ADHDのある子どもの適切な支援を、ウェブでサポート
[11/02/14]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年2月14日
日本イーライリリー株式会社
保護者や学校関係者向けに 『ADHD.co.jp』 を拡充
ADHDのある子どもの適切な支援を、ウェブでサポート
〜ADHDの特性への理解促すアニメーション、当事者・ご家族の声を反映し制作〜
日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)は、注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)のある子どもの支援や理解を促進するADHD情報提供サイト『ADHD.co.jp』(http://www.adhd.co.jp/)を、保護者や学校関係者向けに大幅に拡充いたしました。
診断のない状態では、ADHDのある子どもは「突発的な行動をとる」「忘れ物やミスが多い」などADHDの行動特性上、学校関係者や友人だけではなく家族にさえ「努力不足」との誤解をうけやすく、叱られることが多いため劣等感を持ちやすく、自尊心が低くなりがちです。こうしたことが積み重なると、友達とのトラブルや、学校での孤立、反抗的・挑発的な行動をとるなど様々な問題が生じ、情緒の不安定や学力低下、社会性の遅れなど、将来にも影響を及ぼす二次性の障害を引き起こす可能性があります。また、保護者も「親のしつけが悪い」と誤解されやすいほか、学校関係者も適切な支援方法がわからないなど、ADHDのある子どもを取り巻く人々も様々な悩みや不安を抱えています。『ADHD.co.jp』では、ADHDのある子どもに対して正しい理解にもとづく適切な支援がされるよう、保護者や学校関係者を対象とした情報提供を行っています。
今回、新たに、ADHD当事者やそのご家族、専門医とともに開発したADHD理解促進アニメーション「ADHDの正しい理解のために」では、子どもの日常生活を通じて、周囲に誤解を受けやすい行動の特性や当事者・保護者が直面する生活上の困難を分かりやすく紹介しています。このアニメーションでは、周囲には理解されづらい当事者の不安な心境、自尊心が低下していく様子や、保護者の戸惑いや悩みがリアルに描かれ、ADHDの特性が理解しやすい構成になっています。
■アニメーション制作のご協力者コメント■
NPO法人えじそんくらぶ 代表 高山恵子さん コメント
ADHDがあると他の人が簡単にできることが、がんばってもできず、本人は辛い思いをします。親や先生をイラつかせ、叱責の原因になります。また親も親としての自信喪失、ストレスの蓄積・・・、時として子ども以上に追い詰められることがあります。
このアニメーションでは、障害だけでなく、そんな本人や親の内面を描いています。人は皆、多かれ少なかれ、アンバランスがあります。不注意、衝動性、多動性は皆様の理解と適切な支援でADHDという障害ではなく、ユニークな個性に変化する可能性があります。このアニメーションをきっかけに理解が広がることを期待しています。
北海道大学大学院教育学研究院付属 子ども発達臨床研究センター
教授 田中康雄先生 コメント
このアニメーションは、ADHDのある子どもの生きづらさと、その子に日々向きあう親の辛さを少しでも多くの方に知って欲し
いという思いから制作されました。ADHDのある子どもたちと親の日常は、このアニメで表現されている以上の大変さがあります。でも、このアニメの最後の親の言葉のように、子どもたちの良いところを認め、それが伸ばせるような理解を、少しでも多くの方にして欲しいと願っています。監修者のひとりとして、ADHDのある子どもたちと親を応援してほしいと思います。
その他、新コンテンツとして、学校関係者対象のページでは、幼児期・学童期別にADHD児を指導する上での具体的な指導方法を提案しているほか、ADHDへの理解を深めるための冊子をダウンロードすることが可能です。また、薬物療法を始めるお子さんや保護者の支援のために、トークンエコノミーシステムを応用して作られたプログラム「アニマル探検」も掲載しています。
