堺市蔵 与謝野晶子 未発表原稿をインターネットで初公開しています
[11/03/03]
提供元:共同通信PRワイヤー
提供元:共同通信PRワイヤー
平成23年3月3日
堺市
堺市蔵 与謝野晶子 未発表原稿をインターネットで初公開しています
堺市が所蔵する与謝野晶子(堺市出身、1878-1942)の自筆原稿が、大学共同利用機関
法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館との連携によりデジタル画像化され平成23年
2月10日(木)より同館のホームページにおいて公開されています。
画像が公開されているのは、『蜻蛉日記』や『源氏物語』の現代語訳などの自筆原
稿で、原稿用紙133枚分。その内5枚は未発表原稿、また129枚は初公開資料です。
研究者をはじめ、多くの方々に原稿の画像をご覧いただき、古典文学を現代によみが
えらせてゆく晶子の生々しい創作の現場を垣間見ていただければ幸いです。
記
1.公開される画像
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』・・・・・・・・・・・・原稿用紙112枚
*『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝女流日記』
(昭和13年、非凡閣)所収
*初公開資料110枚、未発表原稿4枚を含む
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿『新新訳源氏物語』(「桐壺」他)・・原稿用紙 20枚
*『新新訳源氏物語』(昭和13-14年、金尾文淵堂)所収
*初公開資料19枚
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿「上毛の秋」・・・・・・・・・・・・原稿用紙 1枚
*未発表原稿1枚
合計 133枚
※画像が公開される原稿の詳細は、別紙をご確認ください。
※今回公開するもの以外に、昨年2月より、堺市蔵・与謝野晶子自筆原稿『新新
訳源氏物語』522枚を国文学研究資料館のホームページにおいて公開しています。
2.画像公開ホームページ
【大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館 ホームページ】
http://www.nijl.ac.jp/
3.画像を見る方法
【1】国文学研究資料館ホームページにアクセスする。
【2】[データベース]をクリックする。
【3】[近代文献情報データベース(「近代書誌・近代画像データベース」・「明治
期出版広告データベース」)]をクリックする。
【4】[近代書誌・近代画像データベース(統合検索)]をクリックする。
【5】[簡易検索]をクリックする。
【6】[検索キーワード]に「与謝野晶子自筆原稿」と入力し、[検索]を
クリックする。
【7】作品毎にレコードが表示されるので、画像を見たい資料名のレコードの右端に
ある[アイコン]もしくは[目次画像有り]をクリックする。
※文字が正しく表示されない場合は、ブラウザのエンコードを[自動選択]に設定して
ください。
4.画像が公開される原稿について
■与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』
与謝野晶子が平安時代の日記『蜻蛉日記』を現代語訳した原稿です。昭和13年に
刊行された与謝野晶子訳『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝女流日記』(非凡
閣)に収載されています。
【未発表原稿4枚】
公開される画像の中には、刊行された本(『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝
女流日記』)には収められていない訳文(『蜻蛉日記』の下巻の抄訳)が書かれた
原稿4枚が含まれています。この原稿は、晶子が当初、下巻以降の抄訳を検討して
いた可能性を示しており、『蜻蛉日記』の現代語訳が成立する過程を知る上で、
興味深い資料です。
■与謝野晶子自筆原稿『新新訳源氏物語』
昭和13年から14年にかけて刊行された『新新訳源氏物語』(全6巻)の自筆原稿
です。
■与謝野晶子自筆原稿「上毛の秋」
「上毛の秋」と題し、短歌の一部と見られる「浴泉す人間の子の」という文字が
書かれています。この短歌が発表された雑誌などは見出せず、未発表原稿と思われ
ます。
5.国文学研究資料館について
昭和47年5月に大学共同利用機関として設立。平成16年に法人化し、人間文化研究
機構を構成する一機関となる。日本文学、歴史記録資料の総合的な研究に取り組んで
いる。
