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2011年7月13日

株式会社ワコール

おなか・ヒップのエイジングの新たなメカニズム「加齢による体型変化と、美しく見せるポイント（おなか・ヒップ編）」
〜4万人の日本人女性データから解明された、おなか・ヒップの加齢変化と下着の重要性について〜

株式会社ワコールでは、1949年の創立以来、「美しさ」「快適」「健康」をテーマに、あらゆる年齢の女性に美しくなっていただくための商品作りを推進しています。その、ものづくりを支えるのは「ワコール人間科学研究所」の人体計測です。
研究所は、1964年の発足以来46年間人体計測を続け、計測人数は延べ4万人を超えました。長年にわたる追跡調査によって蓄積されたデータを統計的に分析した結果、からだのエイジング（加齢による体型変化）には、ある一定の法則があることがわかってきました。そして、2010年4月に発表したバストの加齢変化に続き、おなか・ヒップの加齢変化について新たなメカニズムが明らかになりました。

■からだのエイジング（加齢による体型変化）には、ある一定の法則がある。
〈おなかの形の加齢変化ステップ〉
ステップ1“へそのまわり”⇒ステップ2“下腹全体”⇒ステップ3“胃の辺りまで”の順に出る
〈ヒップの形の加齢変化ステップ〉
ステップ1“たわむ”⇒ステップ2“下がる”⇒ステップ3“そげる・内に流れる”
◇変化のスピードには個人差があるが、変化する順序は同じ。

■ヒップの形が変化する要因の一つは、内部の“ゆるみ”
筋肉の衰えや加齢により、組織同士の結合が弱まる内部の“ゆるみ”がヒップの変形の一要因。ヒップの内部がゆるむと、日常生活の小走りなどでも大きく揺れるようになり、結合組織をさらにゆるませる可能性がある。

■若い頃の体型を維持している女性は、過半数がガードルなどの「機能性ボトム」をほぼ毎日着用していた
20代から50代までの30年間を追跡した100名のなかで、体型を維持している人が25％いた。
その人たちの生活行動を調査した結果、食事・下着・運動のそれぞれに工夫をしており、下着では、過半数が自分のからだに合った機能性ボトムをほぼ毎日着用していた。運動では特別な事をしているのではなく、普段の歩行の速度が速く、歩幅が広いといった歩行をはじめ、活動的な生活をしていた。

■おなか・ヒップのエイジングケアには、ガードルなどの「機能性ボトム」が有効
1：シルエットを整え、揺れも小さくできる。
ガードルなどの機能性ボトムはシルエットを美しく整えるのはもちろん、ヒップの揺れを小さくすることもできる。そのためには、体型変化に対応した「機能性ボトム」を選ぶことが大切。
2：日常生活でしっかり歩くことをサポート
若い頃の体型を維持している人は、筋肉が若く、日常生活でも「姿勢よく、しっかり歩く」ことを心がけていた。機能性ボトムには、色々な種類があり、その中には、しっかりした歩きをサポートするようなものも存在する。