTED、Wired Japan及び世界中の大学で講演を実施している。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/29497866.html
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
審査員には、『TIME』誌において2019年「世界で最も影響力がある100人」のひとりに選ばれたジーン・ギャング氏が新たに加わります。ギャング氏は、個人、社会、環境を俯瞰し、その関係性を統合・循環させるデザイン思考に基づく作品づくりで知られ、そのアプローチはLEXUS DESIGN AWARDが目標として掲げる「Design for a Better Tomorrow(より良い未来を創造するためのデザイン)」にも通じます。ギャング氏は、昨年に引き続き審査員を務める、ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーターのパオラ・アントネッリ氏、テクノロジストおよびピュブリシス・サピエント社最高体験責任者のジョン・マエダ氏、そしてLexus International President澤 良宏とともに、新たな観点から応募作品を審査します。
今回は新たに3名のメンターが加わります。1人目は、デザインエンジニア、アーティスト、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクターなど様々な肩書きをもち、国際的なアワードも多数受賞するジョー・ドーセット氏。2人目は世界各国の文化にインスピレーションを受け、各地の職人とのコラボレーションにより特徴的な家具や装飾品を制作するイギリス人デザイナーのベサン・グレイ氏。そして3人目は建築家、インテリアデザイナー、プロダクト・デザイナーとして受賞歴を持ちながら、メディアアーティストとしても知られるイギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏。以上の3名に加え、昨年に引き続き参加するOMA New York代表の建築家、重松 象平氏を加えた総勢4名のメンター陣が若手デザイナーの創造性を引き出します。
世界各国からの応募作品を審査員が評価し、2020年1月に「LEXUS DESIGN AWARD 2020」のファイナリスト6名を発表します。ファイナリストは世界有数のデザイン拠点であるニューヨークに集結し、「INTERSECT BY LEXUS ? NYC」にて開催するワークショップを皮切りに、4名のメンター陣にアドバイスを受けながら自らの応募したデザインコンセプトをプロトタイプ化するメンターシップを受けることができます。世界で活躍するメンター陣からのアドバイスを通して、クリエイティブ、デザイン、製造に関する知識と経験に触れ、想像を現実にする力を養います。
ファイナリストのプロトタイプは、2020年4月に開催されるミラノデザインウィーク*において展示され、4月20日のプレスデーにおいてプロトタイプ6作品の中からLEXUS DESIGN AWARD 2020のグランプリ受賞者が発表されます。
LEXUS DESIGN AWARD 2020は、今年度の作品応募を2019年10月14日(月)まで受け付けています。
詳細に関しては、https://lexus.jp/brand/lexus-design/design_award/をご参照ください。
公式ハッシュタグ #LexusDesignAward
LEXUS DESIGN AWARD紹介
2013年に創設されたLEXUS DESIGN AWARDは、世界中の新進気鋭のクリエイターに焦点を当てる国際的なデザインコンペティションです。豊かな社会やよりよい未来を形成する力を持った作品を制作するデザイナーやクリエイターを支援することによって、社会に貢献するアイデアを育むことを目的としています。同賞は、世界的に認知された一流のデザイナーをメンターとして、提案したデザイン案のプロトタイプ化に取り組む貴重な機会を各ファイナリストに提供するほか、これらのプロトタイプは世界最大級のデザイン展示会ミラノデザインウィークに出展されます。
審査員 プロフィール
パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
ニューヨーク近代美術館(MoMA) 建築・デザイン部門シニア・キュレーター
ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門のシニア・キュレーター兼研究開発部門責任者。デザインが世界に好影響を与えることが普遍的な理解として浸透することを目的に活動している。デザイン、建築、アート、科学、テクノロジーを融合し、見過ごされがちなモノや習慣を含む日々の生活におけるデザインの影響力を追及する。これまでに多数のイベントのキュレーション、本の執筆、世界各地での講演を行う。過去、ハーバード大学やカリフォルニア州立大学ロサンゼルス校などで教鞭を執った。2019年の第22回ミラノ・トリエンナーレ(本展示会で開催された「Broken Nature」では同氏が人と自然・生態系のバランスを修復するデザインをキュレーション)の後、2020年2月にMoMAで開催予定の建築家ネリ・オックスマンの作品展示会「Material Ecology」、MoMA R&Dサロンの新セッションのほか、コンテンポラリーデザインについてのエッセイ集と、世界の食からインスピレーションを受けたデザインをまとめた『Design Bites』の2冊の書籍の執筆に取り組んでいる。
ジーン・ギャング(Jeanne Gang)
建築家/スタジオ・ギャング代表
アメリカ建築家協会のフェローであり、建築・都市デザインで国際的に有名なスタジオ・ギャングの創設者兼パートナー。従来の建築を超えて、人と人との関わりや、コミュニティ間の関係、環境との繋がりを顕在化させるアプローチの建築手法で知られる。2010年のシカゴのアクアタワーや2018年のニューヨークにあるアメリカ自然史博物館の拡張デザイン、2016年のブラジルのアメリカ合衆国大使館のように、アメリカとヨーロッパを通して多様な受賞歴を持つ作品を多く手掛けている。マッカーサー・フェロー、ハーバード大学デザイン大学院の建築実務教授に続き、今年『TIME』誌が発表する世界で最も影響力がある人物に選ばれ、シカゴ・オヘア国際空港新ターミナルのデザインコンペで、同氏にとって最高額となる220万ドルの契約を獲得した。
ジョン・マエダ(John Maeda)
テクノロジスト/ピュブリシス・サピエント最高体験責任者
テクノロジスト、デザイナー、エンジニア、アーティスト、投資家、著者、教師などの顔を持つアメリカ人実業家。
WordPress.comの親会社オートマティックやベンチャー投資会社クライナー・パーキンスに勤務、MITメディア・ラボでの研究リーダー、ロードアイランド・スクール・オブ・デザインの学長などを経て、2019年、フランスの広告代理店グループ、ピュブリシスにおいてテクノロジー・コンサルティングを取り扱う子会社ピュブリシス・サピエントの最高体験責任者(Chief Experience Officer)に就任。エスクァイア誌で「21世紀で最も影響力を持つ75人」の一人に選ばれ、エンジニア、デザイナー、ビジネスリーダーなど多様な経験を活かし大きなスケールで人々やアイデアを繋げている。『シンプリシティの法則』『Redesigning Leadership』他人気書籍の著者でもあり、2019年11月には新著『How to Speak Machine』の発売を予定している。世界中で講演を行い、TEDでの講演は数百万回視聴されている。
澤 良宏(Yoshihiro Sawa)
Lexus International President
京都工芸繊維大学意匠工芸学科卒業。1980年入社。カローラなどの小型車外形デザインを担当。米国駐在、内外装デザインを経て、異色のデザイナー出身チーフエンジニアとして、アイゴの開発を担当し、2017年4月にLexus International Presidentに就任。
メンター プロフィール
ジョー・ドーセット(Joe Doucet)
デザインエンジニア、起業家、発明家、クリエイティブ・ディレクター/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表
デザイン会社ジョー・ドーセットXパートナーズの代表であり、アメリカで最も人気あるクリエイターの一人。アートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業後すぐに頭角を現し、デザインを通して日常や社会課題の解決を焦点にした作品を数多く生み出してきた。ドーセット氏はイノベーションや社会課題の解決、美意識にはデザイン思考が有用であると考え、視覚的・技術的にクリエイティブでありながら、メッセージ性を含んだ作風を特長とする。また、作品に関するデザインや技術で数多くの特許を保有している。ドーセット氏の作品は、ロンドンのデザイン・ミュージアムやサンテティエンヌ国際デザインビエンナーレなど、世界中で展示されているほか、国際的な賞も数多く受賞。ワールドテクノロジーアワードの「デザインイノベーション賞」や複数の「グッドデザイン賞」が代表例として挙げられるほか、『Surface Magazine』誌において、デザイン部門唯一の「アバンガーディアン」にも選出されている。2017年には米国スミソニアン協会のクーパーヒューイット国立デザイン博物館による「ナショナル・デザイン・アワード」を受賞。同賞はプロダクト・デザイナーにとって最も名誉のある賞と言われている。起業家としても数多くの事業を立ち上げており、「OTHR」や「Citizen A」など複数のデザイン会社の代表を務め、いずれもデザインを通して世界をよりよくすることを目的としている。
