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井上雄彦氏作 屏風「親鸞」記念グッズ(期間限定販売)の収益金全額を被災地に寄付

2011.04.19

真宗大谷派 東本願寺

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌記念
井上雄彦氏作 屏風「親鸞」
記念グッズ(期間限定販売)の収益金全額を被災地に寄付

真宗大谷派東本願寺は、「SLAM DUNK(スラムダンク)」「バガボンド」「リアル」など、いま最も人気と注目を集める漫画家のひとり、井上雄彦氏による屏風絵「親鸞」の記念グッズ(2012年3月31日までの限定販売)の収益金を、日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災地に寄付します。

この屏風絵は、宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌(ごえんき)を記念する現代アート事業として井上氏に依頼したもので、震災前日の3月10日に東京のアトリエで完成し、その日のうちに京都の表具師のもとへ梱包・発送されました。
激動の生涯を送った親鸞聖人の生き様をテーマとした情感あふれる水墨画は、六曲一双、左隻・右隻それぞれ高さ212cm、幅582cmの壮大なスケールの屏風として仕上げられ、4月4日から東本願寺内の大寝殿で一般公開し、4月17日までの第1期公開期間中に2万人を超す拝観者が訪れました。
そしてこのたび、「この屏風を通じて、被災地に何かを伝えられるのではないか。それを形にしよう」という思いが井上氏と宗派の双方に生まれ、記念グッズの販売によってその全ての収益金を震災復興に役立てていただくことになりました。
井上氏は昨年11月からTwitter上で「Smile」と題した絵を描き続けておられましたが、今回の震災を機に、震災以降に描かれた絵をポストカード、Tシャツ、PC壁紙などにグッズ化し、チャリティー活動を続けておられます。
真宗大谷派も地震発生直後から現地に職員を派遣しての災害救援活動や災害救援金の勧募を継続していますが、さらに、この記念グッズの販売を通じ、また、屏風「親鸞」を広く公開していくことにより、「人間」そのものに思いを深める「縁」となってほしいと願っています。




なお、屏風「親鸞」の第2期公開は4月29日から5月18日まで、東本願寺内の大寝殿で行います。
収益金全額を東日本大震災の被災地の復興支援に寄付する記念グッズの販売概要は以下の通りです。

【記念グッズ】
 (1)ポストカード(左隻・右隻 全2種)   縦11.0cm×横30.2cm 1枚各  200円
 (2)ポスター(左隻・右隻 全2種)     縦37.5cm×横103.0cm 1枚各 1,200円
 (3)ポスター(専用額入)(左隻・右隻 全2種)         1枚各 7,500円
※額入は東本願寺での限定販売。通信販売は行いません。
 (4)ミニ屏風「親鸞」(左隻・右隻セット)  
                 1隻サイズ 縦14.8cm×横41.1cm 1セット3,600円
 (5)屏風「親鸞」レプリカ(左隻・右隻セット)
(シリアルナンバー付・限定生産)縦42.2cm×横110.7cm1セット75,000円
【販売場所・販売期間】
 ・東本願寺境内「御遠忌お買い物広場」(2011年5月28日まで)
  ※5月29日以降は、境内での販売場所が変わります(詳細未定)。(2012年3月31日まで)
 ・通信販売(2012年3月31日まで)
  ※(4)・(5)は4月末日から販売予定。
  ※通信販売は、5月初旬から(株)フラワー(http://www.flow-er.co.jp/)で開始予定。
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