FIM世界耐久ロードレース選手権:「F.C.C. TSR Honda France」が逆転で2度目の年間チャンピオン獲得
[22/09/19]
TOKYO, Sep 19, 2022 - (JCN Newswire) - 2022 FIM※世界耐久ロードレース選手権(以下、EWC)最終戦 ボルドール24時間レースが、9月17日から18日にかけてフランスのポール・リカール・サーキットで開催され、ランキング2位につけていた「F.C.C. TSR Honda France」が、逆転で年間チャンピオンを獲得しました。F.C.C. TSR Honda France のタイトル獲得は、2017-2018シーズン以来4シーズンぶり2度目になります。
F.C.C. TSR Honda France は、ライダーにジョシュ・フック選手(オーストラリア 29歳)、ジーノ・リア選手(英国 33歳)、マイク・ディ・メリオ選手(フランス 34歳)の3名を擁し、マシンはHonda 「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の体制で、2022年シーズンのEWC開幕をむかえました。
フランスで開催された開幕戦 ル・マン24時間レースでは、予選で獲得した3番手からスタートし3位表彰台を獲得しました。続く第2戦はベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されました。4番手からスタートしたものの、一旦は10番手まで順位を落としましたが、レース終盤までに4番手まで順位を戻し、最終ラップでリア選手がし烈な戦いを制して再び3位を獲得しました。
第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースは、三重県の鈴鹿サーキットで3年ぶりに開催されました。決勝前日のフリー走行中にリア選手がシケインで転倒、ドクターヘリで病院に搬送されたため、フック選手とディ・メリオ選手の2名で走ることを余儀なくされました。予選4位を獲得しむかえた決勝レースでは、トラブルに見舞われたものの、粘り強い走りで順位を回復し10位で完走しました。
最終戦 ボルドール24時間レースは、ポイントランキング1位と23ポイント差の2位で迎えました。このレースではリア選手の代りに、2017-2018シーズンにチャンピオンを獲得した時のライダーであるアラン・テシェ選手(フランス 28歳)を起用し、逆転でのタイトルに望みを繋げました。現地時間17日15時にスタートした決勝レースは、4番手からスタートしたものの、2度のトラブルにより一時は28番手まで順位を下げましたが、その後は着実に周回を重ね順位を回復し、24時間後の18日15時には4位でフィニッシュ。チャンピオンを争うチームが次々とリタイアしたこともあり、逆転でF.C.C. TSR Honda FranceのEWC年間チャンピオンが決定しました。
F.C.C. TSR Honda France ジョシュ・フック選手
「過去の経験からチェッカーを受けるまでは油断はできないと思っていました。僕たちは過去にもさまざまなシチュエーションから復活してきましたが、確実なことはどこにもありません。皆がそうであるように、諦めずに自分たちのレースをしてきました。3人とも特に夜間走行が速く、いい走りをしたと思います。この大会で優勝するのは難しいと分かり、チャンピオン獲得を最優先としました。他の多くのチームが直面したトラブルを避けるために、可能な限りエンジンを労りながら走行し、最後まで走り切ることができました」
F.C.C. TSR Honda France マイク・ディ・メリオ選手
「ついに世界耐久ロードレース選手権のチャンピオンになることができました! 過去にもチャンピオンまであと一歩のところにいったこともありましたが、長い間求め続けていたタイトルをやっと獲得することができてとても誇りに思います。とてもタフなレースでした。周りが1台、また1台と止まっていく中、僕たちもトラブルに見舞われていました。TATI TEAM BERINGER RACING(カワサキ)が上位で争っている時、トラブルを避けるために追っていたマシンと十分な距離を取ることにしました。彼らのタイトル争いが難しくなった後は、ストレートでの早めのシフトアップでエンジンを温存する計画へと変更しました。表彰台を獲得するよりもタイトルの獲得が大事だったので、正しい選択をすることができたと思います」
F.C.C. TSR Honda France アラン・テシェ選手
「メカニカルトラブルに見舞われた時もあり、チームの皆にとって大変なレースになりました。チームスタッフはピット作業で時間短縮に勤しみ、僕たちライダーはレース戦略の実行にベストを尽くして走りました。Yoshimura SERT Motul(スズキ)がリタイアした後は、僕の元在籍チームであったTATI TEAM BERINGER RACING(カワサキ)とのタイトル争いになりました。2018年にタイトルを獲得したチームだったので、複雑な気持ちでした。このタイトル獲得に大きく貢献したジーノ・リアの回復を心から願っています」
