アダプト・プログラム・シンポジウム2010
[10/12/01]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2010年12月1日
社団法人 食品容器環境美化協会
アダプト・プログラム・シンポジウム2010
「アダプト・プログラム・シンポジウム2010」のまとめ
清涼飲料・ビールなど飲料業界6団体で構成する、社団法人 食品容器環境美化協会(略称:食環協、会長:岡本隆典)は、環境美化推進事業の一環として、1998年から、「アダプト・プログラムの普及推進」に積極的に取り組んでいます。
「アダプト・プログラム・シンポジウム」は、年に1回の実践的な情報交換の場として1999年から毎年開催しており、12回目となる今回は、11月15日(月)にベルサール神田(東京都・千代田区)で開催し、全国の自治体担当者はじめ多くの関係者約120名が参加しました。
<シンポジウム当日のプログラム>
●午後1時開会
●第1部=食環協プレゼンテーション
「2010年度アダプト・プログラム全国概況」
「2009年度アダプト・プログラム導入自治体調査報告」
(社)食品容器環境美化協会 宮本和幸(みやもとかずゆき)
●第2部=基調講演
テーマ:『知恵の出し合いで豊かな公共サービスを創る』
講 師:川島宏一(かわしまひろいち)氏(佐賀県最高情報統括監)
●第3部=アダプト・プログラムの先進事例紹介
・長野県建設部道路管理課 松尾誠(まつおまこと)氏
「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」
・岡山市環境局環境保全課 門田啓司(もんでんひろし)氏
「岡山市環境パートナーシップ事業」
・西濃環境NPOネットワーク、
ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会 岩間誠(いわままこと)氏
「ぎふ・エコライフ推進プロジェクト」
・磐田化学工業株式会社 永田清也(ながたせいや)氏
日本アルコール産業株式会社 羽田文昭(はねだふみあき)氏
「企業参加型アダプト活動」
●第4部=パネルディスカッション
(コーディネーター)・東海大学文学部広報メディア学科教授 河井孝仁(かわいたかよし)氏
(パネリスト) ・長野県建設部道路管理課 松尾誠氏
・岡山市環境局環境保全課 門田啓司氏
・西濃環境NPOネットワーク、
ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会 岩間誠氏
・磐田化学工業株式会社 永田清也氏
・日本アルコール産業株式会社 坂本勝巳(さかもとかつみ)氏
・(社)食品容器環境美化協会 宮本和幸
(1)急速に伸び続ける「アダプト・プログラム」
1985年、アメリカのテキサス州で、新しいボランティア・プログラム「アダプト・ア・ハイウェイ プログラム」が導入されました。この「アダプト・ア・ハイウェイ プログラム」は急速に、全米にそしてハイウェイ以外の公共スペースへと広がりました。
“アダプト”(ADOPT)は英語で「養子縁組をする」という意味。一定区画の道路や公園、駅前通りといった公共のスペースを「養子」に見立て、地元の市民や企業・団体がわが子のように愛情を持って清掃・美化する。行政は清掃用具の提供やサインボードの設置など、市民の活動を支援する。これが「アダプト・プログラム」の基本的な仕組みです。
日本では1998年6月に徳島県神山町ではじめて導入されました。以降急速に各地に広がり、2010年10月現在、全国で400を超える自治体がこれを導入し、21,000の市民団体が活動に参加しています。
多くの自治体で「ポイ捨て防止条例」の制定をはじめとする様々な散乱ごみ対策が採用されてはいるものの、なかなか十分な成果が現れず、実効があがる新たな具体策が求められています。この中にあって「まち美化の実効」、「ポイ捨て防止などの啓発効果」、「まちづくり意識高揚効果」など多面的な効果を併せ持つ「アダプト・プログラム」が注目され、北海道から九州・沖縄にいたる全国に普及しつつあります。
行政と市民のパートナーシップの重要性がますます高まる中、パートナーシップに基づく「まち美化」のみならず「まちづくり」に寄与する新しい手法として、今後もさらに普及するものと考えています。
(2)アダプト・プログラム・シンポジウム2010概要
第1部では、食環協事務局から、2010年度アダプト・プログラムの全国概況および導入自治体調査結果についてご報告いたしました。
第2部では、建設省や世界銀行等を経て、2006年から佐賀県最高情報統括監として県庁の業務改革や地域の情報化に取り組む川島宏一氏を講師に迎え、「知恵の出し合いで豊かな公共サービスを創る」をテーマに基調講演を行いました。
また第3部では、長野県、岡山県岡山市、西濃環境NPOネットワーク、ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会の担当者から、アダプト・プログラムの先進事例をご紹介いただいたほか、企業参加型アダプト活動として、磐田化学工業株式会社と日本アルコール産業株式会社の共同事例をご紹介いただきました。
そして、第4部では、地域情報化アドバイザーとしてもご活躍されている、東海大学文学部広報メディア学科教授の河井孝仁氏をコーディネーターに迎えて、事例紹介をいただいた担当者と食環協の担当者を交えてパネルディスカッションを行いました。
