ISID、「iQUAVIS」の中国展開を本格化
[19/11/08]
TOKYO, Nov 8, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下 ISID)は、このほど子会社である上海電通信息服務有限公司(本社:上海市、総経理:中川 雅昭、以下 ISID上海)を通じて、中国・浙江省でQFD※1(Quality Function Deployment:品質機能展開)に特化したコンサルティング事業を展開する杭州哲捷優企業管理諮詢有限公司(本社:浙江省杭州市、以下 ZJUC)と業務提携しました。本提携に基づき、ZJUCは製造・医療サービス分野の品質向上・製品イノベーションを実現する業務支援ソリューション「ZDXQFD(ジェダ・キューエフディー、以下 本ソリューション)」の中国市場での販売を2019年11月より開始します。
本ソリューションは、大手自動車会社など100社を超える導入実績を持つISIDの構想設計支援システム「iQUAVIS(アイクアビス)」に、ZJUCの持つQFDの実践手法やノウハウをテンプレートとして組み込み、中国市場向けに製品化したものです。
■提携の背景とねらい■
中国では、2015年に政府が発表した長期経済政策「中国製造2025」の下、製造業のイノベーション能力を大幅に増強させるべく様々な施策が展開されています。品質管理技術の向上はその重要施策の一つに位置付けられ、学術研究も進められていますが、企業における実践を支援するソフトウエアなどのツールが不足しているのが現状です。
ZJUCは、中国における品質管理分野の学術研究を牽引する浙江大学・品質管理研究センターで教授を務めるXiong Wei(ション・ウェイ)氏を顧問として迎え入れ、2010年に設立された企業です。中国企業がQFDを実践する上で不可欠となる品質管理領域での手法・業務適用方法・展開方法などに関し、独自のメソッドを用いたコンサルティングで数多くの実績を有しています。今回、同社が販売開始する「ZDXQFD」は、ISIDが開発・提供する構想設計支援システムiQUAVISに、ZJUCの持つQFDの実践手法やノウハウをテンプレートとして組み込み、中国の製造業や医療サービス事業者向けに各種機能を実装したものです。ISIDは本提携を通じて、中国市場へのiQUAVISの本格展開を図るとともに、アジアにおけるQFDの発展と品質革新に寄与してまいります。
■iQUAVISを核とするISIDのQFDへの取り組み■
iQUAVISは、自動車や精密機器などの複雑なシステム製品の構想設計段階において、設計のすり合わせが必要な箇所を特定し、最適な設計手順を導くことができる日本初の構想設計支援システムです。自動車をはじめとする国内大手製造業約100社に採用され、特に近年はQFDやMBSE※2を支援するツールとしての活用が広がっています。ISIDは、このiQUAVISを核にQFDをさらに発展させ、様々な業種の企業が保有する固有技術をよりよく生かすための方法論「QFD-Advanced」を提唱・提案し、顧客企業における品質革新を支援しています。これらの取り組みがアジアにおけるQFDの開発・展開に貢献したとして高く評価され、2018年9月に中国・浙江省で開催された「The 3rd Asia Symposium on Quality Function Deployment(アジアQFDシンポジウム2018)」において、「Asia Quality Innovation Award(アジア品質革新賞)」を受賞しました。
(iQUAVIS 詳細:http://bit.ly/2rqp6Qd )
※1 QFD:Quality Function Deployment(品質機能展開)の略。市場の要求を円滑に技術分野に伝達するための品質管理手法。製品開発プロセスにおける各種の情報を二元表(検討すべき事象について二つの見方から要素を分解し、行と列の項目に展開して、その交点に相互の関連の有無や度合いを示した表)によって整理し、開発上流段階での品質保証を実現する方法論として日本で開発・提唱された。
※2 MBSE:Model Based Systems Engineering の略。大規模で複雑なシステムや製品の開発において、専門分野の異なるエンジニア同士が「モデル」を共通言語としてコミュニケーションをとりながら開発を進めていくための手法。
<ご参考資料>
関連プレスリリース
-ISIDの品質革新への取り組みが「アジアQFDシンポジウム2018」でアワードを受賞(2018年10月11日)
https://www.isid.co.jp/news/release/2018/1011_1.html
<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名:株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者:代表取締役社長 名和 亮一
本社:東京都港区港南 2-17-1
URL: https://www.isid.co.jp/
設立:1975年
資本金:81億8,050万円
連結従業員:2,783名(2018年12月末現在)
連結売上高:91,024百万円(2018年12月期)
事業内容:ISIDは、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支えるテクノロジー企業です。金融業務や製品開発の領域で創業以来培ってきた知見に加え、人事・会計など企業活動の根幹を支えるシステム構築の実績、電通グループのマーケティングノウハウ、そしてIoTやロボティクス、AIなど先端技術の社会実装に向けたオープンイノベーションへの取り組みにより、社会と企業の課題解決に貢献する、価値あるソリューションを生み出し続けています。
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
先端技術推進室 プロダクトマーケティング部 達家
TEL:03-6713-8085
