日本製粉(株)、第3四半期の連結累計期間業績
[11/02/04]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年2月4日
日本製粉株式会社
日本製粉(株)、第3四半期の連結累計期間業績
日本製粉(株)(会長兼社長 澤田 浩)の平成23年3月期第3四半期連結累計期間業績は、売上高1,904億円(前年同期比5.2%減)、営業利益83億円(同17.8%減)、経常利益85億円(同18.8%減)、純利益56億円(同6.6%減)となりました。通期連結業績予想は昨年11月5日に公表の数値から変更ありません。
1.平成23年3月期第3四半期連結累計期間業績の概況
当期における日本経済は、依然として景気に明るさが見られないまま推移しました。食品業界でも円高やデフレ基調の継続や消費者心理の冷え込み等、販売競争は厳しさを増しています。こうした中、当社グル−プはスピ−ドを上げて持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、昨年4月から新たな2ヵ年の「10/11中期経営計画SG130」に全力を挙げて取り組みました。また、コスト競争力強化のための総額200億円にのぼる一連の大型設備投資は全て着工され、工事は順調に進んでいます。さらに、事業基盤の更なる強化と業容拡大を図るために、持分法適用関連会社であったオ−ケ−食品工業(株)の株式公開買付けを行い、当第3四半期から連結子会社としました。
1)売上高は、外国産小麦の政府売渡価格引き下げ(昨年4月から5銘柄平均5%)に伴う小麦粉
および2次加工商品の販売価格改定が製粉・食品事業共通かつ最大の減収要因となりま
した。製粉事業では、小麦粉の販売量が前年を上回りましたが、副製品のふすまの価格
が低調に推移したこともあり89億円の減収となりました。食品事業では、業務用および
家庭用プレミックスやパスタ・冷凍食品の販売が好調で、海外事業は米国・中国・タイ
いずれも順調でしたが、中食関連商品が前年を下回り4億円の減収となりました。その
他事業では、エンジニアリング事業が好調でしたがペットフ−ドおよび健康食品類が伸
び悩み、12億円の減収となりました。
2)営業利益は、ふすま等市況品の相場下落を販売量増加とコストダウンでカバ−しきれず
18億円の減益となりました。
3)経常利益は、営業利益の減益要因に加え急激な円高の影響もあり20億円の減益となりま
した。
4)純利益は、構造改善費用および資産除去債務の計上等により4億円の減益となりました。
2.平成23年3月期通期連結業績予想
第3四半期連結累計期間業績は計画通り進捗しています。昨年10月に外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均1%引き上げられたことに伴い、本年1月から小麦粉の販売価格を改定しています。また、昨年10月から政府が外国産小麦を輸入後に一定期間備蓄する方式から、輸入後直ちに売渡す即時販売方式へ改定され、当第3四半期は製粉業界には大きな転換点となりました。いずれも業績予想に織り込み済みであり、オ−ケ−食品工業(株)の連結子会社化も影響軽微であり、通期連結業績予想に変更はありません。
以上
日本製粉株式会社
日本製粉(株)、第3四半期の連結累計期間業績
日本製粉(株)(会長兼社長 澤田 浩)の平成23年3月期第3四半期連結累計期間業績は、売上高1,904億円(前年同期比5.2%減)、営業利益83億円(同17.8%減)、経常利益85億円(同18.8%減)、純利益56億円(同6.6%減)となりました。通期連結業績予想は昨年11月5日に公表の数値から変更ありません。
1.平成23年3月期第3四半期連結累計期間業績の概況
当期における日本経済は、依然として景気に明るさが見られないまま推移しました。食品業界でも円高やデフレ基調の継続や消費者心理の冷え込み等、販売競争は厳しさを増しています。こうした中、当社グル−プはスピ−ドを上げて持続的成長(Sustainable Growth)を確かなものにするため、昨年4月から新たな2ヵ年の「10/11中期経営計画SG130」に全力を挙げて取り組みました。また、コスト競争力強化のための総額200億円にのぼる一連の大型設備投資は全て着工され、工事は順調に進んでいます。さらに、事業基盤の更なる強化と業容拡大を図るために、持分法適用関連会社であったオ−ケ−食品工業(株)の株式公開買付けを行い、当第3四半期から連結子会社としました。
1)売上高は、外国産小麦の政府売渡価格引き下げ(昨年4月から5銘柄平均5%)に伴う小麦粉
および2次加工商品の販売価格改定が製粉・食品事業共通かつ最大の減収要因となりま
した。製粉事業では、小麦粉の販売量が前年を上回りましたが、副製品のふすまの価格
が低調に推移したこともあり89億円の減収となりました。食品事業では、業務用および
家庭用プレミックスやパスタ・冷凍食品の販売が好調で、海外事業は米国・中国・タイ
いずれも順調でしたが、中食関連商品が前年を下回り4億円の減収となりました。その
他事業では、エンジニアリング事業が好調でしたがペットフ−ドおよび健康食品類が伸
び悩み、12億円の減収となりました。
2)営業利益は、ふすま等市況品の相場下落を販売量増加とコストダウンでカバ−しきれず
18億円の減益となりました。
3)経常利益は、営業利益の減益要因に加え急激な円高の影響もあり20億円の減益となりま
した。
4)純利益は、構造改善費用および資産除去債務の計上等により4億円の減益となりました。
2.平成23年3月期通期連結業績予想
第3四半期連結累計期間業績は計画通り進捗しています。昨年10月に外国産小麦の政府売渡価格が5銘柄平均1%引き上げられたことに伴い、本年1月から小麦粉の販売価格を改定しています。また、昨年10月から政府が外国産小麦を輸入後に一定期間備蓄する方式から、輸入後直ちに売渡す即時販売方式へ改定され、当第3四半期は製粉業界には大きな転換点となりました。いずれも業績予想に織り込み済みであり、オ−ケ−食品工業(株)の連結子会社化も影響軽微であり、通期連結業績予想に変更はありません。
以上