ベサン・グレイ(Bethan Gray)
デザイナー/ベサン・グレイ・デザイン代表
ロンドン在住。イギリスで最も著名な家具・雑貨デザイナーの一人で、これまでにベスト・ブリティッシュ・デザイナーを含む4つのElle Decoration British Awardを受賞している。2008年、ベサン・グレイ・デザインを創立。手作りの高級家具とホームアクセサリーのコレクションを制作し、ハロッズ、リバティー、レーン・クロフォード等グローバルなリテール店で販売している。ロンドンでの個人的活動としては、若いデザイナーたちの育成や支援、キュレーションを促進するほか、将来有望な女性デザイナーたちのメンター役も務める。最近では自身が名誉フェローを務めるカーディフ・メトロポリタン大学にて、工芸に携わる女性に向けた賞を設立した。
ロンドン以外にもミラノ、パリ、ニューヨーク、ドバイ等世界中で展示会を実施し、その作品はグローバルメディアで広く取り上げられている。自分の先祖が大陸間をまたぐ大冒険をしたことを知った同氏は、彼らが通った地を訪ねることで、旅、芸術、文化への愛情からインスピレーションを得た。
今日では自分の使命を、その地に根づく文化性や工芸技術を活かしつつ、伝統的な技法に現代性をもたらすことだと捉えている。工芸技術やデザインにはストーリーを語る力があるということを信条としており、世界中で400人の工芸職人を支援するジョイントベンチャーを組織。
フィリップ・マロイン(Philippe Malouin)
デザイナー/フィリップ・マロイン・スタジオディレクター
イギリス系カナダ人のフィリップ・マロイン氏は、デザイン・アカデミー・アイントホーフェンでデザインの学士号を取得。パリの国立高等工業クリエーション学校、及びモントリオール大学でも教育を受ける。イギリス人デザイナーのトム・ディクソンに師事した後、2008年に自らのスタジオ「フィリップ・マロイン・スタジオ」をロンドンに立ち上げた。建築・インテリアデザイン事務所の「ポスト・オフィス」のディレクターでもある彼のポートフォリオには、テーブル、ラグ、椅子、照明、アートオブジェ、インスタレーションなどが含まれる。2012年から2015年までは、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で教鞭を取った。クライアントには、SCP、Marsotto Edizioni、Resident、OTHR、Hem、Ace hotel、Matter-Made、Established & Sons、Roll & Hill、1882 ltd.、 Kvadrat、Umbra Shift、Caesarstone、IZÉ、Swarovski、Bloomberg、Aesop、Touch Digitalなどが名を連ねる。所属ギャラリーはニューヨークの「Salon 94 Design(注1)」。2019年、『Wallpaper* Magazine』誌の「今年のデザイナー」に最近選出された。
重松 象平(Shohei Shigematsu)
建築家/OMAニューヨーク、パートナー兼ディレクター
1998年建築事務所OMAに入社、2006年よりニューヨーク事務所代表を務め、2008年にパートナーに就任。間近ではサザビーズ・ニューヨーク本社の改修、サンフランシスコとマイアミのラグジュアリー高層タワーの建設、そしてニューヨーク市ではOMA初のビル建設となる121 イースト22ndストリートのレジデンスビルを担当している。その他、ケベック州立美術館やマイアミビーチのファエナフォーラム等、多数の文化施設のデザインも手掛ける。現在はニューヨーク州バッファローのオルブライト=ノックス美術館の拡張、ニューヨーク市のニューミュージアムの第二棟の建設が進行中。また、これまでにプラダ、ヴェネツィア建築ビエンナーレ、メトロポリタン美術館、パークアベニューアーモリー、デンバー美術館とダラス美術館で行われたアメリカ初のディオール・レトロスペクティブ等の展示会をデザインしている。OMAの日本プロジェクトも統括しており、福岡の新しいビジネスセンター(2020年)、東京のOMAにとって初となる森ビルの多目的タワー(2022年)等が進行している。ハーバード大学デザイン大学院のデザイン評論家でもあり、これまでにTED、Wired Japan及び世界中の大学で講演を実施している。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/29497866.html
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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