『ADHD.co.jp』は、ADHDのある子どものためのより良い環境作りや治療の継続に役立つコンテンツを多数揃え、今後も当事者・保護者・学校関係者をトータルでサポートして参ります。
日本イーライリリー株式会社
保護者や学校関係者向けに 『ADHD.co.jp』 を拡充
ADHDのある子どもの適切な支援を、ウェブでサポート
〜ADHDの特性への理解促すアニメーション、当事者・ご家族の声を反映し制作〜
日本イーライリリー株式会社(本社:神戸市、社長:アルフォンゾ・G・ズルエッタ)は、注意欠陥/多動性障害(以下、ADHD)のある子どもの支援や理解を促進するADHD情報提供サイト『ADHD.co.jp』(http://www.adhd.co.jp/)を、保護者や学校関係者向けに大幅に拡充いたしました。
診断のない状態では、ADHDのある子どもは「突発的な行動をとる」「忘れ物やミスが多い」などADHDの行動特性上、学校関係者や友人だけではなく家族にさえ「努力不足」との誤解をうけやすく、叱られることが多いため劣等感を持ちやすく、自尊心が低くなりがちです。こうしたことが積み重なると、友達とのトラブルや、学校での孤立、反抗的・挑発的な行動をとるなど様々な問題が生じ、情緒の不安定や学力低下、社会性の遅れなど、将来にも影響を及ぼす二次性の障害を引き起こす可能性があります。また、保護者も「親のしつけが悪い」と誤解されやすいほか、学校関係者も適切な支援方法がわからないなど、ADHDのある子どもを取り巻く人々も様々な悩みや不安を抱えています。『ADHD.co.jp』では、ADHDのある子どもに対して正しい理解にもとづく適切な支援がされるよう、保護者や学校関係者を対象とした情報提供を行っています。
今回、新たに、ADHD当事者やそのご家族、専門医とともに開発したADHD理解促進アニメーション「ADHDの正しい理解のために」では、子どもの日常生活を通じて、周囲に誤解を受けやすい行動の特性や当事者・保護者が直面する生活上の困難を分かりやすく紹介しています。このアニメーションでは、周囲には理解されづらい当事者の不安な心境、自尊心が低下していく様子や、保護者の戸惑いや悩みがリアルに描かれ、ADHDの特性が理解しやすい構成になっています。
■アニメーション制作のご協力者コメント■
NPO法人えじそんくらぶ 代表 高山恵子さん コメント
ADHDがあると他の人が簡単にできることが、がんばってもできず、本人は辛い思いをします。親や先生をイラつかせ、叱責の原因になります。また親も親としての自信喪失、ストレスの蓄積・・・、時として子ども以上に追い詰められることがあります。
このアニメーションでは、障害だけでなく、そんな本人や親の内面を描いています。人は皆、多かれ少なかれ、アンバランスがあります。不注意、衝動性、多動性は皆様の理解と適切な支援でADHDという障害ではなく、ユニークな個性に変化する可能性があります。このアニメーションをきっかけに理解が広がることを期待しています。
北海道大学大学院教育学研究院付属 子ども発達臨床研究センター
教授 田中康雄先生 コメント
このアニメーションは、ADHDのある子どもの生きづらさと、その子に日々向きあう親の辛さを少しでも多くの方に知って欲し
いという思いから制作されました。ADHDのある子どもたちと親の日常は、このアニメで表現されている以上の大変さがあります。でも、このアニメの最後の親の言葉のように、子どもたちの良いところを認め、それが伸ばせるような理解を、少しでも多くの方にして欲しいと願っています。監修者のひとりとして、ADHDのある子どもたちと親を応援してほしいと思います。
その他、新コンテンツとして、学校関係者対象のページでは、幼児期・学童期別にADHD児を指導する上での具体的な指導方法を提案しているほか、ADHDへの理解を深めるための冊子をダウンロードすることが可能です。また、薬物療法を始めるお子さんや保護者の支援のために、トークンエコノミーシステムを応用して作られたプログラム「アニマル探検」も掲載しています。
『ADHD.co.jp』は、ADHDのある子どものためのより良い環境作りや治療の継続に役立つコンテンツを多数揃え、今後も当事者・保護者・学校関係者をトータルでサポートして参ります。