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「第17回 現代人の空気感調査」〜節電の夏を過ごして変わったもの、変わらなかったもの〜

2011年9月8日

ダイキン工業株式会社

          <ダイキン「第17回 現代人の空気感調査」>
   全国600名に聞きました「節電の夏を過ごして変わったもの、変わらなかったもの」
       全国的に高い節電意識が持続 試して実感、暑さ対策の多様化

ダイキン工業株式会社は、東北・東京電力管内エリア(以下、東北・関東エリア)とその他エリアの20 代〜70 代の男女600人を対象に「節電の夏を過ごして変わったもの、変わらなかったもの」をテーマに、9月3・4日の2日間にわたってアンケートを実施しました。

17回目となる今回は、今年5月に行った「今夏の節電と空気」に関する意識調査の追跡調査と位置づけています。5月時点では、電力不足に対する危機意識が高く、9割の人が「今夏は節電に意欲的に取り組みたい」と回答していました。震災を機に節電を意識した “節電ビギナー”が2割もいることがわかり、国民全体が高い節電意識を持って前向きに夏を迎えようとしている実態が明らかになりました。

しかし、従来以上に厳しい節電対策を実施し、不便さや不快感を感じた人々は、ひと夏を終えた今、節電に対してどう感じ、振り返っているのでしょうか。節電の夏を過ごして、人々の意識や行動がどのように変化したのかを調べました。

調査の企画段階では、「節電対策による厳しい夏を過ごした後では、節電意識がトーンダウンする可能性がある」と予想しましたが、実際は、今後の節電に対しても高い意識を持続していることが分かりました。
今夏の節電の経験は、国民全体が不便に感じつつも、節電を自分ごととして受け入れ、日々の生活のなかで様々な工夫を試しながら、その過程で様々な学びや気づきにつながったようです。特に、震災を機に節電を意識するようになった“節電ビギナー”は、節電術を生活に取り入れることで、電気のありがやみや自身の無駄遣いを実感し、節電への意識が大きく変化しています。

避暑対策としても、打ち水やすだれなど、昔ながらの知恵・工夫を凝らした結果、涼しさを実感できることを体感し、今後も電力に依存しない様々な避暑対策を試そうとする傾向が読み取れます。エアコンに関しても「改めてありがたみを感じた」と言う声がある一方で、「これまで過度に依存していた」という反省や「テレビの特集を見てもっと上手に使わなければと思った」など使い方の見直しに言及する意見も多く、今夏はこれまでの自分自身を振り返り、考えや行動を見直すきっかけになったといえそうです。


本調査の主な結果は以下の通りです。

1.「緊急対策」から「日常」に変わる節電意識 P.2

2.節電元年!全国で臨んだ節電の夏 〜 節電ビギナーほど大きく変化 〜 P.3-5
2-1)節電によってライフスタイルが変化したビギナー層
2-2)今夏をきっかけに多様化する夏の避暑対策
2-3)「まだまだできた」と謙虚に反省。節電スキルを追及するベテランと、自信を深めたビギナー

3.エアコンの節電対策 耐える派と見直す派 P.6-7
3-1)エアコンでの節電対策 できることはなんでもトライ!
3-2)エアコンの価値や捉え方が変化した夏
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