日立グローバルライフソリューションズ、小型の隔離装置「陰圧クリーンブース」をラインアップに追加
[21/07/28]
TOKYO, Jul 28, 2021 - (JCN Newswire) - 日立グローバルライフソリューションズ株式会社は、昨年5月から販売をしている「陰圧クリーンブース」に、省スペースで設置可能な小型の「陰圧クリーンブース」をラインアップに追加し、本日から販売を開始します。
陰圧ブースは、ブース内を陰圧(室内の気圧が室外より低い状態)に保つことで、ウイルスや花粉などの微細な粒子を含むブース内の空気が、ブース外に拡散することを防ぐものです。
当社は、かねてより、清浄度の高い再生医療分野向けのクリーンルームソリューションを提供しています。ここで培われたクリーン化および室圧制御技術を活用した「陰圧クリーンブース」を昨年5月に販売を開始し、大阪大学医学部附属病院をはじめとする国内外の医療機関に納入しています。そしてこのたび、設置スペースに限りがある主に国内の医療機関向けに、新たに小型の「陰圧クリーンブース」を開発しました。
なお、「陰圧クリーンブース」は、ローツェライフサイエンス株式会社およびSHANGHAI RORZE REMED BIOTECHNOLOGY CO., Ltdと、共同で開発を進めたもので、販売も両社と連携しています。
小型の隔離装置「陰圧クリーンブース」の特長
1. 省スペースで小型
2m×2.5m(*1)の小型サイズのため、スペースが限られる場合でも設置が可能です。新型コロナウイルスの軽症患者などの隔離用途のほか、発熱外来、PCR検査などの空間隔離用として、病室や各種検査室への設置に適しています。
2. 設置および組み立てが容易
陰圧クリーンブースは、医療機関などの室内空間隔離用として、設置の簡便性が求められています。部分ごとにモジュール化して組み立てやすくしており、組み立て所要時間は約3〜5時間、また、解体後の再組み立ても可能です。
3. ブース内空気のばく露防止
陰圧クリーンブース内の圧力を−5Pa〜−15Paに維持しながら(*1)、ブース外へ排気します。
4. HEPAフィルターを標準搭載
HEPAフィルター(*2)を介してブース内の空気をブース外に排出するため、ウイルスや汚染物質がブース外へ拡散されるのを抑えます。
5. 陽圧にも対応
陰圧だけではなく、陽圧への仕様変更も可能です。抵抗力の弱い患者や、新型コロナウイルスに罹患すると重症化リスクの高い患者などを周囲の汚染から隔離することが可能です。
6. 大型の陰圧クリーンブースの納入事例
(1)屋内設置:大阪大学医学部附属病院 (ICU内での新型コロナウイルス感染患者との隔離に採用)
病院内に陰圧エリアを設けることで、コロナウイルス感染患者と隔離します。
(2)屋外設置:土浦ベリルクリニック (発熱外来受診患者と医療従事者の隔離に採用)
病院駐車場にプレハブを設置し、プレハブ内に陰圧ブースを設置しています。さらに、ブース中央に間仕切りカーテンを設置することで、医療従事者と発熱外来患者のエリアを区分けします。
日立製作所について
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーであるLumadaを通じて、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステムの6分野でお客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速することで、社会価値・環境価値・経済価値の3つの価値向上に貢献します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/07/0728a.html
Copyright 2021 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
陰圧ブースは、ブース内を陰圧(室内の気圧が室外より低い状態)に保つことで、ウイルスや花粉などの微細な粒子を含むブース内の空気が、ブース外に拡散することを防ぐものです。
当社は、かねてより、清浄度の高い再生医療分野向けのクリーンルームソリューションを提供しています。ここで培われたクリーン化および室圧制御技術を活用した「陰圧クリーンブース」を昨年5月に販売を開始し、大阪大学医学部附属病院をはじめとする国内外の医療機関に納入しています。そしてこのたび、設置スペースに限りがある主に国内の医療機関向けに、新たに小型の「陰圧クリーンブース」を開発しました。
なお、「陰圧クリーンブース」は、ローツェライフサイエンス株式会社およびSHANGHAI RORZE REMED BIOTECHNOLOGY CO., Ltdと、共同で開発を進めたもので、販売も両社と連携しています。
小型の隔離装置「陰圧クリーンブース」の特長
1. 省スペースで小型
2m×2.5m(*1)の小型サイズのため、スペースが限られる場合でも設置が可能です。新型コロナウイルスの軽症患者などの隔離用途のほか、発熱外来、PCR検査などの空間隔離用として、病室や各種検査室への設置に適しています。
2. 設置および組み立てが容易
陰圧クリーンブースは、医療機関などの室内空間隔離用として、設置の簡便性が求められています。部分ごとにモジュール化して組み立てやすくしており、組み立て所要時間は約3〜5時間、また、解体後の再組み立ても可能です。
3. ブース内空気のばく露防止
陰圧クリーンブース内の圧力を−5Pa〜−15Paに維持しながら(*1)、ブース外へ排気します。
4. HEPAフィルターを標準搭載
HEPAフィルター(*2)を介してブース内の空気をブース外に排出するため、ウイルスや汚染物質がブース外へ拡散されるのを抑えます。
5. 陽圧にも対応
陰圧だけではなく、陽圧への仕様変更も可能です。抵抗力の弱い患者や、新型コロナウイルスに罹患すると重症化リスクの高い患者などを周囲の汚染から隔離することが可能です。
6. 大型の陰圧クリーンブースの納入事例
(1)屋内設置:大阪大学医学部附属病院 (ICU内での新型コロナウイルス感染患者との隔離に採用)
病院内に陰圧エリアを設けることで、コロナウイルス感染患者と隔離します。
(2)屋外設置:土浦ベリルクリニック (発熱外来受診患者と医療従事者の隔離に採用)
病院駐車場にプレハブを設置し、プレハブ内に陰圧ブースを設置しています。さらに、ブース中央に間仕切りカーテンを設置することで、医療従事者と発熱外来患者のエリアを区分けします。
日立製作所について
日立は、IT(Information Technology)、OT(Operational Technology)およびプロダクトを組み合わせた社会イノベーション事業に注力しています。2020年度(2021年3月期)の連結売上収益は8兆7,291億円、2021年3月末時点で連結子会社は871社、全世界で約35万人の従業員を擁しています。日立の先進的なデジタル技術を活用したソリューション/サービス/テクノロジーであるLumadaを通じて、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステムの6分野でお客さまのデータから価値を創出し、デジタルイノベーションを加速することで、社会価値・環境価値・経済価値の3つの価値向上に貢献します。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/07/0728a.html
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