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H&Mが2010年のオーガニックコットン使用量で世界一に

2011年9月8日

H&M Hennes & Mauritz Japan KK

H&Mが2010年のオーガニックコットン使用量で世界一に

昨年世界で最も多くオーガニックコットンを使用したのはH&Mであることが、オーガニックコットンの世界的な栽培推進団体であるテキスタイル・エクスチェンジのレポート(「グローバル・サステイナブル・テキスタイルズ市場レポート」)によって発表されました。
2010年にH&Mが使用したオーガニックコットンは1万5000トンで、2009年以前に比べて大幅に増加しています。
H&MのCSRプロダクトマネジャーのHenrik Lampaは次のように語っています。「H&Mは2020年までに、持続可能なコットンに完全に切りかえることを目指しています」
H&Mは2004年から認証を受けたオーガニックコットンを導入し、2007年からは全部門(レディース、メンズ、キッズなど)において100%オーガニックコットンの製品を一部販売しています。またオーガニックコットンと従来のコットンを半々の割合で使用した製品もあります。オーガニックコットンを使用した製品にはすべて、それを示すタグが付いています。
 「H&Mはオーガニックコットンの使用拡大を通じて、リーダーシップを発揮し、先端的な時代意識を表明しています。2010年には、H&Mはオーガニックコットンの消費量で世界一になりました。H&Mの楽しくスタイリッシュなエコ・コレクションは、顧客の共感を呼ぶだけでなく、ファッションの持続可能性をさらに高めるという長期的な目標に一歩近づくものでもあります」と語るのは、テキスタイル・エクスチェンジのマネージングディレクターであるLaRhea Pepperです。
H&Mはオーガニックコットンの導入を進めるだけでなく、従来のコットンの栽培状況も改善して、すべてのコットンの持続可能性を高めようとしています。H&Mはベター・コットン・イニシアティブ(BCI)に2004年の発足当初から関わっており、BCIの評議会にも加わっています。BCIは、水や化学物質の使用量が少なくてすむコットンをより多く栽培する方法を開発・促進する長期的活動に取り組んでいます。なお、BCI自体はラベル制度を持っておらず、フェアトレードやオーガニックコットン栽培を直接行なっていません。
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