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三菱商事、ラオスMonsoon陸上風力発電への出資参画を決定

TOKYO, Jun 16, 2021 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、当社)は、100%子会社であるDiamond Generating Asia, Limited社(以下、DGA社)を通じ、Earth Power Investment, Limited社、BCPG Public Company, Limited社と共同で、ラオスにてMonsoon陸上風力発電所の開発を行うImpact Energy Asia Development, Limited社(以下、IEAD社)に出資参画することを決定致しました。

IEAD社が開発を進めるMonsoon陸上風力発電所(設備容量:600MW)は、ラオスにて初めての且つ、東南アジアで最大の陸上風力発電所です。同発電所はラオス南部セコン県とアッテプー県に位置し、ベトナムに向けて送電設備を敷設した上で、ベトナムの国営電力会社であるVietnam Electricity社へ25年間売電することを予定しております。

ベトナムの経済成長を支える為に電力の安定供給が急務となる中、特にベトナムの主力電源である水力発電の稼働率が低下する乾季の電力不足が深刻化しております。本風力発電所は乾季に高稼働となる見込みで、ベトナムの電力安定供給に寄与し、且つエネルギーミックスのグリーン化に貢献することが期待されています。

本風力発電所は、ラオス政府が推進する近隣諸国への電力輸出政策に合致する案件であり、ベトナム政府とラオス政府の間で2016年10月に締結された電力輸出に係る覚書(ベトナムは2030年までに合計5,000MWの電力をラオスより輸入)の一環として開発が進められております。本風力発電所によってラオスからベトナムへの電力輸出が実現すれば、ラオス政府の計画に基づく東南アジアで初の風力発電による電力輸出案件となります。

当社は、2050年までに発電事業全体でCO2排出量の「実質ゼロ」を目指しており、再生可能エネルギー由来の電源の割合を2030年までに2019年度比で倍増する目標を打ち出しております。今回の取組を通じて、ベトナムにおける電力の安定供給と環境課題への適合という社会的使命の両立を図り、低・脱炭素社会の実現に貢献して参ります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2021/html/0000047265.html

三菱商事について

三菱商事は、世界約90の国・地域に広がる当社の拠点と約1,700の連結事業会社と協働しながらビジネスを展開しています。天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も自ら担っています。創業以来の「三綱領」という企業理念に基づき、経済価値・社会価値・環境価値の「三価値同時実現」による持続的成長を目指します。詳しくはウェブサイト( https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/ )をご覧ください。


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