日立とボンバルディア社がイタリアの鉄道運営会社トレニタリア社とスペイン向け高速車両23編成の供給に関する契約を締結
[20/08/12]
TOKYO, Aug 12, 2020 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の鉄道システム事業におけるグループ会社である日立レール(イタリア)社は、このたび、ボンバルディア・トランスポーテーション社(以下、ボンバルディア社)と共同で、イタリア共和国(以下、イタリア)の鉄道運営会社であるTrenitalia(以下、トレニタリア社)と、高速車両Frecciarossa(フレッチャロッサ)1000 23編成の供給に関する契約を約8億ユーロ(約998億円)で締結しました。本車両は、トレニタリア社とスペイン王国(以下、スペイン)のOperador Ferroviario de Levante SLの合弁会社であるIntermodalidad de Levante(以下、ILSA社)により、スペインにて運行されます。
フレッチャロッサ1000は、欧州において最も速く、静かに走行する超高速車両であり、今回のILSA社向けの23編成の新しい車両は、日立レール(イタリア)社とボンバルディア社によってイタリアで設計、製造されます。1編成の全長は約200メートルで、乗車定員は約460人、営業最高時速は360キロであり、最新の空力および省エネ技術により、運行効率の最大化を実現しています。さらに、Wi-Fi設備やビストロエリアなどを完備し、全クラスにおいて最高レベルの快適なサービスを楽しむことができます。この車両は、欧州相互乗り入れ技術要求(Technical Specification for Interoperability:TSI)の全ての要件を満たす多電圧技術を搭載した高速鉄道ネットワーク上で運行されます。2015年にイタリアで導入されて以来、フレッチャロッサ1000は、性能、運転効率、乗客の快適性において、他の車両を圧倒してきました。
ILSA社は、スペインの鉄道インフラを運営する Administrator of Railway Infrastructures (ADIF)から、スペインの民間企業として初めてスペインにおける鉄道車両運営を許可されました。本車両は、 2022年より、スペインのマドリード‐バルセロナ間、マドリード‐バレンシア/アリカンテ間、マドリード‐セビリア/マラガ間で営業運転を開始します。
日立製作所 執行役常務 鉄道ビジネスユニットCEO アンドリュー・バーのコメント
フレッチャロッサ1000として広く知られているETR1000車両は、イタリアの高速鉄道路線における旅客輸送に変革をもたらし、欧州において最も速く、最も賞賛される車両となりました。この車両は、快適性、持続可能性、デザイン、性能、低騒音などの面で、乗客と社会のために有益で、トレニタリア社との継続的かつ良好な協力関係を証明するものであり、このことを非常に誇りに思っています。今回の新サービスでスペインにも同様のメリットをもたらし、スペインにおける高速鉄道サービスの発展に貢献できることを楽しみにしています。
ボンバルディア・トランスポーテーション・イタリア社 President and Managing Director Franco Berettaのコメント
ILSA 社が運営する新しいフランチャイズに選ばれた超高速車両フレッチャロッサ1000 は、その高いレベルの快適性と信頼性により、乗客の旅行体験をより豊かにします。V300ZEFIRO車両のプラットフォームをベースとした最先端の車両制御と推進技術により、この高速で静かな車両は、イタリアの長距離旅行者の間で既に人気を博しています。欧州の鉄道自由化により、ILSA社はスペインで新たな鉄道サービスを提供することが可能になり、より多くの乗客が自動車や飛行機から鉄道に乗り換え、世界的な持続可能性の目標達成に貢献します。
日立製作所について
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2019年度の連結売上収益は8兆7,672億円、2020年3月末時点の連結従業員数は約301,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/08/0812.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
Copyright 2020 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
フレッチャロッサ1000は、欧州において最も速く、静かに走行する超高速車両であり、今回のILSA社向けの23編成の新しい車両は、日立レール(イタリア)社とボンバルディア社によってイタリアで設計、製造されます。1編成の全長は約200メートルで、乗車定員は約460人、営業最高時速は360キロであり、最新の空力および省エネ技術により、運行効率の最大化を実現しています。さらに、Wi-Fi設備やビストロエリアなどを完備し、全クラスにおいて最高レベルの快適なサービスを楽しむことができます。この車両は、欧州相互乗り入れ技術要求(Technical Specification for Interoperability:TSI)の全ての要件を満たす多電圧技術を搭載した高速鉄道ネットワーク上で運行されます。2015年にイタリアで導入されて以来、フレッチャロッサ1000は、性能、運転効率、乗客の快適性において、他の車両を圧倒してきました。
ILSA社は、スペインの鉄道インフラを運営する Administrator of Railway Infrastructures (ADIF)から、スペインの民間企業として初めてスペインにおける鉄道車両運営を許可されました。本車両は、 2022年より、スペインのマドリード‐バルセロナ間、マドリード‐バレンシア/アリカンテ間、マドリード‐セビリア/マラガ間で営業運転を開始します。
日立製作所 執行役常務 鉄道ビジネスユニットCEO アンドリュー・バーのコメント
フレッチャロッサ1000として広く知られているETR1000車両は、イタリアの高速鉄道路線における旅客輸送に変革をもたらし、欧州において最も速く、最も賞賛される車両となりました。この車両は、快適性、持続可能性、デザイン、性能、低騒音などの面で、乗客と社会のために有益で、トレニタリア社との継続的かつ良好な協力関係を証明するものであり、このことを非常に誇りに思っています。今回の新サービスでスペインにも同様のメリットをもたらし、スペインにおける高速鉄道サービスの発展に貢献できることを楽しみにしています。
ボンバルディア・トランスポーテーション・イタリア社 President and Managing Director Franco Berettaのコメント
ILSA 社が運営する新しいフランチャイズに選ばれた超高速車両フレッチャロッサ1000 は、その高いレベルの快適性と信頼性により、乗客の旅行体験をより豊かにします。V300ZEFIRO車両のプラットフォームをベースとした最先端の車両制御と推進技術により、この高速で静かな車両は、イタリアの長距離旅行者の間で既に人気を博しています。欧州の鉄道自由化により、ILSA社はスペインで新たな鉄道サービスを提供することが可能になり、より多くの乗客が自動車や飛行機から鉄道に乗り換え、世界的な持続可能性の目標達成に貢献します。
日立製作所について
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2019年度の連結売上収益は8兆7,672億円、2020年3月末時点の連結従業員数は約301,000人でした。日立は、モビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの5分野でLumadaを活用したデジタルソリューションを提供することにより、お客さまの社会価値、環境価値、経済価値の3つの価値向上に貢献します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2020/08/0812.html
概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
Copyright 2020 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com