アッヴィとエーザイ、ヒュミラについて潰瘍性大腸炎に係る用法・用量において成人に対する高用量と小児の追加承認を取得
[21/09/27]
TOKYO, Sep 27, 2021 - (JCN Newswire) - アッヴィ合同会社(本社:東京都、社長:ジェームス・フェリシアーノ、以下 アッヴィ)とエーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)および EA ファーマ株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:松江裕二、以下 EA ファーマ)は、本日、ヒト型抗ヒト TNFαモノクローナル抗体「ヒュミラ(R)」(一般名:アダリムマブ<遺伝子組換え>、以下 ヒュミラ)について、潰瘍性大腸炎に係る用法・用量において成人に対する高用量と小児の追加承認を取得したことをお知らせします。
本承認により、成人患者さんに対する寛解維持療法時に、従来の 40mg 隔週投与に加え、40mg 毎週又は 80mg 隔週投与が可能となり、多くの患者さんで寛解維持が期待できます。また、小児患者さんに対する潰瘍性大腸炎の治療選択肢として追加承認されたことにより、本剤は国内初の潰瘍性大腸炎の小児患者さんに対する在宅自己注射が可能な製剤として、小児患者さんや保護者の方々の利便性の向上や通院の負担軽減が期待されます。
潰瘍性大腸炎は、原因不明の炎症により、大腸の粘膜が傷つき、びらん(ただれ)や潰瘍ができる指定難病です。慢性的な下痢・血便、腹痛に加え、発熱や貧血などの症状が現れ、症状が良くなったり(寛解)悪くなったり(再燃)を繰り返します。長期にわたってコントロール困難な状態が続く患者さんも存在するため、治療にあたってはより多くの選択肢が必要とされています 1,2。
潰瘍性大腸炎の原因はまだ完全には分かっていませんが、細菌や異物などから身体を守る「免疫」の異常が関係していると言われています。日本国内における患者数は約 22 万人と年々増加しており 3、10 代後半から 30 代前半に診断されることが多い疾患です。日本における 0-19 歳での推定有病率は 10 万人あたり 15 人と、稀ですが小児期に発症することもあります 4。
潰瘍性大腸炎の治療は成人・小児ともに、薬物治療による寛解を目指し、できるだけ長く寛解状態を維持することが大切です。しかし、重症患者さんの 30%で最終的に結腸全摘除術が必要となる場合もあります 5。
日本において「ヒュミラ」は、アッヴィが製造販売し、関節リウマチ、尋常性乾癬、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性特発性関節炎、ぶどう膜炎、膿疱性乾癬、化膿性汗腺炎、壊疽性膿皮症については、アッヴィとエーザイが共同プロモーションを行っています。消化器疾患領域の適応症(クローン病、腸管型ベーチェット病、潰瘍性大腸炎)については、アッヴィとエーザイの委託を受けた EA ファーマが共同プロモーションを行っています。
本承認取得により、成人ならびに小児の潰瘍性大腸炎患者さんの治療に対する選択肢を更に広げることで、今後も自己免疫疾患の患者さんの治療に、より一層の貢献をしてまいります。
アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。患者さん一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、神経疾患、アイケア、ウイルス、ウイメンズヘルス、消化器疾患、さらにアラガンエステティクスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、 www.abbvie.com をご覧ください。Twitter アカウント@abbvie、Facebook、LinkedIn やInstagram でも情報を公開しています。日本においては、1,300 人を超える社員が、医療用医薬品の開発、輸入、製造販売に従事しています。自己免疫疾患、肝疾患、神経疾患、がんの各領域を中心に、患者さんの人生を豊かにしたいと願い、日々の業務に取り組んでいます。詳しくは、www.abbvie.co.jp をご覧ください。
エーザイについて
エーザイ株式会社は、本社を日本に置く研究開発型グローバル製薬企業です。患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1 万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。エーザイ株式会社の詳細情報は、www.eisai.co.jp をご覧ください。
EA ファーマ株式会社について
