昭和電工、新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ
[21/08/23]
TOKYO, Aug 23, 2021 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(以下、「当社」)は、2021 年8月 23 日付の当社取締役会において、新株式発行及び当社株式の売出しに関し、下記のとおり決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.本資金調達の背景と目的
当社は 2020 年4月に日立化成株式会社(現昭和電工マテリアルズ株式会社)(以下、「昭和電工マテリアルズ」)を公開買付けにより連結子会社化し、2020 年 12 月に“統合新会社の長期ビジョン(2021〜2030)”(以下、「長期ビジョン」)を策定いたしました。当社及び昭和電工マテリアルズは、統合新会社として、今後もグローバル競争の激化や市場構造の変化が予想される化学産業において顧客企業に新たな機能・価値を提供し続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
統合新会社としての存在意義(パーパス)として、当社は「化学の力で社会を変える」ことを掲げてまいります。ここには先端材料パートナーとして、時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献するという意味合いが包含されております。現在、世界全体で環境・社会問題解決に向けた SDGs への対応が求められており、デジタル基盤、モビリティ、エネルギーなど様々な社会インフラの刷新の必要性が高まっています。その中で素材メーカーのイノベーションに対する期待は益々大きくなっております。当社はこの度の統合を通じて、この社会の要請とお客様の期待に正面から応えてまいります。当社の川中の素材技術、昭和電工マテリアルズの川下のアプリケーション技術、両社の評価・解析技術、これらの融合でブレークスルーを実現する世界トップクラスの機能性化学メーカーとして、お客様にワンストップソリューションと新たな機能を提供し、持続可能な社会全体へ貢献してまいります。
また、長期ビジョンにおいて、短中期の取り組みとして事業価値ベースで 2,000 億円相当の事業売却を掲げておりますが、2021 年以降、アルミ缶、アルミ圧延品、昭光通商、食品包装用ラップフィルム、プリント配線板、蓄電デバイス・システム等の事業売却を意思決定・公表済みであり、事業ポートフォリオ再編に一定程度の目途を付けることができました。今後も世界トップクラスの機能性化学メーカーの実現に向け、当社の持続的成長を支える事業ポートフォリオ・マネジメントを実行してまいります。
当社グループの今後の成長をけん引するのは、半導体材料を中心としたエレクトロニクス領域、樹脂バックドアモジュールやリチウムイオン電池関連素材を中心としたモビリティ領域、再生医療を中心としたライフサイエンス領域と考えており、特に成長ドライバーとして期待する半導体材料を中心としたエレクトロニクス領域においては、注力分野として積極的な投資を実行していく予定です。
5G・IoT の普及や自動車の xEV 化の進展、データセンター投資の拡大などを背景に、半導体材料市場は今後も大きな市場成長が見込まれます。当社グループは 2,000 億円規模の売上高を有する世界トップクラスの半導体材料メーカーであり、電子材料用高純度ガス(エッチングガス、クリーニングガス)、CMP スラリー、銅張積層板、感光性フィルム、封止材など、前工程から後工程まで幅広くカバーする製品群を展開しております。また、2018 年には最新鋭の半導体実装装置・解析設備を有するパッケージングソリューションセンタ(以下、「PSC」)も設立し、今後ますます重要となる半導体パッケージング工程において、最先端顧客の開発をサポートし、最適なプロセス・材料の提案が可能な体制を構築しております。統合により拡充した技術力で最先端製品を開発し続け、ワンストップソリューションを提供することでお客様の期待に応え、市場成長以上の事業拡大を図ってまいります。
今回の新株式発行による調達資金は、CMP スラリー、銅張積層板、感光性フィルム、電子材料用高純度ガス、SiC パワー半導体材料といったエレクトロニクス領域における半導体関連材料の設備投資資金及び PSC の機能強化に向けた戦略投資資金、樹脂バックドアモジュールやリチウムイオン電池関連素材といったモビリティ領域における設備投資資金並びにライフサイエンス(再生医療)領域における設備投資資金に充当する予定です。
特に、今後も拡大が見込まれる半導体材料市場でのリーディングポジションを確立し、継続的な強い成長力を獲得するためには、このタイミングでエレクトロニクス領域に集中投資することが重要であると認識しております。今回の資金調達により、世界トップクラスの機能性化学メーカーの実現に向けた機動的な戦略投資を可能とする財務柔軟性を確保し、長期的な企業価値の向上へと繋げてまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
www.sdk.co.jp/assets/files/news/2021/20210823_sdknewsrelease_j.pdf
