ダイキン工業 井上礼之会長CEO 年頭あいさつ(要旨)
[11/01/05]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
2011年1月5日
ダイキン工業株式会社
2011年ダイキン工業グループ年頭方針
新たな成長へ、スタートダッシュ
− Dash Forward for New Growth−
ダイキン工業 井上礼之会長CEO 年頭あいさつ(要旨)
日時:2011 年1 月5 日(水)9:00〜10:00
場所:梅田センタービル「クリスタルホール」
○2008 年のリーマンショック後の2期連続減収減益からV字回復を加速させる年、次期
戦略経営計画である「Fusion15」の初年度という点において、2011 年は当社グループ
にとって大きな「節目の年」となります。
○パラダイムシフトという「非連続な変化」の時代を勝ち抜くには、既存製品・サービス
のカイゼンを進める「持続的イノベーション」と、既存製品・サービスの価値を破し、
全く新しい価値を生み出すような「破壊的イノベーション」の2つイノベーションを組
織の中に生み出すことが重要です。現場主義、真のコミュニケーションという当社の長
所を伸ばすと同時に、コア・コンピタンスに磨きをかけ、業種にこだわらずに提携・連
携、M&Aを進めることで2つのイノベーションの創出を加速していきます。
○「不透明な未来」に勝ち残るには意識や行動原理を見直す必要があります。そのために
は一人ひとりの質的な向上が不可欠です。部分最適の「虫の眼」、全体最適の「鳥の
眼」、時代の変化を敏感に感じる「魚の眼」の三つの眼を持って、様々な時代の変化の
予兆をいち早く感じとらなければなりません。
○また、グローバル展開を加速する中で、権限を委譲し現地の自由・自律を重んじる「遠
心力」と、中央から指示・命令を出しながら全体を統括する「求心力」のバランスをと
ったリーダーシップが重要です。「どちらに多くのウエイトをかけるべきか」、そのバ
ランスとタイミングを冷徹に見極める必要があります。
○組織の抱える多くの問題の根底にはコミュニケーション不足があります。「現場での気
づきと想像力」を働かせ、環境変化に柔軟に対応するために、組織の壁を打ち破るタ
テ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションの密度を高めることを求めます。
○中国の古典に「愚者は成事(せいじ)に闇く、知者は未萌(みほう)に見る」という言
葉があります。社員一人ひとりが、「気づき」「想像力」「洞察力」を磨き、「今見え
る景色の先を見る」智者となるべく精進してほしいと思います。
○グループ一丸となって、新たな成長発展に向けて、力強くスタートダッシュを切る2011
年にしようではありませんか。
○2011 年ダイキン工業グループ年頭方針 (骨子)
1. 2011 年を新たな未来を作り出す年にしよう
2. イノベーション志向で、強みを磨き、知恵を集めて、新たな時代を勝ち抜こう
3. 「不透明な未来」に適応できる行動原理を身につけよう
4. 品質の徹底確保に全社・全力を挙げて取組もう
以上
ダイキン工業株式会社
2011年ダイキン工業グループ年頭方針
新たな成長へ、スタートダッシュ
− Dash Forward for New Growth−
ダイキン工業 井上礼之会長CEO 年頭あいさつ(要旨)
日時:2011 年1 月5 日(水)9:00〜10:00
場所:梅田センタービル「クリスタルホール」
○2008 年のリーマンショック後の2期連続減収減益からV字回復を加速させる年、次期
戦略経営計画である「Fusion15」の初年度という点において、2011 年は当社グループ
にとって大きな「節目の年」となります。
○パラダイムシフトという「非連続な変化」の時代を勝ち抜くには、既存製品・サービス
のカイゼンを進める「持続的イノベーション」と、既存製品・サービスの価値を破し、
全く新しい価値を生み出すような「破壊的イノベーション」の2つイノベーションを組
織の中に生み出すことが重要です。現場主義、真のコミュニケーションという当社の長
所を伸ばすと同時に、コア・コンピタンスに磨きをかけ、業種にこだわらずに提携・連
携、M&Aを進めることで2つのイノベーションの創出を加速していきます。
○「不透明な未来」に勝ち残るには意識や行動原理を見直す必要があります。そのために
は一人ひとりの質的な向上が不可欠です。部分最適の「虫の眼」、全体最適の「鳥の
眼」、時代の変化を敏感に感じる「魚の眼」の三つの眼を持って、様々な時代の変化の
予兆をいち早く感じとらなければなりません。
○また、グローバル展開を加速する中で、権限を委譲し現地の自由・自律を重んじる「遠
心力」と、中央から指示・命令を出しながら全体を統括する「求心力」のバランスをと
ったリーダーシップが重要です。「どちらに多くのウエイトをかけるべきか」、そのバ
ランスとタイミングを冷徹に見極める必要があります。
○組織の抱える多くの問題の根底にはコミュニケーション不足があります。「現場での気
づきと想像力」を働かせ、環境変化に柔軟に対応するために、組織の壁を打ち破るタ
テ・ヨコ・ナナメのコミュニケーションの密度を高めることを求めます。
○中国の古典に「愚者は成事(せいじ)に闇く、知者は未萌(みほう)に見る」という言
葉があります。社員一人ひとりが、「気づき」「想像力」「洞察力」を磨き、「今見え
る景色の先を見る」智者となるべく精進してほしいと思います。
○グループ一丸となって、新たな成長発展に向けて、力強くスタートダッシュを切る2011
年にしようではありませんか。
○2011 年ダイキン工業グループ年頭方針 (骨子)
1. 2011 年を新たな未来を作り出す年にしよう
2. イノベーション志向で、強みを磨き、知恵を集めて、新たな時代を勝ち抜こう
3. 「不透明な未来」に適応できる行動原理を身につけよう
4. 品質の徹底確保に全社・全力を挙げて取組もう
以上