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[23/01/11]
TOKYO, Jan 11, 2023 - (JCN Newswire) - 日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO:森田 隆之、以下 NEC)と国立大学法人東京工業大学(本部:東京都目黒区、学長:益 一哉、以下 東工大)は、博士後期課程学生の研究活動を支援する制度「NEC R&D Doctor's Pass」を設立します。
本制度は、東工大の博士後期課程進学を目指す同大学の修士課程在籍者を対象に募集するもので、「NEC R&D Doctor's Pass」を取得した学生に対する博士号取得予定年でのNEC研究開発部門への入社内定や、研究インターンシップ(有給)の参加機会の提供、研究活動のアドバイス、上限540万円の奨学金返済支援など、博士後期課程進学における課題に対してさまざまなプログラムでサポートします。なお、2023年2月から書類審査や面接などによる選考を実施し、結果は2023年4月以降に本人に通知します。
NECでは、2025中期経営計画の実現を目指し、HR(Human Resources)方針として「挑戦する人の、NEC。」を掲げ、多様な人材が活躍する企業への変革に注力しています。また、デジタル化に伴い事業環境が急激に変化する中、最先端技術を理解すると共に、市場や顧客の視点から社会課題を捉え新たな社会価値を創造できる人材を産学連携で育成する取り組みを推進しており、本制度の設立はその一環です。
東工大では、日本は先進諸国の中で博士後期課程に進学する学生が少なく、新産業の創出が長年停滞しているという大きな社会課題の解決を目指しています。博士後期課程進学者を増やすため、大学院課程において現在3つの卓越大学院を設置し、キャリア教育の必修化、博士後期課程における奨学金の充実などの施策を行っています。しかし、まだ支援は充分でなく、博士号取得を希望する学生の一部は、経済的な課題、卒業後のキャリア不安に直面するにつれ、進学をあきらめてしまっている状況です。大学と産業界がタッグを組み進学希望者を支援することも含めた支援体制の拡充が望まれています。
本制度の特徴
1.博士学生の就職活動時期の柔軟化
「NEC R&D Doctor's Pass」の取得により、博士号取得予定年でのNEC研究開発部門への入社が内定し、博士後期課程在籍中は就職活動の心配なく研究に専念することができます。
2.サポートプログラム(研究インターンシップ・メンタリング)
入社までの期間に、夏季研究インターンシップ(有給)参加による企業研究活動参加機会の提供と、メンター担当の先輩社員からのメンタリングによる研究活動へのアドバイス等を定期的に実施します。学生本人の研究者としての成長と博士後期課程における研究活動にも有用な支援を目的とした連携を行います。
3.奨学金支援(希望者のみ)
博士後期課程在籍中に学生が貸付型奨学金を利用した場合、NECが別途指定する条件を満たすときには、入社後に540万円を上限に返済支援を実施します。返済の心配をせずに貸付型奨学金の利用を可能とすることで、博士後期課程における研究生活を経済面でサポートします。
NECでは、今後「NEC R&D Doctor's Pass」の他大学への拡大も検討しており、これからも「人への投資」に注力することで、市場やお客さまのみならず、学生や働く人から選ばれ続ける会社になることを目指します。
東工大では、今回の「NEC R&D Doctor's Pass」が学生の不安を一掃することが期待できる画期的なスキームであり、博士後期課程への進学希望者への益々の支援体制の充実へとつながるものと考えています。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202301/20230111_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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本制度は、東工大の博士後期課程進学を目指す同大学の修士課程在籍者を対象に募集するもので、「NEC R&D Doctor's Pass」を取得した学生に対する博士号取得予定年でのNEC研究開発部門への入社内定や、研究インターンシップ(有給)の参加機会の提供、研究活動のアドバイス、上限540万円の奨学金返済支援など、博士後期課程進学における課題に対してさまざまなプログラムでサポートします。なお、2023年2月から書類審査や面接などによる選考を実施し、結果は2023年4月以降に本人に通知します。
NECでは、2025中期経営計画の実現を目指し、HR(Human Resources)方針として「挑戦する人の、NEC。」を掲げ、多様な人材が活躍する企業への変革に注力しています。また、デジタル化に伴い事業環境が急激に変化する中、最先端技術を理解すると共に、市場や顧客の視点から社会課題を捉え新たな社会価値を創造できる人材を産学連携で育成する取り組みを推進しており、本制度の設立はその一環です。
東工大では、日本は先進諸国の中で博士後期課程に進学する学生が少なく、新産業の創出が長年停滞しているという大きな社会課題の解決を目指しています。博士後期課程進学者を増やすため、大学院課程において現在3つの卓越大学院を設置し、キャリア教育の必修化、博士後期課程における奨学金の充実などの施策を行っています。しかし、まだ支援は充分でなく、博士号取得を希望する学生の一部は、経済的な課題、卒業後のキャリア不安に直面するにつれ、進学をあきらめてしまっている状況です。大学と産業界がタッグを組み進学希望者を支援することも含めた支援体制の拡充が望まれています。
本制度の特徴
1.博士学生の就職活動時期の柔軟化
「NEC R&D Doctor's Pass」の取得により、博士号取得予定年でのNEC研究開発部門への入社が内定し、博士後期課程在籍中は就職活動の心配なく研究に専念することができます。
2.サポートプログラム(研究インターンシップ・メンタリング)
入社までの期間に、夏季研究インターンシップ(有給)参加による企業研究活動参加機会の提供と、メンター担当の先輩社員からのメンタリングによる研究活動へのアドバイス等を定期的に実施します。学生本人の研究者としての成長と博士後期課程における研究活動にも有用な支援を目的とした連携を行います。
3.奨学金支援(希望者のみ)
博士後期課程在籍中に学生が貸付型奨学金を利用した場合、NECが別途指定する条件を満たすときには、入社後に540万円を上限に返済支援を実施します。返済の心配をせずに貸付型奨学金の利用を可能とすることで、博士後期課程における研究生活を経済面でサポートします。
NECでは、今後「NEC R&D Doctor's Pass」の他大学への拡大も検討しており、これからも「人への投資」に注力することで、市場やお客さまのみならず、学生や働く人から選ばれ続ける会社になることを目指します。
東工大では、今回の「NEC R&D Doctor's Pass」が学生の不安を一掃することが期待できる画期的なスキームであり、博士後期課程への進学希望者への益々の支援体制の充実へとつながるものと考えています。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/202301/20230111_02.html
概要:日本電気株式会社(NEC)
詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。
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