概要:昭和電工株式会社
詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。
お問い合わせ先
CSR・コミュニケーション室
03-5470-3235
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1.本資金調達の背景と目的
当社は 2020 年4月に日立化成株式会社(現昭和電工マテリアルズ株式会社)(以下、「昭和電工マテリアルズ」)を公開買付けにより連結子会社化し、2020 年 12 月に“統合新会社の長期ビジョン(2021〜2030)”(以下、「長期ビジョン」)を策定いたしました。当社及び昭和電工マテリアルズは、統合新会社として、今後もグローバル競争の激化や市場構造の変化が予想される化学産業において顧客企業に新たな機能・価値を提供し続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
統合新会社としての存在意義(パーパス)として、当社は「化学の力で社会を変える」ことを掲げてまいります。ここには先端材料パートナーとして、時代が求める機能を創出し、グローバル社会の持続可能な発展に貢献するという意味合いが包含されております。現在、世界全体で環境・社会問題解決に向けた SDGs への対応が求められており、デジタル基盤、モビリティ、エネルギーなど様々な社会インフラの刷新の必要性が高まっています。その中で素材メーカーのイノベーションに対する期待は益々大きくなっております。当社はこの度の統合を通じて、この社会の要請とお客様の期待に正面から応えてまいります。当社の川中の素材技術、昭和電工マテリアルズの川下のアプリケーション技術、両社の評価・解析技術、これらの融合でブレークスルーを実現する世界トップクラスの機能性化学メーカーとして、お客様にワンストップソリューションと新たな機能を提供し、持続可能な社会全体へ貢献してまいります。
また、長期ビジョンにおいて、短中期の取り組みとして事業価値ベースで 2,000 億円相当の事業売却を掲げておりますが、2021 年以降、アルミ缶、アルミ圧延品、昭光通商、食品包装用ラップフィルム、プリント配線板、蓄電デバイス・システム等の事業売却を意思決定・公表済みであり、事業ポートフォリオ再編に一定程度の目途を付けることができました。今後も世界トップクラスの機能性化学メーカーの実現に向け、当社の持続的成長を支える事業ポートフォリオ・マネジメントを実行してまいります。
当社グループの今後の成長をけん引するのは、半導体材料を中心としたエレクトロニクス領域、樹脂バックドアモジュールやリチウムイオン電池関連素材を中心としたモビリティ領域、再生医療を中心としたライフサイエンス領域と考えており、特に成長ドライバーとして期待する半導体材料を中心としたエレクトロニクス領域においては、注力分野として積極的な投資を実行していく予定です。
5G・IoT の普及や自動車の xEV 化の進展、データセンター投資の拡大などを背景に、半導体材料市場は今後も大きな市場成長が見込まれます。当社グループは 2,000 億円規模の売上高を有する世界トップクラスの半導体材料メーカーであり、電子材料用高純度ガス(エッチングガス、クリーニングガス)、CMP スラリー、銅張積層板、感光性フィルム、封止材など、前工程から後工程まで幅広くカバーする製品群を展開しております。また、2018 年には最新鋭の半導体実装装置・解析設備を有するパッケージングソリューションセンタ(以下、「PSC」)も設立し、今後ますます重要となる半導体パッケージング工程において、最先端顧客の開発をサポートし、最適なプロセス・材料の提案が可能な体制を構築しております。統合により拡充した技術力で最先端製品を開発し続け、ワンストップソリューションを提供することでお客様の期待に応え、市場成長以上の事業拡大を図ってまいります。
今回の新株式発行による調達資金は、CMP スラリー、銅張積層板、感光性フィルム、電子材料用高純度ガス、SiC パワー半導体材料といったエレクトロニクス領域における半導体関連材料の設備投資資金及び PSC の機能強化に向けた戦略投資資金、樹脂バックドアモジュールやリチウムイオン電池関連素材といったモビリティ領域における設備投資資金並びにライフサイエンス(再生医療)領域における設備投資資金に充当する予定です。
特に、今後も拡大が見込まれる半導体材料市場でのリーディングポジションを確立し、継続的な強い成長力を獲得するためには、このタイミングでエレクトロニクス領域に集中投資することが重要であると認識しております。今回の資金調達により、世界トップクラスの機能性化学メーカーの実現に向けた機動的な戦略投資を可能とする財務柔軟性を確保し、長期的な企業価値の向上へと繋げてまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
www.sdk.co.jp/assets/files/news/2021/20210823_sdknewsrelease_j.pdf
概要:昭和電工株式会社
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