富士通とSAP Fioneer、保険業界のDXを加速し、お客さまの持続可能なビジネスに貢献するサービスの提供に向けたパートナーシップを締結
[24/11/18]
東京, 2024年11月18日 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(注1)(以下、富士通)と、SAP Fioneer GmbH(注2)(エスエーピー・ファイオニア、以下、SAP Fioneer)は保険業界におけるお客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するために、パートナーシップ契約を締結しました。本契約に基づき、富士通は、グローバルな業界標準で保険商品や契約管理といった保険の基幹業務をパッケージ化したクラウドベースプラットフォーム「Cloud for Insurance」(注3)の日本向け商品を開発するなど、SAP Fioneerと商品企画・開発・マーケティングにおける連携を行い、金融機関のDXを推進する施策を展開します。テクノロジーの進化と、少子高齢化やデジタルネイティブ世代の台頭、FinTech企業の参入などにより、保険業界の顧客ニーズや競争環境は大きく変化しています。保険会社が競争優位性を確保するためには、既存システムの老朽化やブラックボックス化、IT人材の不足などの問題への対応や、コンプライアンス強化に向けてDXへの取り組みを加速する必要があります。国内の保険業界のお客さまは、富士通が提供を予定している「Cloud for Insurance」の日本市場版を活用することで、商品管理、見積もり、引き受け、契約管理、保険金支払いなどの共通的な業務システムを、迅速に標準化することが可能となります。これにより、IT人材の安定的な確保や品質向上を実現しながら、新規商品開発や販路開拓など付加価値が高い領域へ人や投資などの資源を集中し、競争優位性を築くことができます。また、本商品を保険業界の業務やデータ連携のデファクトスタンダード(事実上の標準)として展開することで、保険会社の商品、チャネル、プロセスの変革やガバナンス強化を推進することを目指します。本パートナーシップ契約に基づき、富士通は今後お客さまとの実証実験を実施し、「Cloud for Insurance」日本市場版の有用性を検証するとともに、2026年3月までにサービスの提供開始を予定しています。富士通株式会社 執行役員EVP グローバルカスタマーサクセスビジネスグループ 副グループ長 八木 勝のコメント本日、SAP Fioneerとの戦略的パートナーシップを発表できることを大変うれしく思います。このパートナーシップは、金融機関のお客さまのDXを支援する上で極めて重要な一歩です。SAP Fioneer の金融サービス向けソリューションと、当社が金融業界のお客さまのシステム開発において培ってきた知見や品質を組み合わせることで、お客さまにこれまで以上に革新的で効率的なソリューションを提供できると確信しています。当社はこのパートナーシップを通じて、商品企画から開発、マーケティングまでSAP Fioneerと緊密に連携し、金融業界のDXを強力に推進していきます。SAP Fioneer アジアおよび保険部門 マネージングディレクター Japan/ Korea 取締役社長 Chirag Shah(チラグ・シャー)のコメント日本の保険市場では、ローカルの規制や特有の機能要件の複雑さに対応するソリューションが求められています。こうした日本の保険業界のニーズに柔軟に適応するパッケージソフトウェアへのご要望が非常に多く、富士通とのパートナーシップにより、ローカライズされたビジネスコンテンツとグローバルな業界ベストプラクティスを備えた、保険基幹業務プラットフォームの日本版を提供することで、お客さまの課題解決をサポートします。URL https://pr.fujitsu.com/jp/news/2024/11/18.html
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