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しずおか223(ふじさん)通信 第6号

2011年3月1日

静岡県 文化・観光部 観光局 観光振興課

しずおか223(ふじさん)通信 第6号

★新茶の季節が到来!日本一の産地で「お茶」の世界を満喫しよう
★Myしずおか日本一
「ピアノの出荷量・出荷額」「電子楽器の出荷額、洋楽器・和楽器の出荷額」
★静岡県イベント情報

〜リリースの詳細は添付のPDFファイルをご覧ください〜

★新茶の季節が到来!日本一の産地で「お茶」の世界を満喫しよう

いよいよ新茶のシーズン。静岡県の茶栽培面積全国の41%を占める日本一の産地です。さらに、紅茶の出荷量(約1 万6,000 トン)と出荷額(126 億円)もナンバーワン。清水港での輸入数量は全国の約7 割、輸入金額も4 割以上を占め、緑茶、紅茶とも全国一の産地となっています。

静岡県でのお茶生産の始まりは、室町時代と言われています。江戸時代には東海道が整備されると、県内の宿場町などにお茶屋が設けられ、旅人のためのお茶の需要が拡大し中山産間地に茶の産地が広まりました。その後、飛躍的に生産が拡大したのは明治時代で、日本を代表する輸出品であったお茶が奨励されるなか、横浜港に近く清水港を有する静岡県はその優れた立地により大産地として発展。このころ県内の幕領地が開放され、栽培のための土地が提供されたこと、また時代の変化で職を失った武士や大井川の川越人足などが茶栽培に転業したことも、生産拡大を支える要因となりました。

また、温暖な気候に恵まれ、適度な降水量がある静岡県はお茶の生産に適しており、牧之原、磐田原などの平野部から、安倍川、大井川、天竜川流域の山間部まで、広い範囲で緑の茶畑を見ることができます。特に、一日の気温差が大きい山間部は旨味を多く含む茶葉が育つため、天竜・森・春野、川根、本山、庵原などは古くから銘茶産地として良質な茶葉を生産しています。

★Myしずおか日本一
「ピアノの出荷量・出荷額」「電子楽器の出荷額、洋楽器・和楽器の出荷額」

2008 年における静岡県のピアノの生産工場は8 事業所あり、出荷量は約54,000 台、出荷額は約376 億円で、全国の100%を占めます(経済産業省「工業統計調査」)。
静岡県の楽器産業は、1887 年に山葉寅楠(やまは とらくす)氏が、小学校の米国製リード・オルガンを修理したことに始まります。同氏は楽器産業の将来性に着目し、2 年後に浜松市に山葉風琴製作所を設立。その後、ピアノの生産に向けて試行錯誤を繰り返し、1900 年に国産化に成功します。同社は現在のヤマハとなり、静岡県の楽器産業の基礎を築きました。
静岡県はピアノだけでなく、電子楽器他の楽器でも静岡県は突出したシェアを持ちます。2008 年の出荷額は約294 億円で全国1 位(93%)。洋楽器・和楽器の出荷額でも、約508 億円と、全国の出荷額の60%を占めています。

★静岡県イベント情報

・江戸時代のお姫様のあでやかな行列を再現「姫様道中」
・江戸の町民文化が掛川で発展「三熊野神社大祭」
・楽器を自由に使う新スタイルのよさこい「がんこ祭り」
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