ピロキサスルホン剤の開発、販売について
[11/09/29]
提供元:共同通信PRワイヤー
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平成23年9月29日
クミアイ化学工業株式会社
ピロキサスルホン剤の開発、販売について
クミアイ化学工業株式会社(代表取締役社長:石原英助)は、新規除草剤「ピロキサスルホン/pyroxasulfone(コード名:KIH-485)」原体をオーストラリア、米国で近々上市を予定しており、オーストラリアに向け初出荷を行いました。
ピロキサスルホンは、弊社とイハラケミカル工業株式会社が共同で発見、合成した独自骨格のイソキサゾリン系化合物で、既存除草剤にはないユニークな作用機構を持つ畑作用除草剤で、特許およびその周辺を固め、当社が独占的に開発を行っているオンリーワン製品です。本剤は世界の主要農作物であるトウモロコシ、大豆、麦類等に適用を持ち、世界の穀物市場約6億haを対象とする超大型の土壌処理除草剤です。本剤は、トウモロコシ、大豆では200g/ha前後、麦類には100g/ha程度と市販競合剤に比べ、約1/10の低薬量で、主要なイネ科雑草から広葉雑草まで広範囲な雑草種に卓越した防除効果を示し、長期間雑草の発生を抑えます。更に、近年世界的に問題となっている除草剤抵抗性雑草に対しても有効であり、農作物の安定生産に欠かせない新たな基幹剤となることが期待されております。
2009年4月に米国、オーストラリアにて農薬登録の申請を行い、現在、人畜及び環境に対する安全性の最終審査を受けており、年内には農薬登録が認可される見込みです。米国ではビーエーエスエフ社(取扱剤:ピロキサスルホン単剤)、ベーラント社(フルミオキサジンとの混合剤)、エフエムシー社(フルチアセットメチルとの混合剤)、オーストラリアではバイエル社を販売提携先として、2012年作付けシーズンでの上市を予定しております。本格販売3年目には両国合計で60億円の販売を計画しております。
さらに、本剤は南米諸国、南アフリカ、アジア諸国等でも開発を進めており、各国主要地域で適用性が認められています。引続き開発を進め、将来的には世界市場で300億円以上の販売を目指しており、当社の成長戦略の柱となる基幹製品として育てて参ります。
当社は、今後も自社開発剤の積極的な海外展開を図り、海外農薬事業の更なる強化・拡大を進めて参ります。
クミアイ化学工業株式会社
ピロキサスルホン剤の開発、販売について
クミアイ化学工業株式会社(代表取締役社長:石原英助)は、新規除草剤「ピロキサスルホン/pyroxasulfone(コード名:KIH-485)」原体をオーストラリア、米国で近々上市を予定しており、オーストラリアに向け初出荷を行いました。
ピロキサスルホンは、弊社とイハラケミカル工業株式会社が共同で発見、合成した独自骨格のイソキサゾリン系化合物で、既存除草剤にはないユニークな作用機構を持つ畑作用除草剤で、特許およびその周辺を固め、当社が独占的に開発を行っているオンリーワン製品です。本剤は世界の主要農作物であるトウモロコシ、大豆、麦類等に適用を持ち、世界の穀物市場約6億haを対象とする超大型の土壌処理除草剤です。本剤は、トウモロコシ、大豆では200g/ha前後、麦類には100g/ha程度と市販競合剤に比べ、約1/10の低薬量で、主要なイネ科雑草から広葉雑草まで広範囲な雑草種に卓越した防除効果を示し、長期間雑草の発生を抑えます。更に、近年世界的に問題となっている除草剤抵抗性雑草に対しても有効であり、農作物の安定生産に欠かせない新たな基幹剤となることが期待されております。
2009年4月に米国、オーストラリアにて農薬登録の申請を行い、現在、人畜及び環境に対する安全性の最終審査を受けており、年内には農薬登録が認可される見込みです。米国ではビーエーエスエフ社(取扱剤:ピロキサスルホン単剤)、ベーラント社(フルミオキサジンとの混合剤)、エフエムシー社(フルチアセットメチルとの混合剤)、オーストラリアではバイエル社を販売提携先として、2012年作付けシーズンでの上市を予定しております。本格販売3年目には両国合計で60億円の販売を計画しております。
さらに、本剤は南米諸国、南アフリカ、アジア諸国等でも開発を進めており、各国主要地域で適用性が認められています。引続き開発を進め、将来的には世界市場で300億円以上の販売を目指しており、当社の成長戦略の柱となる基幹製品として育てて参ります。
当社は、今後も自社開発剤の積極的な海外展開を図り、海外農薬事業の更なる強化・拡大を進めて参ります。