堺市博物館 企画展 「草書の美‐近世日本の書聖 貫名菘翁の作品から‐」を開催
[11/03/31]
提供元:共同通信PRワイヤー
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平成23年3月30日
堺市
堺市博物館 企画展 「草書の美‐近世日本の書聖 貫名菘翁の作品から‐」を開催
堺市博物館では、平成23年4月2日から、企画展「草書の美‐近世日本の書聖 貫名菘翁の作品から‐」を開催します。
貫名菘翁(海屋)(ぬきなすうおう(かいおく))(1778〜1863)は、阿波徳島藩士で小笠原流礼方家吉井家の次男に生まれた儒者で書家、南画家です。菘翁は、幼少から書や儒学、絵画を学び、高野山で空海の書の筆意の修得に努め、のちには、京都の私塾「須静堂」で儒学を講じました。
書家として中国法帖の臨書や空海・小野道風の作品に伝わる晋朝の王羲之・王献之父子や唐朝の潴(正字部首は“ころもへん”)遂良らの書法などから両朝の書風を究めた菘翁は、市河米庵(いちかわべいあん)・巻菱湖(まきりょうこ)とともに「幕末の三筆」に数えられ、明治期の日下部鳴鶴(くさかべめいかく)や巌谷一六(いわやいちろく)らの高い評価から、「近世日本の書聖」とも称されました。
本展では、館蔵山下コレクションの貫名菘翁(海屋)作品群のうち、晋・唐の書風を見事に昇華してもはやその痕跡をも留めていない自然の妙有の境地に到った菘翁晩年の完成期の書風、いわゆる、70歳代以降の書風に独特の美しさと筆力の勁健(けいけん)さが増し、円熟した書風である「菘翁書風」作品と、多くの傑作が残されている最晩年の「中風様書風」作品を中心に紹介します。江戸時代「唐様」完成期の「草書」のまさに到達点ともいえる彼の草書作品の数々をご鑑賞ください。
記
1.開催期間 平成23年4月2日(土)〜5月29日(日)
2.休 館 日 月曜日(但し、5月2日は開館)
(4月4・11・18・25日、5月9・16・23日)
3.開館時間 午前9時30分〜午後5時15分
(入館は午後4時30分まで)
4.会 場 堺市博物館 1階展示場 企画展コーナー
住所:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
交通:JR阪和線・百舌鳥駅下車徒歩6分
南海バス・堺市博物館前下車徒歩4分
5.入館料(常設展と共通)
一 般 200円 (160円)
高大生 100円 (70円)
小中生 50円 (30円)
※( )内は20名以上の団体
※65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
※堺市内在住・在学の小中生は無料
6.主な展示作品(すべて館蔵品)
前赤壁賦屏風 (6曲1双)
飲中八仙歌 (1幅) →写真(1)
一行書「一諾黄金信」 (1幅) →写真(2)
柳々州之詩 (1幅) →写真(3)
題漁楽図七言古詩 (1幅)
題富士升龍図七言絶句(1幅)
など、約25件の予定です。
7.展示品解説 日 時:4月24日(日)、5月3日(火・祝)・22日(日)
各日とも午後2時から(30分程度)
講 師:当館学芸員
参加方法:事前申込は不要です。
当日、直接会場に集合してください。
8.主催・問合 堺市博物館
電 話 :072-245-6201
FAX :072-245-6263
Eメール:hakugaku@city.sakai.lg.jp
※ハローミュージアム
(展覧会情報を24時間音声でご案内します)
電 話 :072-244-9898
堺市
堺市博物館 企画展 「草書の美‐近世日本の書聖 貫名菘翁の作品から‐」を開催
堺市博物館では、平成23年4月2日から、企画展「草書の美‐近世日本の書聖 貫名菘翁の作品から‐」を開催します。
貫名菘翁(海屋)(ぬきなすうおう(かいおく))(1778〜1863)は、阿波徳島藩士で小笠原流礼方家吉井家の次男に生まれた儒者で書家、南画家です。菘翁は、幼少から書や儒学、絵画を学び、高野山で空海の書の筆意の修得に努め、のちには、京都の私塾「須静堂」で儒学を講じました。
書家として中国法帖の臨書や空海・小野道風の作品に伝わる晋朝の王羲之・王献之父子や唐朝の潴(正字部首は“ころもへん”)遂良らの書法などから両朝の書風を究めた菘翁は、市河米庵(いちかわべいあん)・巻菱湖(まきりょうこ)とともに「幕末の三筆」に数えられ、明治期の日下部鳴鶴(くさかべめいかく)や巌谷一六(いわやいちろく)らの高い評価から、「近世日本の書聖」とも称されました。
本展では、館蔵山下コレクションの貫名菘翁(海屋)作品群のうち、晋・唐の書風を見事に昇華してもはやその痕跡をも留めていない自然の妙有の境地に到った菘翁晩年の完成期の書風、いわゆる、70歳代以降の書風に独特の美しさと筆力の勁健(けいけん)さが増し、円熟した書風である「菘翁書風」作品と、多くの傑作が残されている最晩年の「中風様書風」作品を中心に紹介します。江戸時代「唐様」完成期の「草書」のまさに到達点ともいえる彼の草書作品の数々をご鑑賞ください。
記
1.開催期間 平成23年4月2日(土)〜5月29日(日)
2.休 館 日 月曜日(但し、5月2日は開館)
(4月4・11・18・25日、5月9・16・23日)
3.開館時間 午前9時30分〜午後5時15分
(入館は午後4時30分まで)
4.会 場 堺市博物館 1階展示場 企画展コーナー
住所:堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内
交通:JR阪和線・百舌鳥駅下車徒歩6分
南海バス・堺市博物館前下車徒歩4分
5.入館料(常設展と共通)
一 般 200円 (160円)
高大生 100円 (70円)
小中生 50円 (30円)
※( )内は20名以上の団体
※65歳以上の方、障害のある方は無料(要証明書)
※堺市内在住・在学の小中生は無料
6.主な展示作品(すべて館蔵品)
前赤壁賦屏風 (6曲1双)
飲中八仙歌 (1幅) →写真(1)
一行書「一諾黄金信」 (1幅) →写真(2)
柳々州之詩 (1幅) →写真(3)
題漁楽図七言古詩 (1幅)
題富士升龍図七言絶句(1幅)
など、約25件の予定です。
7.展示品解説 日 時:4月24日(日)、5月3日(火・祝)・22日(日)
各日とも午後2時から(30分程度)
講 師:当館学芸員
参加方法:事前申込は不要です。
当日、直接会場に集合してください。
8.主催・問合 堺市博物館
電 話 :072-245-6201
FAX :072-245-6263
Eメール:hakugaku@city.sakai.lg.jp
※ハローミュージアム
(展覧会情報を24時間音声でご案内します)
電 話 :072-244-9898