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.honda.co.jp/news/2022/c220919.html
概要:本田技研工業株式会社
詳細は www.honda.co.jp をご覧ください。
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F.C.C. TSR Honda France は、ライダーにジョシュ・フック選手(オーストラリア 29歳)、ジーノ・リア選手(英国 33歳)、マイク・ディ・メリオ選手(フランス 34歳)の3名を擁し、マシンはHonda 「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の体制で、2022年シーズンのEWC開幕をむかえました。
フランスで開催された開幕戦 ル・マン24時間レースでは、予選で獲得した3番手からスタートし3位表彰台を獲得しました。続く第2戦はベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催されました。4番手からスタートしたものの、一旦は10番手まで順位を落としましたが、レース終盤までに4番手まで順位を戻し、最終ラップでリア選手がし烈な戦いを制して再び3位を獲得しました。
第3戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースは、三重県の鈴鹿サーキットで3年ぶりに開催されました。決勝前日のフリー走行中にリア選手がシケインで転倒、ドクターヘリで病院に搬送されたため、フック選手とディ・メリオ選手の2名で走ることを余儀なくされました。予選4位を獲得しむかえた決勝レースでは、トラブルに見舞われたものの、粘り強い走りで順位を回復し10位で完走しました。
最終戦 ボルドール24時間レースは、ポイントランキング1位と23ポイント差の2位で迎えました。このレースではリア選手の代りに、2017-2018シーズンにチャンピオンを獲得した時のライダーであるアラン・テシェ選手(フランス 28歳)を起用し、逆転でのタイトルに望みを繋げました。現地時間17日15時にスタートした決勝レースは、4番手からスタートしたものの、2度のトラブルにより一時は28番手まで順位を下げましたが、その後は着実に周回を重ね順位を回復し、24時間後の18日15時には4位でフィニッシュ。チャンピオンを争うチームが次々とリタイアしたこともあり、逆転でF.C.C. TSR Honda FranceのEWC年間チャンピオンが決定しました。
F.C.C. TSR Honda France ジョシュ・フック選手
「過去の経験からチェッカーを受けるまでは油断はできないと思っていました。僕たちは過去にもさまざまなシチュエーションから復活してきましたが、確実なことはどこにもありません。皆がそうであるように、諦めずに自分たちのレースをしてきました。3人とも特に夜間走行が速く、いい走りをしたと思います。この大会で優勝するのは難しいと分かり、チャンピオン獲得を最優先としました。他の多くのチームが直面したトラブルを避けるために、可能な限りエンジンを労りながら走行し、最後まで走り切ることができました」
F.C.C. TSR Honda France マイク・ディ・メリオ選手
「ついに世界耐久ロードレース選手権のチャンピオンになることができました! 過去にもチャンピオンまであと一歩のところにいったこともありましたが、長い間求め続けていたタイトルをやっと獲得することができてとても誇りに思います。とてもタフなレースでした。周りが1台、また1台と止まっていく中、僕たちもトラブルに見舞われていました。TATI TEAM BERINGER RACING(カワサキ)が上位で争っている時、トラブルを避けるために追っていたマシンと十分な距離を取ることにしました。彼らのタイトル争いが難しくなった後は、ストレートでの早めのシフトアップでエンジンを温存する計画へと変更しました。表彰台を獲得するよりもタイトルの獲得が大事だったので、正しい選択をすることができたと思います」
F.C.C. TSR Honda France アラン・テシェ選手
「メカニカルトラブルに見舞われた時もあり、チームの皆にとって大変なレースになりました。チームスタッフはピット作業で時間短縮に勤しみ、僕たちライダーはレース戦略の実行にベストを尽くして走りました。Yoshimura SERT Motul(スズキ)がリタイアした後は、僕の元在籍チームであったTATI TEAM BERINGER RACING(カワサキ)とのタイトル争いになりました。2018年にタイトルを獲得したチームだったので、複雑な気持ちでした。このタイトル獲得に大きく貢献したジーノ・リアの回復を心から願っています」
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.honda.co.jp/news/2022/c220919.html
概要:本田技研工業株式会社
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