7月1日現在の学生モニターの内定率、前年同期の数値に肉薄
[11/07/22]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011/7/22
株式会社ディスコ
学生モニターの内定率、前年同期の数値に肉薄
〜『日経就職ナビ2012 学生モニター調査』(2011年7月)結果より〜
就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2012年3月卒業予定の大学生モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)2,000人を対象に7月1日〜11日、インターネットで就職活動に関する意識調査を行いました。(回答数1,051人)
7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%と、先月調査(6月1日現在)から11.2ポイント伸び、前年同期(68.7%)に肉薄する数字となりました。(別紙図表1参照)
1.7月1日現在の学生モニター内定状況
7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%で、前年同期調査(68.7%)との差は3.5ポイントまで縮まりました。今年は東日本大震災の影響で、金融やメーカー、商社など主要企業の一部が、従来4月だった選考開始を5月や6月へとずらした結果、内定出しも例年になく遅いペースで進行しています。文系は今月調査で男女とも前年実績を上回りましたが、理系は前年を下回る状態が続いています。ただ、弊社が6月に行った企業調査では、大卒理系の採用見込みについて「増加」が「減少」を約9ポイント上回っていることを見ても、理系のニーズは高まっており、理系採用のコアとなるメーカーでの内定出しが遅れていると見るのが妥当のようです。
また内定学生のうち、就職先を決定し活動を終了したのは74.2%と7割を占め、今期の山場越えをうかがわせます。一方で、モニター全体の46.5%が活動を継続しており、長期化は避けられないといえそうです。
2.就職活動継続者の今後の見通し
内定を得ていない学生(モニター全体の34.8%)に、今後の就職活動の見通しについて聞きました。その結果、「内定に近い打診があり近々もらえる見通しだ」7.7%、「選考中の企業はあるが内定をもらえるかどうかはわからない」53.0%と、選考ベースにのっている学生は60.7%でした。震災対応などにより選考を続けている企業も多いと見られ、前年同期に比べ明るい見通しであることが分かります。(別紙図表2参照)
なお、内定保持者を含む活動継続者の持ち駒社数は平均2.9社。月を追うごとに減っているものの、前年(2.3社)を上回っており、戦線の長期化を裏付けているようです。(別紙図表3参照)
3.就職決定企業の属性
就職活動終了者(モニター全体の48.3%)に、就職決定企業について聞きました。従業員数1000人以上の大手企業の割合を見ると、「1000〜4999人」「5000人以上」の合計が66.7%となり前年(66.4%)とほぼ同率でした。今年3月の調査で「活動の中心としている企業規模」を聞いた際「中堅中小企業中心」との回答が例年より増え、大手志向の弱まりがうかがわれたものの、現時点で大きな変化は見られませんでした。上場企業の割合についても前年とほぼ同じでした。しかし、採用数の少ない中小企業などでは、大手企業の選考が一段落した後に採用活動を始めるケースもあり、今後は中小企業に決定する学生が増えていくものと見られます。(別紙図表4参照)
《『日経就職ナビ2012 学生モニター調査』(2011年7月)概要》
発 行: 株式会社ディスコ
対 象: 2012年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)
調査方法・期間: インターネット調査法、2011年7月1日〜7月11日
サンプリング: 株式会社ディスコ「日経就職ナビ2012 学生モニター」2,000人
回 答 数: 1,051人(文系男子369人、文系女子275人、理系男子299人、理系女子108人)
*日経就職ナビは、株式会社日経HRと株式会社ディスコが共同で管理・運営しています。
株式会社ディスコ
学生モニターの内定率、前年同期の数値に肉薄
〜『日経就職ナビ2012 学生モニター調査』(2011年7月)結果より〜
就職情報会社・株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、2012年3月卒業予定の大学生モニター(現大学4年生、理系は修士2年生を含む)2,000人を対象に7月1日〜11日、インターネットで就職活動に関する意識調査を行いました。(回答数1,051人)
7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%と、先月調査(6月1日現在)から11.2ポイント伸び、前年同期(68.7%)に肉薄する数字となりました。(別紙図表1参照)
1.7月1日現在の学生モニター内定状況
7月1日現在の学生モニターの内定率は65.2%で、前年同期調査(68.7%)との差は3.5ポイントまで縮まりました。今年は東日本大震災の影響で、金融やメーカー、商社など主要企業の一部が、従来4月だった選考開始を5月や6月へとずらした結果、内定出しも例年になく遅いペースで進行しています。文系は今月調査で男女とも前年実績を上回りましたが、理系は前年を下回る状態が続いています。ただ、弊社が6月に行った企業調査では、大卒理系の採用見込みについて「増加」が「減少」を約9ポイント上回っていることを見ても、理系のニーズは高まっており、理系採用のコアとなるメーカーでの内定出しが遅れていると見るのが妥当のようです。
また内定学生のうち、就職先を決定し活動を終了したのは74.2%と7割を占め、今期の山場越えをうかがわせます。一方で、モニター全体の46.5%が活動を継続しており、長期化は避けられないといえそうです。
2.就職活動継続者の今後の見通し
内定を得ていない学生(モニター全体の34.8%)に、今後の就職活動の見通しについて聞きました。その結果、「内定に近い打診があり近々もらえる見通しだ」7.7%、「選考中の企業はあるが内定をもらえるかどうかはわからない」53.0%と、選考ベースにのっている学生は60.7%でした。震災対応などにより選考を続けている企業も多いと見られ、前年同期に比べ明るい見通しであることが分かります。(別紙図表2参照)
なお、内定保持者を含む活動継続者の持ち駒社数は平均2.9社。月を追うごとに減っているものの、前年(2.3社)を上回っており、戦線の長期化を裏付けているようです。(別紙図表3参照)
3.就職決定企業の属性
就職活動終了者(モニター全体の48.3%)に、就職決定企業について聞きました。従業員数1000人以上の大手企業の割合を見ると、「1000〜4999人」「5000人以上」の合計が66.7%となり前年(66.4%)とほぼ同率でした。今年3月の調査で「活動の中心としている企業規模」を聞いた際「中堅中小企業中心」との回答が例年より増え、大手志向の弱まりがうかがわれたものの、現時点で大きな変化は見られませんでした。上場企業の割合についても前年とほぼ同じでした。しかし、採用数の少ない中小企業などでは、大手企業の選考が一段落した後に採用活動を始めるケースもあり、今後は中小企業に決定する学生が増えていくものと見られます。(別紙図表4参照)
《『日経就職ナビ2012 学生モニター調査』(2011年7月)概要》
発 行: 株式会社ディスコ
対 象: 2012年3月卒業予定の全国の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生を含む)
調査方法・期間: インターネット調査法、2011年7月1日〜7月11日
サンプリング: 株式会社ディスコ「日経就職ナビ2012 学生モニター」2,000人
回 答 数: 1,051人(文系男子369人、文系女子275人、理系男子299人、理系女子108人)
*日経就職ナビは、株式会社日経HRと株式会社ディスコが共同で管理・運営しています。