NEC、ファクトリコンピュータの省スペースタイプ新製品を販売開始
[21/08/30]
TOKYO, Aug 30, 2021 - (JCN Newswire) - NECは、製造・物流・交通業などにおけるDX推進に貢献するファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ」の省スペースタイプ新製品3機種を本日より販売開始します。本製品は、製造・検査の自動化などニーズの高まるAIやIoTシステムの活用に向けて処理能力を向上し、生産現場や設備機器、システムなどでの生産性向上や業務効率化を支援します。NECは、今後5年間で45,000台の提供を目指します。
NECのファクトリコンピュータは、24時間連続稼働に向けた信頼性と長期供給・長期保守により、長年にわたって社会インフラや製造業をはじめ、様々な業種における設備機器やシステムの運用管理を支えてきました。昨今、DX推進を背景に、現場での生産性向上がより求められており、AIやIoTシステムの導入ならびに画像データの利活用に関心が高まっています。
新製品では、高速な処理・通信が可能なNVMe SSD(注1)や10GbLANに対応し、大容量データの高速処理を可能としました。また、画像処理用途に向け拡張ボードが実装できるよう拡張スロットPCI-e(×16)を標準搭載しました。さらに、機器設置スペースの限られている現場に対応するため、オンプレミスサーバとして利用可能なWindows Server® OSプリインストールモデルを新たに用意しました。
新製品の特長
1. AI・IoTシステムの活用に応える処理能力の向上
CPUやメモリなどの基本的な性能向上に加え、データ処理性能を従来比で約2倍向上(注2)するNVMe SSDを選択可能にし、高速な通信が可能な10GbLANを標準搭載しました。これにより、振動や温度、湿度の情報や装置の稼働ログなど、設備機器の取り扱う膨大なデータの高速処理が可能となり、AIやIoTシステム用途として高い性能を発揮できます。
2. 画像データの利活用を支援
画像処理に必要な拡張ボードを実装できる拡張スロット(PCI-e×16)を標準搭載し、製造現場や顧客システムにおける画像データの利活用を可能としました。これによりシステムのグラフィックス表示の高解像度化が可能です。また、装置単体としても3画面のマルチモニタ表示に対応したことで、製造業だけでなくセキュリティ・医療システムなどにおいても、表示領域拡大による作業効率化が見込めます。
3.Windows Server® OSプリインストールモデルが選択可能
上位機「FC-E20W」では従来のクライアントOSに加えて、新たにサーバOSのプリインストールモデルも選択可能です。これにより機器設置スペースの限られている現場への設置が可能になるとともに、IoTシステムで必要な肥大化したデータの分散処理やセキュリティ対策に向け、オンプレミスサーバとしての利用も可能です。
なお、海外認証については、従来のUL認証(注3)、KC認証(注4)、CCC認証(注5)の取得に加えて、CEマーキング(注6)、UKCAマーキング(注7)へも適合し、お客様のグローバルビジネス展開を支援します。
本製品は省スペースタイプ現行機種(FC-E23W・FC-E27B・FC-E22U)と同様に、長期供給・長期保守(5年供給・7年もしくは10年保守)と、高信頼設計(長期供給部材の選定など)による24時間連続稼働を可能とし、お客様システムの長期安定運用に寄与します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202108/20210830_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
Copyright 2021 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
NECのファクトリコンピュータは、24時間連続稼働に向けた信頼性と長期供給・長期保守により、長年にわたって社会インフラや製造業をはじめ、様々な業種における設備機器やシステムの運用管理を支えてきました。昨今、DX推進を背景に、現場での生産性向上がより求められており、AIやIoTシステムの導入ならびに画像データの利活用に関心が高まっています。
新製品では、高速な処理・通信が可能なNVMe SSD(注1)や10GbLANに対応し、大容量データの高速処理を可能としました。また、画像処理用途に向け拡張ボードが実装できるよう拡張スロットPCI-e(×16)を標準搭載しました。さらに、機器設置スペースの限られている現場に対応するため、オンプレミスサーバとして利用可能なWindows Server® OSプリインストールモデルを新たに用意しました。
新製品の特長
1. AI・IoTシステムの活用に応える処理能力の向上
CPUやメモリなどの基本的な性能向上に加え、データ処理性能を従来比で約2倍向上(注2)するNVMe SSDを選択可能にし、高速な通信が可能な10GbLANを標準搭載しました。これにより、振動や温度、湿度の情報や装置の稼働ログなど、設備機器の取り扱う膨大なデータの高速処理が可能となり、AIやIoTシステム用途として高い性能を発揮できます。
2. 画像データの利活用を支援
画像処理に必要な拡張ボードを実装できる拡張スロット(PCI-e×16)を標準搭載し、製造現場や顧客システムにおける画像データの利活用を可能としました。これによりシステムのグラフィックス表示の高解像度化が可能です。また、装置単体としても3画面のマルチモニタ表示に対応したことで、製造業だけでなくセキュリティ・医療システムなどにおいても、表示領域拡大による作業効率化が見込めます。
3.Windows Server® OSプリインストールモデルが選択可能
上位機「FC-E20W」では従来のクライアントOSに加えて、新たにサーバOSのプリインストールモデルも選択可能です。これにより機器設置スペースの限られている現場への設置が可能になるとともに、IoTシステムで必要な肥大化したデータの分散処理やセキュリティ対策に向け、オンプレミスサーバとしての利用も可能です。
なお、海外認証については、従来のUL認証(注3)、KC認証(注4)、CCC認証(注5)の取得に加えて、CEマーキング(注6)、UKCAマーキング(注7)へも適合し、お客様のグローバルビジネス展開を支援します。
本製品は省スペースタイプ現行機種(FC-E23W・FC-E27B・FC-E22U)と同様に、長期供給・長期保守(5年供給・7年もしくは10年保守)と、高信頼設計(長期供給部材の選定など)による24時間連続稼働を可能とし、お客様システムの長期安定運用に寄与します。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202108/20210830_01.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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