E-Mail: g-qs@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション部 李
TEL:03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp
Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
本ソリューションは、大手自動車会社など100社を超える導入実績を持つISIDの構想設計支援システム「iQUAVIS(アイクアビス)」に、ZJUCの持つQFDの実践手法やノウハウをテンプレートとして組み込み、中国市場向けに製品化したものです。
■提携の背景とねらい■
中国では、2015年に政府が発表した長期経済政策「中国製造2025」の下、製造業のイノベーション能力を大幅に増強させるべく様々な施策が展開されています。品質管理技術の向上はその重要施策の一つに位置付けられ、学術研究も進められていますが、企業における実践を支援するソフトウエアなどのツールが不足しているのが現状です。
ZJUCは、中国における品質管理分野の学術研究を牽引する浙江大学・品質管理研究センターで教授を務めるXiong Wei(ション・ウェイ)氏を顧問として迎え入れ、2010年に設立された企業です。中国企業がQFDを実践する上で不可欠となる品質管理領域での手法・業務適用方法・展開方法などに関し、独自のメソッドを用いたコンサルティングで数多くの実績を有しています。今回、同社が販売開始する「ZDXQFD」は、ISIDが開発・提供する構想設計支援システムiQUAVISに、ZJUCの持つQFDの実践手法やノウハウをテンプレートとして組み込み、中国の製造業や医療サービス事業者向けに各種機能を実装したものです。ISIDは本提携を通じて、中国市場へのiQUAVISの本格展開を図るとともに、アジアにおけるQFDの発展と品質革新に寄与してまいります。
■iQUAVISを核とするISIDのQFDへの取り組み■
iQUAVISは、自動車や精密機器などの複雑なシステム製品の構想設計段階において、設計のすり合わせが必要な箇所を特定し、最適な設計手順を導くことができる日本初の構想設計支援システムです。自動車をはじめとする国内大手製造業約100社に採用され、特に近年はQFDやMBSE※2を支援するツールとしての活用が広がっています。ISIDは、このiQUAVISを核にQFDをさらに発展させ、様々な業種の企業が保有する固有技術をよりよく生かすための方法論「QFD-Advanced」を提唱・提案し、顧客企業における品質革新を支援しています。これらの取り組みがアジアにおけるQFDの開発・展開に貢献したとして高く評価され、2018年9月に中国・浙江省で開催された「The 3rd Asia Symposium on Quality Function Deployment(アジアQFDシンポジウム2018)」において、「Asia Quality Innovation Award(アジア品質革新賞)」を受賞しました。
(iQUAVIS 詳細:http://bit.ly/2rqp6Qd )
※1 QFD:Quality Function Deployment(品質機能展開)の略。市場の要求を円滑に技術分野に伝達するための品質管理手法。製品開発プロセスにおける各種の情報を二元表(検討すべき事象について二つの見方から要素を分解し、行と列の項目に展開して、その交点に相互の関連の有無や度合いを示した表)によって整理し、開発上流段階での品質保証を実現する方法論として日本で開発・提唱された。
※2 MBSE:Model Based Systems Engineering の略。大規模で複雑なシステムや製品の開発において、専門分野の異なるエンジニア同士が「モデル」を共通言語としてコミュニケーションをとりながら開発を進めていくための手法。
<ご参考資料>
関連プレスリリース
-ISIDの品質革新への取り組みが「アジアQFDシンポジウム2018」でアワードを受賞(2018年10月11日)
https://www.isid.co.jp/news/release/2018/1011_1.html
<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名:株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者:代表取締役社長 名和 亮一
本社:東京都港区港南 2-17-1
URL: https://www.isid.co.jp/
設立:1975年
資本金:81億8,050万円
連結従業員:2,783名(2018年12月末現在)
連結売上高:91,024百万円(2018年12月期)
事業内容:ISIDは、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支えるテクノロジー企業です。金融業務や製品開発の領域で創業以来培ってきた知見に加え、人事・会計など企業活動の根幹を支えるシステム構築の実績、電通グループのマーケティングノウハウ、そしてIoTやロボティクス、AIなど先端技術の社会実装に向けたオープンイノベーションへの取り組みにより、社会と企業の課題解決に貢献する、価値あるソリューションを生み出し続けています。
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
先端技術推進室 プロダクトマーケティング部 達家
TEL:03-6713-8085
E-Mail: g-qs@group.isid.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
コーポレートコミュニケーション部 李
TEL:03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp
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