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脳の機能低下を防ぐ素材を肌へ応用。PQQの新作用。皮膚の肌やせ、シワを防ぐ効果を発見。

2011/05/27

ロート製薬株式会社

脳の機能低下を防ぐ素材の肌研究への応用
ピロロキノリンキノン(PQQ)の新しい作用
細胞エネルギーを高め、皮膚の「肌やせ(ひ薄化:肌が薄くなる現象)」「シワ」を防ぐ効果を発見!

ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)は、「再生美容」や「機能性素材の探索」をテーマに掲げる研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」において、記憶改善効果が知られる「PQQ」による肌への効果についての研究を行いました。
その結果、「PQQ」は皮膚の自然老化現象の一つ「肌やせ(ひ薄化:皮膚が薄くなる)」を防ぐ作用があること、及び、紫外線により起こるシワを防ぐ効果を確認しました。
さらに、これらの効果は細胞エネルギー*を高めることで起こることが示唆されました。 これらより、PQQは細胞エネルギーを高め、肌への アンチエイジング効果を発揮する優れた素材となると考えられます。
尚、本研究結果は、第11回日本抗加齢医学会総会(5月27日(金)〜29日(日)、国立京都国際会館において開催)において発表します。 *細胞増殖

1.研究の背景
当社は研究拠点「ロートリサーチビレッジ京都」において、「再生美容」を重点研究テーマに掲げ、基礎研究や素材開発等、より川上の研究を積極的に推進しております。今回、皮膚のアンチエイジング研究において「細胞エネルギー」に着目。強い抗酸化力を持ち細胞エネルギーを高めるPQQは、アメリカにおいて内服でサプリメントとしての実績はあるものの、世界的に外用での実績がありませんでした。今回、肌への作用を確認する事が新たな製品開発に有用であると考えPQQの研究を進めました。

2.「PQQ」について
「PQQ(ピロロキノリンキノン)」は、抗酸化作用が強く、他の抗酸化剤(ビタミンE、ビタミンC、コエンザイムQ10等)に比べても高いスーパーオキシド消去能※2を持つ成分です。特に、体の全ての細胞のエネルギーを生み出す「ミトコンドリア※3」への作用は重要な作用として知られ、活性酸素によるダメージを受けたミトコンドリアを回復させることにより、低下した細胞エネルギーを高める作用があります。また、内服では記憶改善効果等が確認されており、アメリカでは脳機能改善を目的としてサプリメントが販売されています。食品では納豆、豆腐、緑茶等に含まれますが、体内では作れず外部から摂取するビタミンに似た性質がある事、代謝に関わる補酵素の働きがある事から、「ビタミン様物質」とされています。

3.研究結果 
a)肌やせ(皮膚のひ薄化:肌が薄くなること)を防ぐ効果
加齢(自然老化)に伴い、細胞代謝が下がる結果、皮膚を支える水分、コラーゲン、エラスチン等が少なくなり、肌がやせ、皮膚が薄くなる現象(ひ薄化)が起こります。皮膚の自然老化の一つ「ひ薄化」に対するPQQの効果を調べた結果、PQQにより、皮膚が薄くなる現象を防ぐことを確認しました。

※試験結果データ PDFファイル参照

b)紫外線によるシワを防ぐ効果
紫外線を浴びることで起こる肌の光老化は、肌の老化の原因の8割とも言われており、シミやシワ等、様々な症状を引き起こします。PQQをシワ形成モデルに塗布した結果、PQQが紫外線照射によるシワの形成を防ぐ事が明らかになりました。
※試験結果グラフ PDFファイル参照

c)細胞エネルギーを高める効果
老化により代謝活性は下がり、ミトコンドリアの活性も低下、肌のターンオーバーは遅くなります。細胞代謝は20代に比べ60歳では1/2に減少すると言われており、みずみずしい肌を保つためには細胞エネルギーを高め、肌全体のターンオーバーを高める事が大切です。
実験により、肌の表皮細胞にPQQを添加することで、PQQが細胞エネルギー*を高める事を確認しました。 *細胞増殖
※試験結果グラフ PDFファイル参照

4.考察 
以上の結果より、PQQは自然老化である肌やせ(ひ薄化)を防ぐこと及び紫外線によるシワを防ぐことの、2つのアンチエイジング効果が確認されました。さらに、これらの効果はPQQが細胞エネルギー*を高めるメカニズムで起こると考えられます。これらより、PQQは細胞エネルギーを高めることで、肌でのアンチエイジング効果を発揮する優れた素材になりうる事がわかりました。 *細胞増殖


■用語解説
※1:皮膚の「肌やせ(ひ薄化)」とは
年齢を重ねるとともにだんだんと肌が薄くなる現象のことです。
年齢とともに肌弾力の元である、真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少する事が分かっています。また、細胞の代謝(ターンオーバー)も衰え、肌細胞を作り出す力も衰え、表皮も薄くなっていきます。ひ薄化は肌のたるみ、ハリがない、首のシワなど、様々な肌悩みに繋がるとされています。



※2:スーパーオキシド消去能とは
ストレス等により体内に生成された活性酸素のひとつ「スーパーオキシド」を消去する力の大きさのことです。
「活性酸素」はその強い酸化力(細胞をさびさせる力)により様々な肌悩みを引き起こすと言われています。

※3:ミトコンドリアとは
細胞の中にあり、エネルギーを生み出す「エネルギー工場」となる重要な部分です。細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアから作られます。
ミトコンドリアは加齢によりダメージを受け機能が低下すると言われており、ミトコンドリアを守り細胞のエネルギー産生を高めることは、アンチエイジングにとって非常に重要な事の一つです。


参考:皮膚の構造と代謝(ターンオーバー)
皮膚は大きく表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。美しい肌づくりには、肌が常に新しく生まれ変っていく肌代謝(ターンオーバー)というサイクルが規則正しく行なわれることがとても大事なポイントです。規則正しい肌代謝はみずみずしい細胞を生み出し、若々しい肌へと導きますが、年齢とともに肌代謝が落ち、様々な肌悩みを引き起こすことがわかっています。

※PDFファイル参照
・ハリ・弾力のある健康な肌(イラスト)
・ハリ・弾力が少ない肌(イラスト)
(イメージ図)
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