高度な医療技術で脳や心臓の病気と闘うドクター2名のご紹介
[11/03/15]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年3月9日
財団法人平成紫川会 社会保険小倉記念病院
脳動脈瘤に挑む中原医師、重度の心不全と闘う安藤医師
当院のスーパードクターをご紹介します
新病院への移転、病院改革の実行、国際医療連携の推進など、「すべては患者様のために」という理念の下、「日本一すばらしい病院」を目指す、財団法人平成紫川会 社会保険小倉記念病院。その一端を担うべく開設されたばかりの広報室が、さっそくご紹介するのは当院のスーパードクター2名です。
日本の心臓カテーテル治療の第一人者として、5万症例を越える実績を持つ延吉正清院長率いる当院には、他にも高度な手技と医療知識、そして温かい人柄を備えた医師が多数います。中でも今回は、脳神経外科医・中原一郎と循環器内科医・安藤献児について、ご紹介いたします。
《脳血管の病を早期に発見、高度な技術で治療する》
■■中原一郎 脳神経外科部長■■
1958年12月29日生 熊本県出身
脳内血管にできるコブ、「脳動脈瘤」は、破裂するとくも膜下出血を引き起こし、死に至ることもある病気です。その治療には、開頭して動脈瘤(コブ)と正常な血管の境目をクリップで留める外科手術と、大腿部から挿入したカテーテルを脳の動脈瘤まで到達させ、先端から押し出されるプラチナ製コイルをコブの中に詰める血管内治療があります。心臓を中心とする循環器では、前者を外科医が、後者を循環器医が行う場合が多く、また脳神経外科であっても、どちらかの方法のみ行う病院・医師もいます。
しかし、当院の中原医師は、経験と類い稀なる手技を持ち合わせ、どちらにも対応できるため、患者さんにとってベストな方法を選択することができます。また、中原医師が名医として高い評価を得ている点は、手技だけではありません。その画像診断能力と誠実な人柄にもあります。発見が非常に難しいとされる未破裂脳動脈瘤を見つけ出し、患者様に対して状態や治療法を丁寧に説明することこそ、患者様の信頼と良好な治療結果が導き出されると言えるでしょう。「趣味は仕事です」と言い切る中原医師は、自らの手技を磨くだけでなく、後進の育成にも力を注ぎたいと語ります。
《新たな治療法でトップクラスの手技と症例を持つ》
■■安藤献児 循環器科副部長■■
1969年5月8日生 宮崎県出身
「心臓は治療によって治るケースが多く、患者さんが元気になる姿が励みになる」と、5万人以上の心臓を治療してきた延吉院長の厳しい指導の下、寝食を忘れて治療に没頭し、卓越した手技を身につけた安藤医師。ステント治療などの心臓カテーテル術で、日々多くの患者様を治療しています。しかし、安藤医師の名が医学界で注目されるようになったのは、「心臓再同期療法(両室ペーシング)」の手技によります。心筋梗塞や拡張型心筋症などによって、ポンプ機能が低下した心臓にペースメーカを植え込む際、右心室、左心室の両室に協調をうながすためのリード線を挿入する「心臓再同期療法(両室ペーシング)」。日本では2004年4月に保険償還された比較的新しい治療法です。まだ施術できる医師が少ないのが現状であり、たとえ症例を重ねている病院であっても、多くは3時間、長い場合は10時間近くかかる治療法のため、施術に消極的な傾向が見られます。ところが、当院の安藤医師の施術は、通常1時間です。侵襲度の低い治療法を、さらに正確かつ短時間で行うことで、患者さんの負担を軽くします。実際に90歳代の患者様を治療し、元気になられた症例もあります。日本全国の病院から手術を依頼され、今や中国、マレーシアでも講演や手術を行っている安藤医師。「今後も治療を待ち望んでいる心臓病の患者様のために治療法を広め、機器や手技のレベルも高めていきたい」と、意欲にあふれています。
安藤医師は、来る3月18日(金)〜20日(日)にパシフィコ横浜で開催される「第75回日本循環器学会 総会・学術集会」において、「フォーカスセッションPart I:CRTの適応と治療効果判定」の座長を務めます。ぜひそちらもご注目ください。
