経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア(R)錠」インスリン製剤との併用療法に関する効能追加の承認取得
[11/09/16]
提供元:共同通信PRワイヤー
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2011年9月16日
MSD株式会社
MSD株式会社 経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア(R)錠」
インスリン製剤との併用療法に関する効能追加の承認取得
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は、本日、経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア(R)錠(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物、以下ジャヌビア(R))」のインスリン製剤との併用療法に関する効能追加承認を取得いたしました。今回の効能追加は、DPP-4阻害剤では初となります。
インスリン製剤は、1型糖尿病のみならず2型糖尿病の患者さんにも広く使用されています。今回の追加承認取得により、ジャヌビア(R)は2型糖尿病の単剤療法、併用療法において、治療早期から患者さんの病態に応じた幅広い治療オプションを提供することが可能となりました。
承認取得によるジャヌビア(R)の効能・効果は以下の通りです:
2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る
(1)食事療法・運動療法のみ
(2)食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用
(3)食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
(4)食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
(5)食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
(6)食事療法・運動療法に加えてインスリン製剤を使用(追加の効能・効果)
わが国の糖尿病患者数は増加の一途をたどっています※。MSDは、現在DPP-4阻害剤の中で最も幅広い併用効能を持つジャヌビア(R)が、今後の日本における糖尿病治療にさらに貢献できるよう努力して参ります。
※平成19年 厚生労働省 国民健康・栄養調査より
MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、 www.msd.co.jp をご参照ください。
【参考資料】
■ DPP-4阻害剤「ジャヌビア(R)」について
ジャヌビア(R)は、日本で初めての選択的DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)阻害剤です。国内では10年ぶりの新しい作用機序を持つ経口2型糖尿病治療薬として2009年12月に発売されました。
ジャヌビア(R)は、食後に分泌される消化管ホルモンであるインクレチンの分解酵素であるDPP-4を選択的に阻害する薬剤です。インクレチンは、血糖依存的に膵臓からのインスリンの分泌を上昇させ、また、グルカゴンの分泌を低下させることで血糖値をコントロールします。ジャヌビア(R)はDPP-4を選択的に阻害することにより、活性型インクレチン濃度を上昇させ、血糖依存的に血糖低下作用を示します。
ジャヌビア(R)は、海外ではすでに世界98カ国以上で承認され、これまでに2,000万人以上の患者さんに処方されています。
ジャヌビア(R)の主な特徴:
●選択的にDPP-4を阻害し、活性型インクレチンを増加させ、血糖依存的に血糖低下作用を発揮します。
●1日1回投与で食事の影響を受けませんので、いつでも服用可能です。
●国内の臨床試験で報告された副作用は1,581例中181例(11.4%)であり、主なものは低血糖症63例(4. 0%)、便秘17 例(1. 1%)、空腹9 例(0.6%)、腹部膨満8例(0.5%)等でした。
用法・用量
通常、成人にはシタグリプチンとして50mgを1日1回経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら、100mg1日1回まで増量することができる。
MSD株式会社
MSD株式会社 経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア(R)錠」
インスリン製剤との併用療法に関する効能追加の承認取得
MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は、本日、経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア(R)錠(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物、以下ジャヌビア(R))」のインスリン製剤との併用療法に関する効能追加承認を取得いたしました。今回の効能追加は、DPP-4阻害剤では初となります。
インスリン製剤は、1型糖尿病のみならず2型糖尿病の患者さんにも広く使用されています。今回の追加承認取得により、ジャヌビア(R)は2型糖尿病の単剤療法、併用療法において、治療早期から患者さんの病態に応じた幅広い治療オプションを提供することが可能となりました。
承認取得によるジャヌビア(R)の効能・効果は以下の通りです:
2型糖尿病
ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る
(1)食事療法・運動療法のみ
(2)食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用
(3)食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用
(4)食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用
(5)食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用
(6)食事療法・運動療法に加えてインスリン製剤を使用(追加の効能・効果)
わが国の糖尿病患者数は増加の一途をたどっています※。MSDは、現在DPP-4阻害剤の中で最も幅広い併用効能を持つジャヌビア(R)が、今後の日本における糖尿病治療にさらに貢献できるよう努力して参ります。
※平成19年 厚生労働省 国民健康・栄養調査より
MSDについて
MSDは、すこやかな世界の実現を目指して努力を続けるグローバルヘルスケアリーダーです。医療用医薬品、ワクチン、生物学的療法および一般向けならびにアニマルヘルスケア製品の提供を通じてお客様と協力し、世界140カ国以上で事業を展開して革新的なヘルスケア・ソリューションを提供しています。さらに、さまざまなプログラムやパートナーシップを通じて医薬品を必要とする人々への製品寄付や供給を行い、医薬品へのアクセスを推進する活動に積極的に取り組んでいます。MSDの詳細については、 www.msd.co.jp をご参照ください。
【参考資料】
■ DPP-4阻害剤「ジャヌビア(R)」について
ジャヌビア(R)は、日本で初めての選択的DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)阻害剤です。国内では10年ぶりの新しい作用機序を持つ経口2型糖尿病治療薬として2009年12月に発売されました。
ジャヌビア(R)は、食後に分泌される消化管ホルモンであるインクレチンの分解酵素であるDPP-4を選択的に阻害する薬剤です。インクレチンは、血糖依存的に膵臓からのインスリンの分泌を上昇させ、また、グルカゴンの分泌を低下させることで血糖値をコントロールします。ジャヌビア(R)はDPP-4を選択的に阻害することにより、活性型インクレチン濃度を上昇させ、血糖依存的に血糖低下作用を示します。
ジャヌビア(R)は、海外ではすでに世界98カ国以上で承認され、これまでに2,000万人以上の患者さんに処方されています。
ジャヌビア(R)の主な特徴:
●選択的にDPP-4を阻害し、活性型インクレチンを増加させ、血糖依存的に血糖低下作用を発揮します。
●1日1回投与で食事の影響を受けませんので、いつでも服用可能です。
●国内の臨床試験で報告された副作用は1,581例中181例(11.4%)であり、主なものは低血糖症63例(4. 0%)、便秘17 例(1. 1%)、空腹9 例(0.6%)、腹部膨満8例(0.5%)等でした。
用法・用量
通常、成人にはシタグリプチンとして50mgを1日1回経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら、100mg1日1回まで増量することができる。