昭和電工:日立化成株式会社の株式取得に係る費用、特別損失の計上及び2020年12月期第2四半期累計期間連結業績予想、配当予想の修正に関するお知らせ
[20/08/06]
TOKYO, Aug 6, 2020 - (JCN Newswire) - 当社は、2020 年 12 月期第2四半期累計期間において、日立化成株式会社の株式取得に係る費用として 216 億円(内、営業費用 43 億円、営業外費用 173 億円)を計上するとともに、黒鉛電極事業の生産能力適正化に関する特別損失 47 億円を計上いたします。
また、2020 年5月 15 日に未定としました 2020 年 12 月期第2四半期累計期間の連結業績予想を見直し、需給が緩和しております黒鉛電極事業において市況低下に伴う棚卸資産低価法による簿価切り下げの影響 217 億円を計上、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響、および原油価格急落が当社業績に与える影響を見直し、下記の通り修正することといたしました。これに伴い 2020 年 12 月期配当予想を修正させて頂きます。
なお、通期の連結業績予想につきましては、日立化成株式会社との統合後の業績予想として検討中であり、2020 年8月 12 日発表の 2020 年 12 月期第2四半期決算発表時にご説明いたします。
1. 日立化成株式会社の株式取得にかかる費用の計上
当社は、当第2四半期会計期間に日立化成株式会社の株式取得に係る費用として 216 億円(内、営業費用 43 億円、営業外費用 173 億円)を計上いたします。なお、アドバイザリー費用・弁護士費用等、買収後統合費用(PMI費用)、資金調達関連費用・登録免許税等は一時的費用であり、株式取得に係る借入金の利息等は当第2四半期会計期間に対応した費用です。
(1)アドバイザリー費用・弁護士費用等 35 億円 (営業費用)
(2)買収後統合費用(PMI費用) 8 億円 (営業費用)
(3)資金調達関連費用・登録免許税等 161 億円 (営業外費用)
(4)株式取得にかかる借入金の利息等 12 億円 (営業外費用)
計 216 億円
2.特別損失の計上
(1)黒鉛電極事業ドイツ・マイティンゲン工場閉鎖に係る引当金の計上
当社は、電炉鋼メーカーにおける黒鉛電極の在庫調整が長引き、特に景気減速が目立つ欧州市場においては稼働率の低下が生じております。これに対応し、連結子会社である SHOWA DENKO CARBON Products Germany GmbH & Co. KG および SHOWA DENKO CARBON Germany GmbH のドイツ・マイティンゲンにある生産拠点の閉鎖について労使協議を行っておりましたが、このほど合意に達し、閉鎖に係る費用として事業構造改善費用 47 億円を第2四半期会計期間に特別損失として計上いたします。
3.2020 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想の修正
(1)2020 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想(2020 年 1 月 1 日〜2020 年 6 月 30 日)
※以下をご参照
http://www.acnnewswire.com/topimg/Low_SDK202008061j.jpg
(2)修正の理由
売上高は、無機セグメントにおいて、欧州を中心とする鉄鋼生産の減速が世界的に波及し電炉鋼生産に用いる黒鉛電極の需給が大きく軟化したため、販売数量が大幅に減少し市況も低下したため、大幅な減収を見込みます。石油化学セグメントは、原料ナフサ価格の急落に伴い製品市況が低下し大幅な減収を見込みます。また、COVID-19 の影響としては、化学品セグメントにおいて、内需の減少に伴い基礎化学品事業、産業ガス事業等の出荷が減少し、アルミニウムセグメントにおいては、アルミ機能部材事業における世界的な自動車生産の減少を受けたアルミニウム加工部品の出荷減、アルミ缶事業においては、ベトナムでの4〜5月の顧客ビール業界の生産減による出荷量の減少、などが生じそれぞれ減収を見込みます。
営業損失は、無機セグメントは黒鉛電極事業の販売数量減・市況低下による減益に加え、市況低下に伴い棚卸資産低価法による簿価切り下げの影響 217 億円を計上し、大幅な減益を見込みます。石油化学セグメントは、主に原料ナフサ価格の急落による原料受払差の悪化で減益を見込みます。化学品セグメント、アルミニウムセグメントは、COVID-19 の影響を受け販売数量が減少し減益を見込みます。
経常損失は、上記1の日立化成株式会社の株式取得にかかる費用を営業外費用として当第2四半期累計期間に計上いたします。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は上記2の特別損失を計上いたします。
4.配当予想の修正
(1)配当予想の修正
※以下をご参照
http://www.acnnewswire.com/topimg/Low_SDK202008062j.jpg
(2)修正の理由
第2四半期累計期間の業績予想を算出しましたので第2四半期末の配当額を修正させて頂きます。
第2四半期末につきましては経営環境が厳しく無配とさせて頂きます。
注.上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日における仮定を前提として作成したものであり、実際の業績につきましては、さまざまな要素により、予想数値と大きく異なる場合があります。業績に影響を与える要素には、新型コロナウィルス感染症拡大が世界経済に与える影響、経済情勢、ナフサ等原材料価格、黒鉛電極等製品の需要動向および市況、為替レートなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2020/20200806_sdknewsrelease_j.pdf
概要:昭和電工株式会社
詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。
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また、2020 年5月 15 日に未定としました 2020 年 12 月期第2四半期累計期間の連結業績予想を見直し、需給が緩和しております黒鉛電極事業において市況低下に伴う棚卸資産低価法による簿価切り下げの影響 217 億円を計上、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響、および原油価格急落が当社業績に与える影響を見直し、下記の通り修正することといたしました。これに伴い 2020 年 12 月期配当予想を修正させて頂きます。
なお、通期の連結業績予想につきましては、日立化成株式会社との統合後の業績予想として検討中であり、2020 年8月 12 日発表の 2020 年 12 月期第2四半期決算発表時にご説明いたします。
1. 日立化成株式会社の株式取得にかかる費用の計上
当社は、当第2四半期会計期間に日立化成株式会社の株式取得に係る費用として 216 億円(内、営業費用 43 億円、営業外費用 173 億円)を計上いたします。なお、アドバイザリー費用・弁護士費用等、買収後統合費用(PMI費用)、資金調達関連費用・登録免許税等は一時的費用であり、株式取得に係る借入金の利息等は当第2四半期会計期間に対応した費用です。
(1)アドバイザリー費用・弁護士費用等 35 億円 (営業費用)
(2)買収後統合費用(PMI費用) 8 億円 (営業費用)
(3)資金調達関連費用・登録免許税等 161 億円 (営業外費用)
(4)株式取得にかかる借入金の利息等 12 億円 (営業外費用)
計 216 億円
2.特別損失の計上
(1)黒鉛電極事業ドイツ・マイティンゲン工場閉鎖に係る引当金の計上
当社は、電炉鋼メーカーにおける黒鉛電極の在庫調整が長引き、特に景気減速が目立つ欧州市場においては稼働率の低下が生じております。これに対応し、連結子会社である SHOWA DENKO CARBON Products Germany GmbH & Co. KG および SHOWA DENKO CARBON Germany GmbH のドイツ・マイティンゲンにある生産拠点の閉鎖について労使協議を行っておりましたが、このほど合意に達し、閉鎖に係る費用として事業構造改善費用 47 億円を第2四半期会計期間に特別損失として計上いたします。
3.2020 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想の修正
(1)2020 年 12 月期第2四半期累計期間連結業績予想(2020 年 1 月 1 日〜2020 年 6 月 30 日)
※以下をご参照
http://www.acnnewswire.com/topimg/Low_SDK202008061j.jpg
(2)修正の理由
売上高は、無機セグメントにおいて、欧州を中心とする鉄鋼生産の減速が世界的に波及し電炉鋼生産に用いる黒鉛電極の需給が大きく軟化したため、販売数量が大幅に減少し市況も低下したため、大幅な減収を見込みます。石油化学セグメントは、原料ナフサ価格の急落に伴い製品市況が低下し大幅な減収を見込みます。また、COVID-19 の影響としては、化学品セグメントにおいて、内需の減少に伴い基礎化学品事業、産業ガス事業等の出荷が減少し、アルミニウムセグメントにおいては、アルミ機能部材事業における世界的な自動車生産の減少を受けたアルミニウム加工部品の出荷減、アルミ缶事業においては、ベトナムでの4〜5月の顧客ビール業界の生産減による出荷量の減少、などが生じそれぞれ減収を見込みます。
営業損失は、無機セグメントは黒鉛電極事業の販売数量減・市況低下による減益に加え、市況低下に伴い棚卸資産低価法による簿価切り下げの影響 217 億円を計上し、大幅な減益を見込みます。石油化学セグメントは、主に原料ナフサ価格の急落による原料受払差の悪化で減益を見込みます。化学品セグメント、アルミニウムセグメントは、COVID-19 の影響を受け販売数量が減少し減益を見込みます。
経常損失は、上記1の日立化成株式会社の株式取得にかかる費用を営業外費用として当第2四半期累計期間に計上いたします。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は上記2の特別損失を計上いたします。
4.配当予想の修正
(1)配当予想の修正
※以下をご参照
http://www.acnnewswire.com/topimg/Low_SDK202008062j.jpg
(2)修正の理由
第2四半期累計期間の業績予想を算出しましたので第2四半期末の配当額を修正させて頂きます。
第2四半期末につきましては経営環境が厳しく無配とさせて頂きます。
注.上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報および将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日における仮定を前提として作成したものであり、実際の業績につきましては、さまざまな要素により、予想数値と大きく異なる場合があります。業績に影響を与える要素には、新型コロナウィルス感染症拡大が世界経済に与える影響、経済情勢、ナフサ等原材料価格、黒鉛電極等製品の需要動向および市況、為替レートなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.sdk.co.jp/assets/files/news/2020/20200806_sdknewsrelease_j.pdf
概要:昭和電工株式会社
詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。
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