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福島県相馬市・被災者の健康診断を実施

2011年9月20日

ノバルティスホールディングジャパン株式会社

福島県相馬市の東日本大震災被災者の健康診断を支援

ノバルティスホールディングジャパン株式会社(代表取締役社長:三谷宏幸、以下ノバルティスホールディング)は、福島県相馬市(市長:立谷秀清)が実施する東日本大震災で被災し、市内の仮設住宅や県の借上げ住宅等に入居している全ての人を対象とした健康診断を支援します。
長引く仮設住宅等での避難生活による生活習慣病の悪化や、ストレスや将来への不安から心の病を発症させてしまう恐れがあり、被災者の心身の健康が危惧されています。そのような中、相馬市では市内の仮設住宅や借上げ住宅等の居住者4,779名(2011年9月16日現在)の健康診断を実施すべく検討を重ねていましたが、多額の費用を要し、かつ国・県の補助金を活用することが困難であることから民間企業等に支援を呼びかけました。ノバルティスホールディングはこの趣旨に賛同して相馬市に2,100万円の寄付を決定し、健康診断初日にあたる9月19日、相馬市役所にて寄付金の目録贈呈を行いました。本支援は、被災者の健康を守るため速やかに健康診断を実施する必要があった相馬市と、人々のいのちと健康に貢献することを理念とし、継続的な被災地支援を検討していたノバルティスホールディングの考えが一致したことにより実現しました。なお、第1日目の9月19日には、250名の被災者の方が健康診断を受けました。
相馬市 立谷秀清市長は次のように述べています。「慣れない仮設住宅での生活の中で、被災した方々は懸命に頑張っています。健康状態をチェックして必要な対策を講ずる意義を理解し御支援いただけることに感謝したいと思います」
ノバルティスホールディングジャパン株式会社 代表取締役社長 三谷宏幸は次のように述べています。「今回の支援は、全世界のノバルティス社員の寄付に会社が同額を拠出するマッチングギフトプログラムから行われました。ヘルスケア企業として被災された方々の健康維持に貢献できることを大変うれしく思います」
健康診断は、9月19日から25日まで、仮設住宅の集会所など3カ所を巡回して行われ、被災者の健康状態を把握するとともに、今後の健康維持活動のために役立てられます。


      寄付金目録贈呈式 (9月19日 相馬市役所)

       (左) 相馬市 立谷秀清市長
     (右) ノバルティスホールディングジャパン株式会社 代表取締役社長 三谷宏幸



健康診断を受ける被災者の皆さん(9月19日 沖ノ内訪問看護ステーション)



ノバルティスについて
ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。革新的な新薬、アイケア(眼科用医療機器、コンタクトレンズなど)、高品質かつ安価なジェネリック医薬品、コンシューマーヘルス製品(OTC医薬品、動物用医薬品)、予防のためのワクチン・診断関連事業など、幅広い分野の製品を提供しています。ノバルティス グループ全体の2010年の売上高は506億米ドル、研究開発費は91億米ドル(減損・償却費用を除くと81億米ドル)でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約121,000人の社員を擁しており、世界140カ国以上で製品が販売されています。詳細はインターネットをご覧下さい。

                                          以上
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