所在地:〒190-0014 東京都立川市緑町10-3
TEL :050-5533-2900(代表)
与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』冒頭【堺市蔵】
堺市
堺市蔵 与謝野晶子 未発表原稿をインターネットで初公開しています
堺市が所蔵する与謝野晶子(堺市出身、1878-1942)の自筆原稿が、大学共同利用機関
法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館との連携によりデジタル画像化され平成23年
2月10日(木)より同館のホームページにおいて公開されています。
画像が公開されているのは、『蜻蛉日記』や『源氏物語』の現代語訳などの自筆原
稿で、原稿用紙133枚分。その内5枚は未発表原稿、また129枚は初公開資料です。
研究者をはじめ、多くの方々に原稿の画像をご覧いただき、古典文学を現代によみが
えらせてゆく晶子の生々しい創作の現場を垣間見ていただければ幸いです。
記
1.公開される画像
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』・・・・・・・・・・・・原稿用紙112枚
*『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝女流日記』
(昭和13年、非凡閣)所収
*初公開資料110枚、未発表原稿4枚を含む
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿『新新訳源氏物語』(「桐壺」他)・・原稿用紙 20枚
*『新新訳源氏物語』(昭和13-14年、金尾文淵堂)所収
*初公開資料19枚
■堺市蔵 与謝野晶子自筆原稿「上毛の秋」・・・・・・・・・・・・原稿用紙 1枚
*未発表原稿1枚
合計 133枚
※画像が公開される原稿の詳細は、別紙をご確認ください。
※今回公開するもの以外に、昨年2月より、堺市蔵・与謝野晶子自筆原稿『新新
訳源氏物語』522枚を国文学研究資料館のホームページにおいて公開しています。
2.画像公開ホームページ
【大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館 ホームページ】
http://www.nijl.ac.jp/
3.画像を見る方法
【1】国文学研究資料館ホームページにアクセスする。
【2】[データベース]をクリックする。
【3】[近代文献情報データベース(「近代書誌・近代画像データベース」・「明治
期出版広告データベース」)]をクリックする。
【4】[近代書誌・近代画像データベース(統合検索)]をクリックする。
【5】[簡易検索]をクリックする。
【6】[検索キーワード]に「与謝野晶子自筆原稿」と入力し、[検索]を
クリックする。
【7】作品毎にレコードが表示されるので、画像を見たい資料名のレコードの右端に
ある[アイコン]もしくは[目次画像有り]をクリックする。
※文字が正しく表示されない場合は、ブラウザのエンコードを[自動選択]に設定して
ください。
4.画像が公開される原稿について
■与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』
与謝野晶子が平安時代の日記『蜻蛉日記』を現代語訳した原稿です。昭和13年に
刊行された与謝野晶子訳『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝女流日記』(非凡
閣)に収載されています。
【未発表原稿4枚】
公開される画像の中には、刊行された本(『現代語訳国文学全集第九巻 平安朝
女流日記』)には収められていない訳文(『蜻蛉日記』の下巻の抄訳)が書かれた
原稿4枚が含まれています。この原稿は、晶子が当初、下巻以降の抄訳を検討して
いた可能性を示しており、『蜻蛉日記』の現代語訳が成立する過程を知る上で、
興味深い資料です。
■与謝野晶子自筆原稿『新新訳源氏物語』
昭和13年から14年にかけて刊行された『新新訳源氏物語』(全6巻)の自筆原稿
です。
■与謝野晶子自筆原稿「上毛の秋」
「上毛の秋」と題し、短歌の一部と見られる「浴泉す人間の子の」という文字が
書かれています。この短歌が発表された雑誌などは見出せず、未発表原稿と思われ
ます。
5.国文学研究資料館について
昭和47年5月に大学共同利用機関として設立。平成16年に法人化し、人間文化研究
機構を構成する一機関となる。日本文学、歴史記録資料の総合的な研究に取り組んで
いる。
所在地:〒190-0014 東京都立川市緑町10-3
TEL :050-5533-2900(代表)
与謝野晶子自筆原稿『蜻蛉日記』冒頭【堺市蔵】