エーザイ株式会社の消化器事業子会社である EA ファーマ株式会社は、エーザイグループが 60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年 4 月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。EA ファーマ株式会社の詳細情報は、 https://www.eapharma.co.jp/ をご覧ください。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2021/news202176.html
Copyright 2021 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
本承認により、成人患者さんに対する寛解維持療法時に、従来の 40mg 隔週投与に加え、40mg 毎週又は 80mg 隔週投与が可能となり、多くの患者さんで寛解維持が期待できます。また、小児患者さんに対する潰瘍性大腸炎の治療選択肢として追加承認されたことにより、本剤は国内初の潰瘍性大腸炎の小児患者さんに対する在宅自己注射が可能な製剤として、小児患者さんや保護者の方々の利便性の向上や通院の負担軽減が期待されます。
潰瘍性大腸炎は、原因不明の炎症により、大腸の粘膜が傷つき、びらん(ただれ)や潰瘍ができる指定難病です。慢性的な下痢・血便、腹痛に加え、発熱や貧血などの症状が現れ、症状が良くなったり(寛解)悪くなったり(再燃)を繰り返します。長期にわたってコントロール困難な状態が続く患者さんも存在するため、治療にあたってはより多くの選択肢が必要とされています 1,2。
潰瘍性大腸炎の原因はまだ完全には分かっていませんが、細菌や異物などから身体を守る「免疫」の異常が関係していると言われています。日本国内における患者数は約 22 万人と年々増加しており 3、10 代後半から 30 代前半に診断されることが多い疾患です。日本における 0-19 歳での推定有病率は 10 万人あたり 15 人と、稀ですが小児期に発症することもあります 4。
潰瘍性大腸炎の治療は成人・小児ともに、薬物治療による寛解を目指し、できるだけ長く寛解状態を維持することが大切です。しかし、重症患者さんの 30%で最終的に結腸全摘除術が必要となる場合もあります 5。
日本において「ヒュミラ」は、アッヴィが製造販売し、関節リウマチ、尋常性乾癬、関節症性乾癬、強直性脊椎炎、若年性特発性関節炎、ぶどう膜炎、膿疱性乾癬、化膿性汗腺炎、壊疽性膿皮症については、アッヴィとエーザイが共同プロモーションを行っています。消化器疾患領域の適応症(クローン病、腸管型ベーチェット病、潰瘍性大腸炎)については、アッヴィとエーザイの委託を受けた EA ファーマが共同プロモーションを行っています。
本承認取得により、成人ならびに小児の潰瘍性大腸炎患者さんの治療に対する選択肢を更に広げることで、今後も自己免疫疾患の患者さんの治療に、より一層の貢献をしてまいります。
アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。患者さん一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、神経疾患、アイケア、ウイルス、ウイメンズヘルス、消化器疾患、さらにアラガンエステティクスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、 www.abbvie.com をご覧ください。Twitter アカウント@abbvie、Facebook、LinkedIn やInstagram でも情報を公開しています。日本においては、1,300 人を超える社員が、医療用医薬品の開発、輸入、製造販売に従事しています。自己免疫疾患、肝疾患、神経疾患、がんの各領域を中心に、患者さんの人生を豊かにしたいと願い、日々の業務に取り組んでいます。詳しくは、www.abbvie.co.jp をご覧ください。
エーザイについて
エーザイ株式会社は、本社を日本に置く研究開発型グローバル製薬企業です。患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界で約1 万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。エーザイ株式会社の詳細情報は、www.eisai.co.jp をご覧ください。
EA ファーマ株式会社について
エーザイ株式会社の消化器事業子会社である EA ファーマ株式会社は、エーザイグループが 60年以上取り組んでいる消化器事業と、アミノ酸をコアとする味の素グループの消化器事業が、2016年 4 月に統合して設立された、研究開発、生産物流、営業・マーケティングのフルバリューチェーンを有する消化器のスペシャリティ・ファーマです。EA ファーマ株式会社の詳細情報は、 https://www.eapharma.co.jp/ をご覧ください。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.eisai.co.jp/news/2021/news202176.html
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