財団法人平成紫川会 社会保険小倉記念病院
脳動脈瘤に挑む中原医師、重度の心不全と闘う安藤医師
当院のスーパードクターをご紹介します
新病院への移転、病院改革の実行、国際医療連携の推進など、「すべては患者様のために」という理念の下、「日本一すばらしい病院」を目指す、財団法人平成紫川会 社会保険小倉記念病院。その一端を担うべく開設されたばかりの広報室が、さっそくご紹介するのは当院のスーパードクター2名です。
日本の心臓カテーテル治療の第一人者として、5万症例を越える実績を持つ延吉正清院長率いる当院には、他にも高度な手技と医療知識、そして温かい人柄を備えた医師が多数います。中でも今回は、脳神経外科医・中原一郎と循環器内科医・安藤献児について、ご紹介いたします。
《脳血管の病を早期に発見、高度な技術で治療する》
■■中原一郎 脳神経外科部長■■
1958年12月29日生 熊本県出身
脳内血管にできるコブ、「脳動脈瘤」は、破裂するとくも膜下出血を引き起こし、死に至ることもある病気です。その治療には、開頭して動脈瘤(コブ)と正常な血管の境目をクリップで留める外科手術と、大腿部から挿入したカテーテルを脳の動脈瘤まで到達させ、先端から押し出されるプラチナ製コイルをコブの中に詰める血管内治療があります。心臓を中心とする循環器では、前者を外科医が、後者を循環器医が行う場合が多く、また脳神経外科であっても、どちらかの方法のみ行う病院・医師もいます。
しかし、当院の中原医師は、経験と類い稀なる手技を持ち合わせ、どちらにも対応できるため、患者さんにとってベストな方法を選択することができます。また、中原医師が名医として高い評価を得ている点は、手技だけではありません。その画像診断能力と誠実な人柄にもあります。発見が非常に難しいとされる未破裂脳動脈瘤を見つけ出し、患者様に対して状態や治療法を丁寧に説明することこそ、患者様の信頼と良好な治療結果が導き出されると言えるでしょう。「趣味は仕事です」と言い切る中原医師は、自らの手技を磨くだけでなく、後進の育成にも力を注ぎたいと語ります。
《新たな治療法でトップクラスの手技と症例を持つ》
■■安藤献児 循環器科副部長■■
1969年5月8日生 宮崎県出身
「心臓は治療によって治るケースが多く、患者さんが元気になる姿が励みになる」と、5万人以上の心臓を治療してきた延吉院長の厳しい指導の下、寝食を忘れて治療に没頭し、卓越した手技を身につけた安藤医師。ステント治療などの心臓カテーテル術で、日々多くの患者様を治療しています。しかし、安藤医師の名が医学界で注目されるようになったのは、「心臓再同期療法(両室ペーシング)」の手技によります。心筋梗塞や拡張型心筋症などによって、ポンプ機能が低下した心臓にペースメーカを植え込む際、右心室、左心室の両室に協調をうながすためのリード線を挿入する「心臓再同期療法(両室ペーシング)」。日本では2004年4月に保険償還された比較的新しい治療法です。まだ施術できる医師が少ないのが現状であり、たとえ症例を重ねている病院であっても、多くは3時間、長い場合は10時間近くかかる治療法のため、施術に消極的な傾向が見られます。ところが、当院の安藤医師の施術は、通常1時間です。侵襲度の低い治療法を、さらに正確かつ短時間で行うことで、患者さんの負担を軽くします。実際に90歳代の患者様を治療し、元気になられた症例もあります。日本全国の病院から手術を依頼され、今や中国、マレーシアでも講演や手術を行っている安藤医師。「今後も治療を待ち望んでいる心臓病の患者様のために治療法を広め、機器や手技のレベルも高めていきたい」と、意欲にあふれています。
安藤医師は、来る3月18日(金)〜20日(日)にパシフィコ横浜で開催される「第75回日本循環器学会 総会・学術集会」において、「フォーカスセッションPart I:CRTの適応と治療効果判定」の座長を務めます。ぜひそちらもご注目ください。