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日立エナジーがHVDCおよびSTATCOMなどの電力品質ソリューション向けデジタルツインソリューション「IdentiQ(TM)」の販売を開始

東京, 2021年11月17日 - (JCN Newswire) - 日立エナジーは、高圧直流送電(HVDC)変換所や、STATCOM(無効電力補償装置)をはじめとした電力品質ソリューション向けのデジタルツインソリューションである「IdentiQ(TM)(*1)」の販売を開始します。デジタルツインとは、フィジカル空間(現実世界)に存在する製品や設備の情報、およびそれらのオペレーションデータ、環境データなどをリアルタイムに収集してサイバー空間(仮想世界)に送り、サイバー空間上にフィジカル空間とまったく同じ状態・状況を再構築し、その仮想モデルを用いた高度なシミュレーションなどを行うという概念です。IdentiQは、資産の情報・分析・運用データを一カ所に集約し、設計図書や運用・保守手順、安全に関するトレーニング、監視・分析用の運用データなどを、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズが可能な画面で提供します。これには、資産全体を3Dで視覚化する機能も含まれており、プラント・機器のさまざまな情報にワンクリックでアクセスできるようにすることで、お客さまの資産管理を改善します。これにより、次のことが可能となります。● 持続可能性:リモートによる総合的な分析とサポート、経年設備の紙ベース情報のデジタル化● 柔軟性:ライフサイクル全体にわたって資産の性能変化に対応● 安全性:業界最高水準のサイバーセキュリティ標準準拠による資産データや情報の紛失・破壊からの保護、現場での作業手順や避難経路などに関する事前の仮想訓練デジタル化は、持続可能なエネルギーの未来を実現するために不可欠なものとなっています。また、大規模・分散型の再生可能エネルギーの連系や、輸送、産業、データセンターなどの分野における電化と脱炭素化、国や企業が二酸化炭素排出量削減目標を達成するためにも、デジタル化が重要となっています。IdentiQは、日立のデジタルソリューションLumadaの運用管理デジタルソリューション「Lumada Asset and Work Management(*2)」をはじめとするさまざまな企業のビジネスシステムと連携し、現場から経営まで、システム全体の可視化を実現します。これは、「最適なオペレーションとスマートな意思決定のために、適切なリソースと情報を、適切な人に、適切なタイミングで提供する」という日立エナジーのデジタルツイン技術のビジョンを体現するものです。日立エナジーのグリッドインテグレーションビジネスユニット担当役員であるニクラス・パーソンは、「IdentiQは、パワーグリッド技術とイノベーションにおける当社独自の専門知識と実績に基づいて構築された画期的なデジタルツインソリューションです。当社は、IdentiQの提供を通じて、送電網の効率性と信頼性向上に向けたお客さまの取り組みをサポートします。」と述べています。本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/11/1117.pdf


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