シンポジウム詳細は添付ファイルをご参照下さい。
社団法人 食品容器環境美化協会
アダプト・プログラム・シンポジウム2010
「アダプト・プログラム・シンポジウム2010」のまとめ
清涼飲料・ビールなど飲料業界6団体で構成する、社団法人 食品容器環境美化協会(略称:食環協、会長:岡本隆典)は、環境美化推進事業の一環として、1998年から、「アダプト・プログラムの普及推進」に積極的に取り組んでいます。
「アダプト・プログラム・シンポジウム」は、年に1回の実践的な情報交換の場として1999年から毎年開催しており、12回目となる今回は、11月15日(月)にベルサール神田(東京都・千代田区)で開催し、全国の自治体担当者はじめ多くの関係者約120名が参加しました。
<シンポジウム当日のプログラム>
●午後1時開会
●第1部=食環協プレゼンテーション
「2010年度アダプト・プログラム全国概況」
「2009年度アダプト・プログラム導入自治体調査報告」
(社)食品容器環境美化協会 宮本和幸(みやもとかずゆき)
●第2部=基調講演
テーマ:『知恵の出し合いで豊かな公共サービスを創る』
講 師:川島宏一(かわしまひろいち)氏(佐賀県最高情報統括監)
●第3部=アダプト・プログラムの先進事例紹介
・長野県建設部道路管理課 松尾誠(まつおまこと)氏
「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」
・岡山市環境局環境保全課 門田啓司(もんでんひろし)氏
「岡山市環境パートナーシップ事業」
・西濃環境NPOネットワーク、
ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会 岩間誠(いわままこと)氏
「ぎふ・エコライフ推進プロジェクト」
・磐田化学工業株式会社 永田清也(ながたせいや)氏
日本アルコール産業株式会社 羽田文昭(はねだふみあき)氏
「企業参加型アダプト活動」
●第4部=パネルディスカッション
(コーディネーター)・東海大学文学部広報メディア学科教授 河井孝仁(かわいたかよし)氏
(パネリスト) ・長野県建設部道路管理課 松尾誠氏
・岡山市環境局環境保全課 門田啓司氏
・西濃環境NPOネットワーク、
ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会 岩間誠氏
・磐田化学工業株式会社 永田清也氏
・日本アルコール産業株式会社 坂本勝巳(さかもとかつみ)氏
・(社)食品容器環境美化協会 宮本和幸
(1)急速に伸び続ける「アダプト・プログラム」
1985年、アメリカのテキサス州で、新しいボランティア・プログラム「アダプト・ア・ハイウェイ プログラム」が導入されました。この「アダプト・ア・ハイウェイ プログラム」は急速に、全米にそしてハイウェイ以外の公共スペースへと広がりました。
“アダプト”(ADOPT)は英語で「養子縁組をする」という意味。一定区画の道路や公園、駅前通りといった公共のスペースを「養子」に見立て、地元の市民や企業・団体がわが子のように愛情を持って清掃・美化する。行政は清掃用具の提供やサインボードの設置など、市民の活動を支援する。これが「アダプト・プログラム」の基本的な仕組みです。
日本では1998年6月に徳島県神山町ではじめて導入されました。以降急速に各地に広がり、2010年10月現在、全国で400を超える自治体がこれを導入し、21,000の市民団体が活動に参加しています。
多くの自治体で「ポイ捨て防止条例」の制定をはじめとする様々な散乱ごみ対策が採用されてはいるものの、なかなか十分な成果が現れず、実効があがる新たな具体策が求められています。この中にあって「まち美化の実効」、「ポイ捨て防止などの啓発効果」、「まちづくり意識高揚効果」など多面的な効果を併せ持つ「アダプト・プログラム」が注目され、北海道から九州・沖縄にいたる全国に普及しつつあります。
行政と市民のパートナーシップの重要性がますます高まる中、パートナーシップに基づく「まち美化」のみならず「まちづくり」に寄与する新しい手法として、今後もさらに普及するものと考えています。
(2)アダプト・プログラム・シンポジウム2010概要
第1部では、食環協事務局から、2010年度アダプト・プログラムの全国概況および導入自治体調査結果についてご報告いたしました。
第2部では、建設省や世界銀行等を経て、2006年から佐賀県最高情報統括監として県庁の業務改革や地域の情報化に取り組む川島宏一氏を講師に迎え、「知恵の出し合いで豊かな公共サービスを創る」をテーマに基調講演を行いました。
また第3部では、長野県、岡山県岡山市、西濃環境NPOネットワーク、ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会の担当者から、アダプト・プログラムの先進事例をご紹介いただいたほか、企業参加型アダプト活動として、磐田化学工業株式会社と日本アルコール産業株式会社の共同事例をご紹介いただきました。
そして、第4部では、地域情報化アドバイザーとしてもご活躍されている、東海大学文学部広報メディア学科教授の河井孝仁氏をコーディネーターに迎えて、事例紹介をいただいた担当者と食環協の担当者を交えてパネルディスカッションを行いました。
シンポジウム詳細は添付ファイルをご参照下さい。